大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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彼はムクドリかヒヨドリになった

平成22年6月2日(水)

 今朝十時から、鳩山辞任表明。幸いにも、彼の全発言をライブで観ることはなかった。それでも次の場面は観れた。
 それは鳩山氏が、韓国のホテルでムクドリかヒヨドリを見て、自分の家の庭でみるムクドリかヒヨドリを思い出して、巣に帰ろう、僕も家に帰ろう、総理を辞めよう、と思ったというところ。
 これを見たとき、ああやっぱりなー、と思った。
 彼は既に、総理として生きてはいなかったのだ。
 辞任表明の前日にひょっこり現れたあの男は一体誰だったのか、一体何をしに来たのかと、口蹄疫病に苦闘する宮崎の人々が怒り嘆いているだろう。

 彼が韓国にいたのは、先日の済州島での日中韓三カ国の会議に出席するためだった。その会議は、我が国にとって如何なる機会であったか。総理として何を言うべき機会であったか。
 その三カ国会議は、第一に北朝鮮による韓国哨戒艦撃沈を受けて対北朝鮮対策を協議する緊張したものであること、
第二に今年の東シナ海における中国海軍の傍若無人の演習と中国海軍艦艇の我が国海上自衛隊護衛艦と海上保安庁調査船に対する危険な威圧行動に関して中国に厳重是正を求める場であること、第三に我が国が韓国に無条件支援を約束する前に、韓国が我が国の支援を欲するなら、韓国は我が国領土である竹島の武力占拠を解くべしと韓国に要求する場でもあったこと、等を考えれば、
 日本の首相が、その会場のホテルの庭で、ムクドリかヒヨドリを見て家を思い出し、首相退任を思うような場では決してないはずだ。
 この会談に主席するために夫婦で手を繋いで飛行機のタラップを降りた鳩山氏は、その時もはや総理大臣ではなく、センチメンタル・ジャーニー途中のあの妻の夫に過ぎなかったのだ。
 従って、当然、日本の首相として言うべきことは言っていない。

 さらに振り返れば、先の全国知事会で石原慎太郎東京都知事からの質問に対して、鳩山氏は、まるで尖閣諸島を日本固有の領土と思っていないような返答をしていたと聞く。
 鳩山氏は、「この尖閣問題は、日中両国で話し合って解決すべき問題です」、というような返答をしたらしい。馬鹿馬鹿しくて石原さんは途中退席したらしい。
 思うに、彼はこの時既に総理ではなかったのではないか。
 では、何時から、彼の意識は総理大臣という立場を離れたのか。
 それは分からない。しかし、彼の瞬きしない目に多くの人が異常を感じた時に、意識は飛び始めていたのではないか。

 ともあれ、彼の目つきは、昨夜(六月一日)から生気を取り戻しつつあった。
 従って、本日の辞任表明を彼個人のために喜び、
 我が国のために嘆く。何故このような人物が我が国の総理だったのかと。
 何しろ、我が国はもはや総理の意識をもたない者を総理として遇し、総理として国際会議に送り出していたのだ。
 彼は、日本国総理として、夫婦そろって海外に出歩き、二酸化炭素二十五%削減を約束し、中国共産党の国と東アジア共同体で一緒になると約束し、普天間基地を沖縄から県外、国外に移転させようとした。

 鳩山氏は、辞任を決意した理由に、社民党の連立離脱をあげているが、此の期に及んでもまだ分かっていないのかと慨嘆する。 彼は、総理として勉強し、我が国周辺の情況に鑑み沖縄におけるアメリカ海兵隊の抑止力が我が国にとって必要だと分かったと言ったではないか。
 それが未だ分からないのが社民党なのである。従って、これの政府からの離脱はむしろすっきりしたことと喜ばねばならない。 これが分からないと言うことは、鳩山氏は、未だ国家の立場から何も考えず、個人と党利の立場で進退を決めたことを示している。

 さて、総理という国家の最高のリーダーになれば、それ以前の持論または云っていたことなども改めねばならないことがある。
 そこで思い出す御仁がいる。社会党委員長の村山富市氏だ。
彼が、自衛隊は違憲であるという社会党の持論である空論を、総理大臣になってから八ヶ月間堅持して、その間防衛庁を廃庁して防衛費は削除するは自衛隊の基地をテーマパークに払い下げしておればどうなったか。
 幸い、村山氏は、総理になれば自衛隊違憲の持論をあっさり棄てた。
 他方、この度の鳩山氏だが、彼は総理になっても沖縄の普天間基地の海外移転、県外移転という非現実的な持論を八ヶ月間堅持して、その間日米関係をぐちゃぐちゃにした。
 今は、武士の情けだ、村山氏と鳩山氏、どちらが最低か云うのを控える。

 ともあれ、次の総理として出てくるのも、左翼組合、左翼組織、在日外国人団体、外国人業界および外国の党の支持のもとに、我が国の「総理をする」のだ。あの集団は、今やそういう構造になっとる。
 従って、日本政治のどん底がくる。
 このことを国民が心底から分かる。直に目で見て耳で聞く。ああ、こんどの選挙では、ばらまきやマスコミの煽りに乗せられることなく投票しようと。
 この日が、明日来ても対処できるように、真の保守がまとまり、日本国家再興のための受け皿を創らねばならない。
 この六月は、日本の将来にとって大切な月となる。ゆめゆめ、「新総理に聞く」式のご祝儀報道に流されてはならない。

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