大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

  • 西村眞悟 Facebook
  • 西村眞悟 twitter
  • 西村眞悟 RSS
西村眞悟の時事通信
  • HOME
  • 西村眞悟の時事通信

これは拉致問題の解決ではない

平成14年9月17日(火)

 生存四人、他は死亡という発表を受けて

一、処罰要求や制裁措置への言及が全く無く、北朝鮮と外務省のシナリオどおりに、国交交渉再開となった。

二、このままの国交交渉再開は、金正日が認めた日本人を拉致して多数死亡せしめるという残酷な構造をもつ同国の独裁政権を温存させるための交渉となる。

三、人民を苦しめる独裁政権の独裁者と親しく国交交渉する者は、その人民から恨まれ、真の友好にはならない。

四、総理と金正日は、形は握手だけでも、実は公衆監視の中で抱き合ったのと同じである。

五、独裁者と抱き合った政治家の末路は、多くの歴史の示すところである。

 以上、日朝交渉の結果を受けた記者会見の席において、私が記者に発表した所感である。

 官房長官は、拉致の十一人のリスト以外にも拉致された日本人がいることを家族の前で認めた。

 私は、明日、総理大臣が家族に会い、会談結果を直接説明することを政府に要求した。

 肉親の死を、二十数年後に一方的に聞かされた家族の方々は、威厳を失わず誠に立派であった。
 五体裂けるような悲しさのなかで、横田めぐみさんのお母さんは、群がる記者に向かって、
「めぐみのことをいつも思ってくれてありがとう」と締めくくったのである。

 すべての人々が拉致された悲しい魂のために、天に向かって手を合わせ祈ってくれることを望む。
「あなた方は、私が飢えているときに食をくれ、渇いているときに水をくれ、獄にいるときに慰めてくれた。・・・この世で、もっとも小さき者にしたことは、即ち私にしたことである」(聖書)

新着記事

  • 令和4年7月4日(月)
    冒頭にドイツの法哲学者イエリング(一八一八~一八八二年)の次の警告を記しておく(同人著「権利のための闘争」より)。「隣国によって一平方マイルの領土を奪われながら、膺懲の挙にでない国は、その他の領土をも…
  • 令和4年6月3日(金)
    十六世紀後半、イギリスはスペインとの海戦に明け暮れていた。その時、エリザベス一世が君臨するイギリスの海賊にして海軍提督のフランシス・ドレイク(キャプテン・ドレイク)は、イギリスの防衛ラインを、イギリス…
  • 令和4年6月1日(水)
    ロシア・ウクライナ戦争は、本年二月二十四日に始まり、既に三ヶ月以上続いている。当初アメリカの軍事筋は、ウクライナの首都キーウは、ロシア軍の侵攻開始から三日で陥落すると伝えていた。おそらく、この予想に基…
  • 令和4年4月25日(月)
    まず冒頭に、現在(令和四年四月)進行中のロシア軍のウクライナに侵攻で始まった戦争が、我らに与えている教訓について記しておきたい。ウクライナはソビエト崩壊後には世界第三位の核兵器備蓄国であり現在中共が動…
  • 令和4年4月25日(月)
    我が国がもつ神武創業の際に掲げた「八紘為宇」の志が、開国・明治維新を経て、如何にしてアジアに、さらに欧州諸民族に広がったのか、その軌跡を、その地域で仕事をした情報将校の視点から概観したい。我が国の陸軍…

アーカイブ