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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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法治を否定する今ある全体主義的空気

平成22年1月21日(木)

小沢氏の、昨年末の民主党議員を率いた訪中、天皇陛下と中国共産党の習某との会見ごり押し、そして、年改まってからの小沢氏秘書逮捕と民主党大会での言動、振り返れば、十二月、一月と、我が国政治報道は小沢さんに集中してしまったようだ。

 本日の朝刊も、一面は「陸山会の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件」である。そして、昨夜、小沢氏は、民主党参議院幹部の面々と、会食し、「本来なら、この種の問題は形式犯だから、修正すれば済む」と語った。会食場に入る小沢氏を参議院の面々は拍手で迎えたという。
 同時に、幹部でない連中は何をしているかというと、連日報道される「小沢疑惑」は、検察が情報を漏らしてマスコミに書かせているのでけしからん、検察の情報リークを糾弾し、マスコミには情報源を明らかにせよと圧力をかける会などをつくってごそごそしている。
 私から観れば、これらの動きは、種の開いた手品のように思える。小沢という人は、取り巻きの拍手や、忠犬面した側近のバリヤーの中で動く癖がついている。従って、それを知っている側近が、このような仕掛けをつくって、小沢氏の覚えめでたきを得る。彼には党はなく、閥があるだけだ。

 ところで、党大会や昨夜の会食で、一貫して小沢氏を拍手で迎える「良識の府」である参議院幹部の面々。また、小沢氏に関する不利な報道の情報源を示せと動き回る忠犬の群れ。
 前者は、小沢氏に質問もできないのだろうか。後者は、自分たちが民主主義を成り立たせる「報道の自由」を攻撃していること、従って自分たちは民主主義に敵対しているということが分からないのだろうか。
 これら一種の異様な世界に、長年生息してきたのが小沢氏である。そして、この小沢氏を取り巻く世界の異様さは、北朝鮮の金正日の周りにある異様さと同じだ。つまり、取り巻きや忠犬面は、覚えめでたきを得るために必死で、物事を理解する能力を失っているのだが、これこそ、現に今ある全体主義の正体である。

 小沢氏が言うように、形式犯で修正すれば済むのなら、何故、さっさと修正しなかったのか。そうしておれば、秘書も逮捕されずに済んだであろうに。また、何故、もっと速く全てオープンに弁明しないのか。そうすれば、手下の議員に、「報道弾圧、報道の自由侵害」という民主主義国家の議員として最も卑劣なことをさせずに済んだのに。
 
 そこで言う。この疑惑の本質は、小沢氏が言うような「形式犯」で修正すれば済むというものではない。
 我が国の民主主義を実りあるものにする為に導入された政党助成金という「公金」が、小沢氏に渡ってからどうなったのか、ということ、これが国民的関心の本質である。
 さらに端的に言うならば、政党助成金という公金が横領されているのではないかという国民的関心、まさに、そう疑うにたる理由がある、これがこの度の事態の本質である。
 それなのに、小沢氏は、昨夜も、形式犯と説明すれば拍手される世界に立て籠もり、そこを渡り歩き、将来予想される国民への弁明も、その形式犯の次元で済むような「空気」を作っている。また、手下によるマスコミへの圧力も強めている。
 小沢氏に、この世界から出てもらわなければならない。そうしなければ、民主主義の根幹にかかわる真相が分からない。

 ここにおいて、検察は、「証を得て、人を得る」という原則を堅持するならば、「法と正義」の為に正々堂々と衆議院に承諾要請をして「小沢氏を逮捕する」という決定をする段階にきている。

  ・・・    ・・・   ・・・    ・・・

 本日は、連日小沢報道のなかで没却されている我が国の存立にとって大切な国である台湾のことを書こうとしましたが、朝刊の一面を見て、小沢疑惑の本質を指摘することにしました。
 民主党大会でも如実に表れていた、「小沢氏に対する法治」を否定する全体主義的思考停止こそ最も警戒すべき事態です。

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