大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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軍事を忘れて国家の存続なし

平成22年3月3日(水)

 既に、三月三日。梅が咲きはじめたと思っていたら、既に満開を越え、桜の蕾がふくらんでいる。

 我が国の内、国内政治の惨状を見ながら、常に我が国の外、最前線のことを考えている。
 国民教育者の友であり師である森信三先生は、
一眼は常に脚下の現実を見つめ、他の一眼で人類の歴史を見つめるべし、と言われた。

 では、我が国の最前線とは何処か。
それは、海だ。決して陸、つまり海岸線ではない。そして、さらに突き詰めれば、我が国の最前線は、海の上の何処かではなく、大陸側の「敵基地」周辺だとなる。
 これは、当たり前だろう。スズメバチの攻撃から身を守ろうとすれば、結局その巣を包囲殲滅することになる。
 決して蜂がその巣から飛び立ってからの各攻撃現場での対処が全てではない。
 ましてをや、蜂が家の中に入ってきてからしか対処してはならないのでは、一匹の蜂のために家の衣食住の機能が無くなる。
 そこで、我が国の専守防衛という防衛方針であるが、これはまさに蜂が家に入ってこなければ我が国は安全だという前提で、家に入ってくるまでは蜂に対処してはならないというものである。
 ある市民が、市役所に電話をかけて、家の外の街路樹にスズメバチが巣を作って安心して道を歩けない、何とかして欲しいと訴えた。如何に人手不足の市役所職員でも、蜂が家の中に入り込むまで何もできないのです、とは答えない。しかし、我が国の政府はそう答える。それが、政府の専守防衛という方針である。

 この度の防衛予算も、四兆円程度である。周辺の情況を観る目をもっているならば、政府部内から児童手当の財源を防衛予算に投入するべきであるという声が一つでも聞こえてくるかと思っていたが、何も無かった。
 鳩山内閣は、鳩ではなくダチョウだ。ダチョウは、頭を隠せば安全だと思い込む鳥らしい。
 政治の転換とは、この鳩=ダチョウ路線からの転換である。
そして、その転換の動きは、現政府与党にはなく国民のなかで大きく始まっている。
 私の出席した集会だけでも以下の通り。
 二月二十三日の和泉、泉大津、高石の商工会議所青年部の公開例会は、「日本の近現代史を見つめ直す」という課題のもとで、戦艦大和の最後の生き残りの語り部である八杉康夫さんの話を聴いた。私も出席して話をさせていただいた。
 二月二十七日には、大阪大手前の国民会館で、対ロシア、朝鮮、支那戦略に関して二時間、話をさせていただいた。
 二月二十八日昼には、岡山県閑谷学校で、弁護士の畏友、南出喜久治氏と吉野吉水神社宮司の佐藤一彦氏の主催する現憲法の無効を訴える集会に平沼赳夫先生、八尾の三宅博氏とともに出席させていただいた。
 そして、同日夜、東京の文京区で、西村塾主催の中條高徳先生の話を聴く会があった。中條先生は、陸軍士官学校六十期生の元帝国陸軍少尉で、「おじいちゃん、戦争のことを教えて」という著者がありアサヒビールの顧問をされている。
 これらの集会に流れる共通した主題は、「歴史の回復による国家再興」である。

 戦艦大和の最後の現場状況報告は、生き残りの士官と兵の双方から聞けた。士官からの報告は、吉田満氏の著書である「戦艦大和の最後」から、兵からの報告は、二月二十三日の八杉さんの話からである。
 彼らは、戦艦大和乗組員三〇〇九名中の生存者二百七十六名のなかの二人である。
 重油の海で八杉さんらを「生きろ」と励まして泳がせて部下が駆逐艦に引き上げられるのを確認した髭の海軍中佐(名前を聞き取れなかった)は、くるりと反転して大和の沈没海域に再び泳いでいったという。
 また、吉田満さんの「戦艦大和の最後」の末文は生還直後の初出テキストでは
「乗員三千余名を数え、還れるもの僅か二百数十名、至烈の闘魂、至高の練度、天下に恥じざる最後なり」となっていた。
 しかし戦後の時を経た最終稿では、
「大和轟沈して巨体四裂す、水深四百三十米、今なお埋没する三千の骸、彼ら終焉の胸中果たして如何に」となる。
 戦を現実に体験した人にも時間の経過とともに、「恥じざる最後なり」から「胸中果たして如何」までの変化が起こる。これが時の経過というものだ。
 その上で、後世の者の責務は、まさに経過した時と歴史を回復することではないか。この間には、占領軍による検閲があった。

 そして、次はお誘い。
 三月十日は、ロシア軍に対する奉天大会戦勝利の日、
つまり陸軍記念日。この日を甦らせるために、
 戦後に名誉を貶められた乃木希典大将と帝国が死力を尽くした日露戦争の栄光を大いに語る会を次の通り開催させていただくので、御案内申しあげます。
 文字通り、日本人の理と情によって大いに語ります。
 時 三月十日(水)陸軍記念日
  午後五時三十分開場、六時開始、八時二十分終了
 場所 九段会館 二階 鳳凰の間
 千代田区九段南1-6-5、電話03-3261-5521
 
 第一部 不肖西村眞悟、「時局と乃木大将を語る」
 第二部 乃木大将を語らせれば、東西それぞれ随一の演者
    西から松浦四郎若、「乃木将軍、信州墓参」
    東から五月一郎、「乃木将軍、伊勢参り」
 その後、懇親会つまり軽食とお酒
  会費 一万円
 以上です。
 陸軍記念日に明治の日本と乃木将軍を思いましょう。

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