大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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結局、体に悪い内閣

平成22年1月30日(土)

 昨日は、鳩山総理大臣の所信表明演説があった。
 しかし、この演説は観たり聞いたりしないほうがよかったのではないか。何処によかったのかと尋ねられれば、体によかったと答えるしかない。あの演説には内容がないものだから内容について判断できない。それで結局、体に良いのか悪いのかで評価することになる。その答えは、明らかに体に悪い。

 昨日、堺市内の幼稚園の前を通りかかると、一人のおっちゃんが、「西村はん、がんばってやー」と声をかけて近寄ってきて握手してくれた。孫を迎えにきたところという。そして、もう止まらないという様子で話し始められた。
 要するに、鳩山や小沢の顔を見るだけで腹が立つ。体に悪いのでテレビのチャンネルを変える。胸くそ悪い。西村はん、なんとかしてくれ、という話だった。少々酒臭かった。鳩山の顔を見て腹が立ったので飲んだらしい。

 このお孫さんを迎えるために幼稚園に来られていた方は、別に特異な反応をされているのではない。
 昨年八月末の選挙結果から鳩山内閣誕生以来、あほらしくなったとか、やる気がなくなったとか、憂鬱になったとか、テレビをみたくないとか、こういう反応を訴える方が確かに多くなっている。
 その間、昨秋の体育館での予算仕分けのパフォーマンス、六百名の小沢訪中団、十数億をお母ちゃんからもらったことを知らなかった総理大臣、四億円・四十キログラムを自宅で運んでいた幹事長等々と続き、昨日二十九日の所信表明
「いのちを守りたい。いのちを守りたい、と願うのです・・・」が始まった次第だ。そのなかで、母親から十数億もらっていた息子は、ガンジーが指摘した「七つの社会的大罪」を朗読するのである。「理念なき政治」、「労働なき富」と。
 確かに体に悪い。これでは、体によい材料は何もない。国民の健康が確実に蝕まれている。昨秋は、愁訴の段階であっても、今年に入り、十二指腸潰瘍を発症した方を知っている。
 この鳩山氏の支持率であるが、マスコミが未だご祝儀相場で報じているよりも遙かに悪いと思われる。
 例えば、鳩山氏が大阪を歩けば、昨日会ったおっちゃん等から、「あほー」、「だましやがったなー」、「はよやめー」という罵声が飛ぶだろう。
 事実、小沢幹事長は、連日手下のパーティー会場を渡り歩いているようだが、厳重警備の中の空間に閉じこもり、既に身柄を「国家権力」に確保されて移動している。

 我が国国政のここまで深き惨状が、国民の前に曝されている。
 よって、本年、防衛本能としてのアイデンティティーへの回帰つまり日本復興運動をはじめる圧縮熱が高まってきている。
 疾風に勁草を知る、という。
 草莽崛起、本年、満を持して、真の保守勢力の結集を期す。

 昨日、産経新聞から「正論」三月号が届いた。私の論考は「日本に仇なす無道の人に告ぐ」と題して掲載されている。
 この論を書いて発表するのは、私の御国に対する任務である。
 この論の中で、私より十七歳年上で引退した参議院議員の仲間との「二人だけの慰労会」のことに触れた。彼の亡くなる四十日前のことだった。彼は、自民党時代から小沢氏と行動をともにしてきた方だった。その時、彼はしみじみ言った。
「僕の、政治家としての青春は、小沢さんの為にずたずたにされた」
 少しでも国のことを思うならば、今民主党にいる議員は、この彼の感慨を深く心に入れて小沢氏と袂を分かつべきである。

 さて、昨日は、久しぶりに梅田地下街の古書店を覗くことができた。そこで、かねて読みたいと思っていた「参謀総長の日記」を見つけ購入した。
 この本は、第二次世界大戦中に、英帝国陸軍参謀総長及び最高幕僚会議議長の地位にあった子爵アランブルック元帥の日記及び覚え書きである。この本は、政治と軍事の具体的な関係を知る上で最良のものと思っている。
 我が国で言われる「文民統制」、シビリアン・コントロールが、実は政治家と軍人の如何に熾烈な緊張関係を要求するか、普天間移転の決断もできない鳩山氏には想像もできないだろう。
 大戦中、イギリス首相チャーチルと最高幕僚会議議長のアランブルックは、お互いに憎しみあいながら毎日会っていた。
 チャーチルがまくし立てる。アランブルックが、最後に一言だけ、答える。「閣下、それはできません」
 アランブルックは、チャーチルの政治戦略の中に軍事的整合性を確保するためにチャーチルと戦っていた。仮にイギリスの戦略に軍事的整合性が確保できなければ、西部戦線は崩壊し、イギリス自体が破綻するからである。
 従って、大戦中のチャーチルとアランブルックの間には、殺気が漂っていたのではないか。ヒットラーとドイツ軍幕僚の間にも緊張感があったであろう。しかし、結局はドイツ軍にはアランブルックがおらず、軍事的には素人のヒットラーの言いなりになって、ドイツ軍の前線は崩壊してゆく。
 シビリアン・コントロールとは、このようなものだ。
 このようなものでないと、戦争に勝てない。
 そして、今日本の政治家に一番欠けているのがこの政治と軍事の緊張関係である。
 昨日は、まことに有意義な本を入手できたのだ。
 「友愛の海」に囲まれる日本は、この先、ただでは済まない。
 近い将来、我が国の政治は、必ず国民の軍隊を運用して祖国と国民の安泰を確保する責務を果たさねばならない。
 この責務の中で死ぬことは本望である。その為に、私は今、チャーチルとアランブルックに注目している。
 
 ところで、昨日の鳩山氏の演説、
「いのちを 守りたい、いのちを 守りたい」は、うわごとか。

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