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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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嘘と大陸

平成22年4月1日(木)

 本日は、嘘を言ってもいい日、つまりエイプリル・フールだ。そこで、早朝、嘘について思いをめぐらしていると、またしても課題が広大になってしまった。

 二十世紀の初期の頃か、欧州で次のように言われていたという。「ロシア人は、条約は破るためにあると思っており、支那人は、そもそも条約は守るものだとは思っていない」
 また、長年サラ金会社で仕事をしていた経験のある私の友人が、次のように言った。「サラ金業が企業として成り立つのは日本だけだ」
 なるほど。日本人は例外なく、金を借りるときには、期限に返さねばならないと思って金を借りる。つまり、日本人は、借りる際の「返します」という約束は守らねばならないと思っている。友人は、この精神的前提がないところでは、サラ金は成り立たない、従って、日本の西の海の向こうにある国々では「サラ金業」は成り立たないというのである。
 しかし、中国人密航者は蛇頭つまり中国マフィアに金を借りて日本に密航してくるのだから、中国にも金貸し業はあるのではないかというと、それは、金を返さなければ家族が殺されるから返すのであって、サラ金業が企業として成り立つ「借りた金は返さねばならない」という精神的前提とは全く違うという説明が返ってきた。
 そこで、今の我が国の政府を率いるのは、友愛と東アジア共同体構想に酔う鳩山という特殊な気質の御仁である。特殊な気質とは、気持ち悪い気質、さらにはっきり言えば馬鹿と同じ意味である。
 従って、本日は、嘘に関する意識の違いから、彼の言う友愛や共同体の構想が東アジアで可能かどうか検証してみたい。

 中国当局は、数日前に、二年前の毒餃子事件の犯人を拘束したと発表した。そして、その犯人の自白を公表した。犯人は二年前に、毒(農薬)を餃子に注入した注射器を下水道に棄てていたが、この度それを発見し検査したところ、その毒(農薬)を検出した、と中国当局は言う。しかし、その農薬は水に溶ける。二年間も下水に漬かっていた微量の農薬を検出できるものか、極めて疑問である。はっきり言うと、嘘ではないか。
 この毒餃子事件は、日本国民に対する深刻な食品テロである。従って、我が国政府は、鳩山氏が所信で表明したように「命をまもりたい、命をまもりたい」のなら、直ちに現実に毒餃子事件解明の捜査に当たった捜査員を中国に派遣して、「自白と物(ブツ)」の信憑性を確認すべきである。しかし、我が国政府に、その打てば響くような迅速な動きはない。
 つまり、鳩山内閣は、「命をまもりたい」のではなく、中国当局の発表を「信じたい」のだ。
 
 ここにおいて、私は、第一回の小泉訪朝を思い起こす。
 平成十四年九月十七日、小泉総理は、平壌で金正日に、
「日本人拉致の犯人は自分の部下であること、日本人被害者は十三名で、そのうち八人は既に死亡し、五名は今平壌にいる」と告げられた。
 被害者五名が平壌にいることは事実であったが、被害者総数が十三名であることも、八名が既に死んでいることも全て嘘であった。
 しかし、小泉総理は、この嘘を信じることにした。そして、拉致問題を「解決済み」として、日朝国交樹立に進もうとした。
 それ故、小泉内閣の官房長官と外務副大臣は、金正日が日本側に示した被害者の死亡年月日を故意に隠したうえで、被害者家族に、「残念ながら既に死亡されております」と宣告して家族に死亡を信じさせようとしたのだ。
 この度の中国当局の毒餃子事件犯人逮捕の発表に関しても、鳩山総理は、「信じたい」のではないか。そして、中国当局の努力と誠意によって、日中の懸案が解決したということで「日中共同体」に進みたいのではないだろうか。
 そうではないというなら、ことは食品テロで国民の命が懸かっているのであるから、直ちに現場の捜査官を中国に送り込む旨、中国当局に伝達すべきである。
 仮に中国がそれを拒むならば、金正日と同じだ。中国の発表は嘘である。
 なお、北朝鮮はその後、横田めぐみさんの遺骨と称して人骨を引き渡したが、この骨は別人の骨であった。北朝鮮は嘘に嘘を重ねてきている。

 さらに、嘘に関して続ける。
 そもそも中国共産党の近代史の説明は、全て嘘ではないか。
 中国共産党は、コミンテルンの指令通りに「戦争から、内戦へ、内戦から革命へ」の道を進んだ。
 では、この道の実相は何か。それは、自国人民の大量殺戮である。内戦であるから、外国の軍人を攻撃するのではない。攻撃対象は同じ中国人民である。
 中国共産党は中国人民を大量殺戮して政権を獲得した。それからも、粛正、大躍進、文化大革命、天安門事件と人民の殺戮と弾圧を続けて政権を維持している。
 この道を歩んだ中国共産党にとっての政権を維持するための嘘が、「日本軍国主義から中国人民を救ったのが中国共産党だ」という物語である。
 上海万博の開会前に拡大されて新装開店した南京屠殺記念館の日本軍による三十万人の虐殺をはじめとする各地の抗日記念館は、中国共産党の権力維持のための神話の装置つまり嘘の展示である。

