大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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秋の午後、偶成

平成16年11月6日(土)

 本十一月六日は、初めての秋の日和だ。そのような気がする。 十月下旬からの台風そして地震の後で、初めての優しい日和のなかでの午後のひと時を過ごす事ができた。

 本日午前中は、陸上自衛隊八尾基地を訪問し、去る十月末の衆議院災害対策特別委員会の兵庫県北部台風被害地視察に八尾基地からヘリコプターを提供してくれたお礼を司令に述べた。我々はヘリで伊丹空港から兵庫北部へ飛ぶ事ができた。おかげで、空から堤防決壊現場と広範囲の水害の全貌を俯瞰できた。

 さて、この秋に読んだ二冊の本から一つの得心を得たのでここで触れておきたい。
 一冊は、「亡国日本への怒りの直言」という前野徹氏の本。
もう一つは、故中村諭氏の「学校崩壊 それがどうした」という本。
 前者は、日本の病状を、これでもかこれでもかと書いてあり、この本の読書感想は「正論十二月号」(現在販売中)に出稿した。これに対して、後者は題名通り、学校崩壊?それがどうした、悲観論ばかり、くだくだ述べるな暇人、そんな暇があったら打開策を考えろ、という居直りの本である。
 前野さんは、著書に1926年生まれと書いてあるから昭和2年生まれ。
 中村さんは、僕と同じ昭和23年生まれ。しかし、誠に惜しい事に、昨年亡くなられた。面識もあり杯もあげたことのある同年の同志であった。亡くなったことを今まで知らなかったとは、痛恨の事だ。
 私も、同じ頃入院していて危機にあったが・・・。

 そこで、どういう得心を得たかといえば、僕も「それが、どうした!」という世代だということ。
 中村諭流に言えば、「何、亡国日本への直言?それがどうした。日本は滅びるもんか」というべきなのが、我等の世代だということだ。
 中村さんは、学校崩壊と世間で言われる学校の中で実践した。文句を言っているより実践してみろ、すばらしい子供達ばかりだった。と述べている。
 政治の世界もそうなのだ。数え上げれば、キリが無いほど情けない事を列挙する事ができる。小姑は、嫁の粗をこれでもかこれでもかと列挙する事ができるものなのだ。

 しかし、私は、それら総ての列挙を眺めた後で、
「それがどうした」と言いたいのだ。
「日本は大丈夫だ」と。
「小姑の真似をする暇があったら、闘え、」と。

 日本ほど、強靭な国は無い。
 アメリカでアーリントン墓地にアメリカ大統領は参拝してはいけない、中国の革命英雄記念碑に中国国家主席は献花してはいけない、何故なら、アーリントン墓地や革命英雄記念碑には、「人殺し」が祀られているだけだから。
・・・という意見に従って、大統領や国家主席が参拝や献花を見送ったならば・・・。
 アメリカや中国は、翌日に崩壊している。
そして、ソビエト崩壊時のように過去の指導者の銅像は潰され、毛沢東の肖像は天安門広場から撤去されている。

 しかし、我が国では、「政治の次元」で靖国神社が如何に棄損されても、国家のあり方はビクともせず、参拝を見送り躊躇する政治家が後世笑いものになるだけの話だ。
 
 よってこのごろ、人様の前で話すときに、
「これから、どうなる」と質問されれば、
「日本は大丈夫だ、断じて大丈夫ですよ」
 と答える事にしている。
 
 先に、皇后陛下の御歌をご紹介したが、歴代、このような歌を詠まれる皇室を戴く国の民として生まれ合わせていることを見つめれば、ありがたいことこの上ないではないか。

 なお、経済の事に触れなかったが、我が国ほど強い経済力を有する国は無い。ただ政治が、それを自覚していないだけだ。
 我が国では、悲観論を言うものが知的で「学者」らしいとおもわれる。しかし言うまでも無く、亡国の理由を列挙するものだけが、憂国の士ではない。

 中村諭さんと私の共通の師、森信三先生は、
「万策尽きた後の、最後の一手!」ということをよく言われた。

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