大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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参議院選挙開始の日

平成16年6月25日(金)

 本日、参議院選挙が告示された。
 この日に当たって、次の二点を指摘しておきたい。

 選挙を闘っている「同志」については、後日述べたいと思う。

1、拉致被害者を救くう会の内部告発について
 
①参議院選挙告示間近に、救う会会長を同会幹部が、1000万円の横領で告発したことが報道された。
 事案は、平成十四年後半頃、平沢勝栄衆議院議員・拉致議連事務局長(当時)の部屋に、拉致被害者救出運動に献金をしたいと申し出ていた北海道の実業家が訪れた。
 平沢事務局長は、家族会の横田代表と救う会の佐藤会長を自室に呼び出して、その実業家から家族会と救う会に、それぞれ1千万円ずつ献金してもらった。
 そのうち、救う会に献金された1千万円は救う会に入らず佐藤会長らが着服したと救う会幹部が告発したのだ。この告発者は、平沢議員から告発した事実を教えられたという。
 
 これに対して、佐藤会長らは、献金された1千万円は拉致被害者救出のための情報収集費に使ったのであり、着服ではないと弁明している。

②、拉致議連の幹事長として、拉致被害者の情報収集にはかなりの費用がかかることは承知している。
 佐藤会長らのここ数年の活動は、国がすべき情報収集活動を私人が担当しているが如きものであってかなりの費用がかかっていたことは明らかである。

(例えば、朝鮮人の金に困っている脱北者などが、拉致被害者の為に費用を自弁して日本へ来たり、何の見返りもなく北朝鮮の状況を日本人にしゃべると考える人は、よほど世間知らずか苦労のない人である)

 従って、佐藤会長らの弁明には、佐藤会長らの行動実績に裏付けられた真実の重みがあり、いかに告発がなされようと、この弁明を衝き崩すことは困難であり、事実、警察は告発を受理しなかったようである。

③、しかしながら、本件告発とそれを報道させた意図は、拉致被害者救出運動の分断を図ったものであると強く推測されるのである。
 少なくとも、数年前のことを、今の時期に、拉致被害者救出という目的を同じくする者が、何故突如、告発という手段に訴えるのかということである。
 平沢前事務局長は、自分が立ち会った金銭授受のことを、何故いまさらこのような形で公表するのか。彼は、事務局長という立場で行動しながら、幹事長である私には何の報告もしていない。
 まず、このような疑惑があるというならば、告発した者だけにいうのではなく、事務局長なのだから議連の幹事長にも報告して議連を含む救出運動全体が、本来最終目的としている「横田めぐみさんら被害者の救出」のための力が減殺されたりして傷がつかないように対処することを模索すべきである。

 ともあれ、拉致問題が解決するとき、いずれ、この不可解な動きを含むすべてが明らかになるであろう。
 
 拉致被害者救出を目指して闘う我々は、北朝鮮という謀略と分断工作にたけた組織を相手にしているのである。
 歴代日本国政府は、この工作の対象であった。そして、日本政府は長年拉致問題に無関心を装い眠っていた。
 従って、政府ではなく、佐藤氏を始め唯日本の民間がこれに立ち向かってきたのである。
 ということは、拉致問題をうやむやにしようとする謀略工作は、いよいよこの最大の敵に向けられてきたというわけだ!
 この工作の実態も、すぐに明らかになると確信している。

2、尖閣諸島周辺について

①尖閣諸島周辺の中国漁船の視認隻数と領海侵入隻数
 平成13年  4587隻  113隻
 平成14年  3487隻  267隻
 平成15年 16447隻  185隻
 平成16年 11535隻  337隻(5月31日現在)
 これは、海上保安庁の集計である。
 この統計からも、尖閣諸島周辺に急速に雲霞の如き中国船が押し寄せていることが分かるであろう。
 本年に入り、一ヶ月平均2300隻である!
 本年は5月の段階で、視認隻数は一万をはるかに超え、領海侵犯は昨年の倍近くである。この状況の中で3月の7人の工作員の魚釣島上陸が起こっているのだ。
 この領土と広大な領海を如何に守るのか。
 各党無言で拉致被害者と同様見て見ぬふりで参議院選挙の議題にもならない。だから、日本政府のこの無反応ぶりを見て中国政府は、急速に侵入隻数を増やしているのだ。
中国は、領土を奪いにきている!
政府の対中弱腰が、彼の増長を促しこの事態を招きつつある。

②、そこで、こんどは超党派有志議員14名とともに、6月21日、空から尖閣諸島を視察してきた。海上保安庁の協力を得て、哨戒機に那覇から同乗し、尖閣諸島5つの島をそれぞれ旋回して低空で見た。 懐かしかった・・・。
 
 那覇を12時15分離陸し、魚釣島上空に13時50分に着いた。200メートル上空から右そして左旋回で克明に眺めた。
 7年前に健在だった鰹節工場跡は台風被害によってかなり破壊されていた。
 
 沖200メートルのところに巡視船一隻とそこから降ろされたボートが二隻いた。
 今いるということは前日と当日前半の台風の猛威の中においても彼等はここにいたということだ。
 少しは海を知る者として、彼等保安庁の現場の諸君の努力に頭が下がる。機内の窓から眼下にいる彼等に礼をし敬意を表した。
 
 台風の影響で白波の立つ荒れた海には中国船は見当たらなかった。

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