 この「戦争と内戦戦略」の始まりを告げたのが、中国各地の軍閥に対する北伐軍の進撃と南京事件(1927年)である。そして、この南京事件は、南京に入った北伐軍が、組織的に日本、アメリカ、イギリス、イタリア、フランスなどの領事館と国民を襲撃して殺傷した事件であり、コミンテルン指令によって外国列強と北伐軍の衝突を仕掛けたものである。
 これに関する中国共産党の説明は、前にも紹介したが次の通りである。
「帝国主義は中国での反動支配を守るため革命を破壊しようとした。三月二十四日北伐軍は南京を占領した。その日の夜、イギリス、アメリカ、日本などの帝国主義は狂ったように南京城を砲撃し中国軍民二千名余りを死傷させた」
 「狂ったように攻撃した」のは、コミンテルンの指令で動いている北伐軍と中国共産党である。
 これが中国解放の神話(嘘)の始まりで、以後、共産党は今日に至るまでこの神話(嘘)を維持している。そうしなければ独裁権力を維持できないからである。

 さらに、嘘の日にちなんでもう少し歴史を遡りたい。
一八九六年、日清戦争終結の翌年、露西亜と清国(李鴻章)は露清密約を結んだ。
 これは、日本との戦争に際しては露西亜と清国は相互協力をする、露西亜に満州の鉄道施設権を与える、露西亜はその鉄道を軍用として自由に使用できる、という内容である。そして、莫大な金が露西亜から清国つまり李鴻章に動いた。
 つまり、清国の李鴻章は満州を露西亜に売ったのである。この露清密約を日本は、一九二一年のワシントン条約に至まで知らなかった。
 しかし、この密約に基づいて露西亜は満州を占拠して居座り、日露戦争が不可避となる。そして日本は日露戦争によって十六万余の日本軍将兵の血を流して満州から露西亜を追い出して、清国が満州を既に露西亜に売却しているとも知らずに、満州を清国に渡してやったのである。
 清国は、露清密約で満州を売却したことを日本に隠したまま満州を回復する。莫大な満州売却代金を受け取った李鴻章の子孫は、名前を変えてアメリカで富豪生活をしているらしい。
 何というずるさか、何というしたたかさか。これが今も変わらない支那人だ。

 本年は、日韓併合百年にあたる。
 その引き金を引いたのが、日韓併合に消極的だった伊藤博文の暗殺である。その犯人は、朝鮮人の安重根と言われている。
 一九〇九年十月二十六日、ハルピン駅頭で確かに安重根は膝をついてブローニングのピストルで伊藤博文を撃った。
 しかし、伊藤の体内から発見された二発の銃弾は、ブローニングのピストルのものではなく、フランス騎兵銃のものであった。それも伊藤の体の上から下に抜けたものであった。跪いて発射したのなら弾は伊藤の体の下から上に抜けねばならない。
 果たして、伊藤は誰に殺されたのか。

 次に、一九二八年六月四日の張作霖爆殺事件。日本で言う満州某重大事件。これは、関東軍の河本大作大佐が仕組んだものとされている。しかし、「マオ 誰も知らない毛沢東」という本によれば、張作霖はスターリンの命令によってソビエト工作員によって殺されたことになる。
 この犯人とされた河本大作大佐は戦犯となり、一九五五年に、中国の収容所で獄死している。

 なお、この時の総理大臣は田中義一であるが、後年、この田中義一が、中国征服を構想した「田中上奏文」なるものが中国当局から発表され、東京裁判に日本の中国侵略意図の証拠として提出されそうになったが、その時既に死亡していた山県有朋が上奏文に登場していたりしたので「偽書」つまり「嘘」であることが発覚した。

 以上、謀略渦巻く大陸から出てくるものは、何が真実か分からない。特に、共産主義者が登場して権力を握ってからは、嘘が多いのである。というより、一度嘘をつくと嘘をつき続けなければ維持できないのが独裁権力の宿命だろう。
 エイプリル・フールとは、この日だけは嘘をついていいという日であろう。ということは、他の日は嘘をついてはいけないと言う前提がある。そして、この前提は、この日を伝える欧米にはある。そして日本にも確かにある。しかし、日本の西の方にはない。
 従って、たぶん、支那にエイプリル・フールという日はないのではないか。
 そして、最後に一言、鳩山総理が、お母さんから総額十数億円をもらっていたのを知らなかった、というような発言は、本日、エイプリル・フールを選んでするべきものである。

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