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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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密かに迫る現在の日本存亡の危機

令和2年10月13日(火)

この度の「日本学術会議」問題が
我が国を狂わしている深刻な危機の一端を見せている。
それは、
「現在に生きる謀略」!即ち、「コミンテルン指令」!
の現実化だ。
このことについて、記しておきたい。

ソビエトのスターリン主導のコミンテルン(国際共産主義運動)を
「過去の亡霊」と思ってはならない。
それは、現在の我が国内の様々な政治運動・・・基地反対、原発反対等々
の行動戦術のなかに生きている。
特に第七回コミンテルン指令(一九三五年)は、
まさに我が国の現在に、確実に機能している。

先にFBで(十月三日)、
現在、問題化した日本学術会議を観ていて、
昭和四〇年代初頭の大学紛争時の
京都大学の学生寮である吉田寮や熊野寮の状態を思い出したと発信した。
何故なら、その時、
左翼、共産主義者、極左活動家など有象無象の浮浪が学生寮に住み込んで、
学生寮を大学当局が干渉できない「解放区」にしていたからだ。
そこに逃げ込んで潜伏している犯罪者の捜索に、
警察の機動隊が入ろうとすると、
国家権力による「学問の自由」の侵害だとバリケードを張る。
そして、
国家権力の横暴、また、ファシズムから、
学問の自由、伝統ある自由の拠点京都大学を守れ、
と言われると、
「善良なる大学の先生・職員達」は、
ノンポリでも、悩み深き表情をして構内を歩き始める。
マスコミは、その深刻な表情を写して
「学問の自由」を守る「学者の苦痛」を報道する。
斯くして、大学内という閉鎖空間の中に、
学生、教職員、生協職員等々の幻想ではあるが「京都統一戦線」が造られる。
また、同時期、「学生大衆を動員する為の集会」の呼びかけがあり、
大勢の学生が集まると、既に準備万端だ。
司会者という「プロ学生」がアジ演説をしたあと、
発言する者はないか、と学生に呼びかけ、
不思議に、いつも同じ痩せた奴が指名される。
するとそいつが、
垂れた前髪をはらりと払いあげて、マイクを握り、
レミゼラブルのバリケードを守る学生の如く深刻に話し始める。
あいつの仕草、今も、忌々しく甦る。
あとで聞くと、
いつも出てくるあいつ、教養部の憲法の教授だという。
あの憲法の?しかも、共産党!最悪ではないか。

このように、あの時の実況見分を書き始めると、
実に面白いが、長くなるので、止める。
そして、結論を記す。
即ち、あの状況は、
大学構内におけるコミンテルン決議の実践だったのだ。
特にコミンテルン第七回大会(一九三五年、昭和十年)の決議は、

1、反ファシズム統一戦線を結成せよ
即ち、民族統一戦線戦術の提示。
2、同志は、身分を隠してブルジョア組織のなかに潜入し、
内部からブルジョア組織を破壊せよ。
3、革命のターゲットは、日本、ドイツ、ポーランド

以下、この第七回コミンテルン指令の我が国における実践状況を記す。

このコミンテルンの民族統一戦線戦術によって、
共産党は、あらゆる組織を取り込むために、
現状に対する「不満」を煽りながら、
誰もが反対できないスローガンを掲げるようになった。
これは、今に至るも変わらない。
即ち、「反戦」、「平和」、「原水爆禁止」、「学問の自由」など。
さらに、
この執拗に現状に対する不満を煽る手法は、
現在社会における「大衆」を動員する為に、
共産党に限らず、あらゆる政治活動で使われる手法となった。
例えば、「都構想」、「二重行政廃止」、「郵政民営化」等々。

また、コミンテルン指令により、
共産主義者は、その正体を隠して、我が国の政界、官界、学会、マスコミ界、
アメリカのF・ルーズベルト政権内に入り始めた。
さらに、
我が国の「戦後」という時代においては、
コミンテルン日本支部である日本共産党が
現在も国会に議席を持っていることから明らかなように、
現在の我が国の政界、官界、学会、マスコミ界に、
隠れ共産主義者、無政府主義者、左翼が入り込み出世している。
また、日本共産党は、
同じくコミンテルン中国支部として誕生した
中国共産党との友党関係を現在も維持しており、
現在も「非公然党員」が存在し、
暴力革命路線を放棄していない。
従って、現在も日本共産党は、
革マルや中核派やオウム真理教のアレフという後継団体と同様、
破壊活動防止法の調査対象団体として公安調査庁がマークしているのだ。

そこで、以上を概観した上で、
この度の「日本学術会議の問題」を観るに、
既に記したように、「日本学術会議」は、
大学紛争時代の左翼が潜入して気が付けば占拠していた
京大の吉田寮や熊野寮と同じではないか。
運営費用は、国家(大学)が出すことを当然として、
会員(入寮者)を国家(大学)が決めることを
「学問の自由」の侵害と言い、自分達だけで決める。
そして、反戦・平和という誰も反対できないスローガンを掲げて、
学者が日本の為に軍事研究をすることを禁止する。
しかし、
中共の為に軍事研究に従事することは禁じない。
これでは、
「日本学術会議」は、
「日本」の、ではなく「コミンテルン」の「学術会議日本支部」ではないか!
大学の学生寮は学生生活に必要である。
しかし、日本学術会議は日本に有害である。
従って、廃止すべきである!

