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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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彼等は何をしているか分らない

平成20年6月12日(木)

 腐敗と公金横流しが常態化した中国共産党の幹部連中に関して、次のように評論した友人がいる。
「彼等を『善い中国人』と『悪い中国人』に分類するのは間違いである。彼等は、『悪い中国人』と『非常に悪い中国人』に分類されるべきである」
 中国共産党の、チベット人虐殺と弾圧、そして、国際的非難に対する傲慢な居直りを観ればこの分類は実に適切である。

 そして、昨日と本日の国会の状況を衆議院本会議場で観ていて、与野党の二つの大きな集団を率いる日本人も次のように分類できるのではないかと思った。
 即ち、「アホな日本人」と「非常にアホな日本人」
 この理由は、以下の通り。

 そもそも、福田康夫氏は、如何にして国会で総理大臣に指名されたのか。昨年九月二十五日、つい最近のことだから、思い返すまでもない。
 福田氏は、衆議院で指名され、参議院で指名されなかった。
そこで、憲法の規定により、両院協議会を開き、衆議院の議決を国会の議決として総理大臣になった(憲法六十七条)。
 つまり、もともと参議院は福田氏を指名していないのだ。指名していないということは、信任していないということだ。
 ところが、昨日参議院では「福田君を信任せず」との決議が為されたとマスコミが騒いでいる。そしてこの議案を提出した党の幹部は鬼の首を取ったように昨夜呑んでいたと報道されている。
 しかし、そもそも別に新しい事態が生じた訳ではない。昨年の総理の指名の時と同じ結果になったにすぎない。つまり、同じことを繰り返しただけだ。
 しかし、本日から野党は新たな事態が生じたように、全ての審議を拒否して衆議院の本会議にも欠席している。
 昨年の九月二十五日以来、参議院は福田君を信任していないのであるから、昨年の九月二十五日から審議を拒否していたのなら分る。
しかし、野党の会議欠席は今日からである。ということは、昨日まで野党は福田君を総理として信任していたのであろうか。そうであれば、野党は自ら昨年九月二十五日の参議院の議決と矛盾したことをしていたことになる。
 つまり、野党は自分で自分の行動を説明できないではないか。
さらに言うならば数にまかせて参議院を政争の具に使うことで衆議院の優位性を如実に際だたせてしまい、かえって参議院の存在意義を否定する事になってきた。勝ったと有頂天になって、勝っているはずの参議院の存在意義を自らおとしめているのだから滑稽である。

 次に、与党であるが、もともと衆議院の議決だけで憲法の規定により総理大臣になったのが福田氏である。そうであれば、今日になってまた衆議院に「福田君を信任する」との議案を提出する必要もない。

 ということで、誇りあるインディペンデントつまり無所属の立場である当職は、この同じことを繰り返して国政を停滞させる無益で馬鹿馬鹿しい二種類の日本人の演出による猿回しには参加しなかった。つまり、衆議院の議場にはいたが採決には参加しなかった。
 これが私の本日の態度決定である。
 つくづく、無所属とはただ国家(ネーション)に所属していて国家以外の一定の党派の親分の言いなりにならない貴重な立場だと思う。
 もっとも、党派に所属しながら、国家意識がない議員が多いが、彼等も、意味の全く違う、「無所属」であろう。国会には、同じ無所属でも「党派に属しているが国家に属していない無所属」と「党派に属していないが国家に属している無所属」という意味の正反対の二種類の無所属の議員がいるということである。

 ところで、冒頭に紹介した二種類の日本人のことであるが、どちらの党の幹部がどちらの種類の日本人に分類されるか、どうか、諸兄姉、ご判断いただきたい。

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