強い日本、明るい日本、誇りある日本
平成20年10月27日(月)
麻生総理大臣の、所信表明演説で、「強い日本」と「明るい日本」という言葉が印象的であった。それは、その言葉が単純で明快で、その通り、と思うからである。と、同時に、いつも私自身が使ってきた言葉だからである。
そして、私は付け加える。日本が強く明るくあるためには「誇りある日本」でなければならない、と。
よって、私は、「誇りある日本」、「強い日本」そして「明るい日本」の三つを不可分の政治的スローガンとして使っている。
さらに、麻生総理が所信表明でこの言葉を発したが故に、私との志の一致を感じた。従って、私は麻生総理を支持する。
我が国を取り巻く内外の情勢がまことに厳しく、これを乗り切らねばならない我が国の政治は、まさに、
「強い日本」、「明るい日本」、「誇りある日本」
を目指さねばならない。
では、「強く明るく誇りある日本」とは何か。
これは、「健康な人の体とは何か」という問いに等しい。
従って、医学が、健康を目指してまず病気の把握と克服に努力するように、まず現在日本の病状を指摘して、その克服を目指すことが「強く明るく誇りある日本」への改革だと指摘したい。
まず第一に、我が国は自国民と領土を自らの力で守ることができなければならない。しかし、現在我が国は、自国民が北朝鮮に拉致されたままなのに、見て見ぬふりをしてきた。日本海の固有の領土である竹島に韓国官憲が上がっているのを見て見ぬふりをしてきたのと同じである。
つまり、現在の我が国は、自国民を救出できず、領土を守る意思が希薄である。
次に、今までの改革論者と称する者は、国民活動への国家の関与を無くせば自由な競争の領域が増えて総てがうまくいくと考えるとともに、この自由な競争の領域を国家を無視して拡大していくことが富の増大と経済の発展をもたらすと考えた。
そして、我が国の政治は、民営化・構造改革というアジテーションに踊り、この中で、ホリエモンとその弟・妹である多くの○○チルドレンが政界に生まれた。
しかし、現在の我が国の情況とアメリカ発のマネーゲームの破綻と金融危機で明らかなように、「総てがうまくいく」というアジテーションとは正反対の社会病理が明らかになった。改革ではなく解体であった。
さらに、いわゆる自虐史観によって、日本人は悪いことをした人種であると、子供達に平気で教える教職員集団が小中学校という最も重要な段階の教育界を牛耳っている。これによって、子供達の心に、日々「日本人は悪いことをした人種」という誤った観念がすり込まれ続けている。
三つ子の魂百までである。この自虐教育こそ、日々国家滅亡の種を撒き続けている驚くべき民族に対する裏切りである。
そこで、私は次のようなスローガンを街頭で発している(本日早朝は、堺市津久野駅南交差点で発してきた)。
1、「北朝鮮に拉致された日本人を救い出す強い日本を創ろう」
2、「マネーゲームではなく、まじめに働く者が報われる明るい日本を創ろう」
3、「青少年が、日本の歴史と伝統を受け継ぎ、日本人として生まれたことに自信と誇りをもつ誇りある日本を創ろう」
この為には、かつての暗い敗戦の中で、アメリカの日本占領軍が創った憲法ではなく、日本の未来を開く「自主憲法制定」が必要であり、自衛隊を「国民の軍隊」(つまり国軍)として創設し直すことが必要である。
また、農業を含む物造りを中心とした我が国の実体経済を総需要を喚起して強化しなければならない。
さらに、教育を改革するとともに、教育界から自虐教育を推進してきた偏向した左翼勢力・共産主義勢力また単純自虐馬鹿勢力を駆逐しなければならない。
以上こそ、「改革」の名にふさわしい真の改革ではないか。