次に、単に「日本学術会議」だけではない。
もっと重大なものが左翼に支配されかねないのだ。
「日本の政界」が、
ひいては
「日本」そのものが、
共産党、コミンテルンの戦術に陥る危機が
不気味な口を開き始めている。
その危機を産み出す土壌は、
現在の選挙の度ごとに顕れる風潮だ。
それは、主義主張など必要なく、
選挙の時に吹く風に乗れば当選するという我が国政治の風潮だ。
小選挙区導入以来、選挙が終わると、
国会に風だけで当選したチルドレンが生まれた。
その集団をはじめ「キンダーガーデン」と呼び
次に「ネバーランド」と呼び、次に「小泉チルドレン」と呼んだ。
主義主張を持たないチルドレンの方が当選するのだから、
国会は、当選する為に風に乗った者だけの国会になる。
明治の政治家で水没する谷中村を守ろうとした
田中正造が日記に書いている
「あの者達は、出世する為なら乞食の○○でも舐める奴ら」
だけの国会になる。
これが、コミンテルン戦略に日本が嵌(は)まる土壌である。
先に、コミンテルンの指令は、
共産主義者は、正体を隠して、
我が国の政界、官界、教育界、マスコミ界等々に入り込むことと記した。
現在の我が国は、アホでも風に乗れば議員になるのだから、
この指令が最も成功しやすい状態だ。
これが現在の、まさに眼前の危機である。

私が党員であった民社党は、
戦前から共産党と戦ってきた人士が結成した政党で、
民社と同盟は、共産党・共産系と厳しく戦い
日本社会と産業を守ったと自負している。
よって、以下、
民社党の政策審議会事務局長を解党時まで勤めた
梅澤昇平さん(尚美学園大学名誉教授)の近著書
「こんなに怖い日本共産党の野望」展転社(令和二年四月刊)
を引用しながら記していきたい。

共産党自身が、本年一月の党大会の決議で
若い世代の「共産党に対するアレルギーがなくなり、白紙状態だ」
と言っている。
これは、コミンテルン第七回大会の決議が
実現する条件が整ってきたということである。
即ち、共産党が政権に入る条件が整ってきている。
これが、今、
最も危機感を以て認識すべきことである。

実は、日本共産党は、
日本を共産党独裁国家にするための暴力革命路線を維持しているのだ。
我が国の國體を否定し天皇を廃止して
「日本人民共和国」の樹立を目的とした政党なのだ。
しかし、近年、安保法制廃止の野党共闘以来、
日本共産党は、これらの原則を棚に上げ、
二〇一六年の参議院選挙区選挙で、
始めて野党との選挙協力に乗り出した。
それ故、この効果で、翌年の共産党大会には、
他の野党幹部が揃って出席し挨拶している。
こんなこと、
あの、日本社会党でも、しなかったことである。

即ち、日本共産党は、政権を取ること自体を目的として、
同じ目的の他の野党との「野合連合路線」に踏み出してきたということだ。
共産党が選挙区で候補者を立てずに野党を応援するということなら、
そこらへんの、当選する為には「乞食の○○でも舐める」者達は、
喜んで共産党大会に出席する。
そして、この共産党の動きは、
次の「日刊ゲンダイ」に載った
小沢一郎氏の発言に見事に添うものである。
「まずは政権を取ることこそ、政党や政治家にとって大事。
しかし、いまのままでは絶対取れない。
合併(政党が)して一つにならなきゃならないのは子供でも分かる話だ。」
「共産党も同じで、いま合併するわけにはいかない。
選挙区のすみわけで『野党連合軍』になるだろう。」

かつて、日本共産党(コミンテルン日本支部)のトップであった野坂参三は、
ソ連崩壊後に開示された機密文書によって、
仲間を売って生き延びたことが明らかになった男であるが、
戦後の日本で、何でも包含して政権を奪おうとする路線をとった。
野坂は、戦中は中国で中国共産党(コミンテルン中国支部)と行動を共にして
日本人捕虜の思想教育に携わっていたが、
戦後、中国から姿をくらまし、
ソ連に廻ってコミンテルン路線の確認をして帰国した。
つまり、野坂は、ソ連で、
コミンテルン第七回大会の決議である
民族人民戦線戦術によって日本を共産化すること、
即ち、
日本をソ連の属国にすることを確認して帰国したのだ。
そして、帰国してすぐ、党員集会でスピーチをし、
「われわれ日本民族の大多数を含む戦線をつくらねばならない」
と語った。
それを、朝日新聞は、翌朝、「愛される共産党」という見出しで報道した。
先に述べたように、
日本共産党は、本年一月の大会で
「共産党に対するアレルギーがなくなり、白紙状態だ。」
と決議した。
つまり、共産党は、
七十四年前の野坂の「愛される共産党」に回帰したと言っているのだ。
五年前の他の野党との選挙協力路線開始、即ち、人民戦線戦術開始以来、
正体を隠して野党共闘(人民戦線)路線で政権に近づいているという表明だ。

これから、慌ただしく、
衆議院選挙も参議院選挙も迫ってくる。

現在の政権に色々な不満があるのは分かる。
しかし、だからといって、
左翼、共産主義分子の潜入している野党とマスコミの謀略に乗せられて、
愛される共産党路線と小沢路線の協働共鳴運動に流されれば、
危機が現実化し、我が国は、
あの民主党政権の「悪夢」の再現では済まず、
「地獄の釜の中」に墜ち二度と上がれない。
これこそ、まさに、現在の、民族の危機である。

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