大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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未知のステージに入ったアジア外交

令和2年10月8日(木)

世界、特に東アジアが、
未知のステージに入りつつある今、
十月六日、東京に、中共と激しく対立し始めた
アメリカ、オーストラリアそしてインドの外相が飛来して、
日米豪印外相会合が開かれた。
明らかに、
南シナ海に軍事基地を造成して同海を「中共の海」とし、
香港の自由を抑圧し、台湾を軍事併合する意思を露骨に顕し、
我が国の尖閣諸島を奪って
東シナ海を「中共の海」としようとしている
覇権膨張主義を強める中共に対して、
自由と民主主義を理念とする日米豪印諸国の結束を示す為だ。

これで、
新しく発足した菅義偉内閣が、
やっと!
「国家の内閣」になった。

これまでの、約一ヶ月間、
マスコミに表れた識者や財界や政界の、
菅新首相の任務に関するコメントは、
曰く、安倍路線の継承、
曰く、武漢ウイルス禍の克服と経済の回復
という注文がめだった。

やれやれ、何だ、これは、
まるで商店街の新会長に対する注文と同じではないか、
と思っていた次第だ。
つまり、結局、
風邪にかからないようにして、大いに儲けましょう、
でっか、と。

しかし、是では、日本は危うい。
冒頭に記したように、
世界は未知のステージに入りつつあるからだ。
つまり、今は、
八年間近く安倍内閣が乗っかっていた「状況」とは違うのだ。
今、習近平を国賓として招くことに決めた、と発表できるか?!
今、プーチンをウラジーミルと呼んで会談したら、
何時まで騙されとるのか、アホか、バカか、もうやめろと言われる。

従って、菅内閣が、
安倍路線の継承をするのもいい、
しかし、
次の安倍さんの「やりたいけど、できなかったこと」
を継承してはダメだ。
「靖國神社に参拝したいけど、できなかったこと」
「習近平の国賓を取り消したいけど、できなかったこと」
「自衛隊を出動させて尖閣を守りたいけど、できなかったこと」
「自衛隊により拉致被害者を奪還したいけど、できなかったこと」
そして、
「トランプのように中共は敵だと言いたいけど、言えなかったこと」
を、継承してはダメだ。

それから、この度の日米豪印外相会合で、
豪は中共と明確な対立状態にあり、
印は中共と国境地域で死者が出る軍事的衝突状況にあり、
米はポンペオ国務長官が明確に中共を非難したのに、
我が国官房長官に、
「特定の國を念頭においたのではない」
などと述べさせてはだめだ。
これ、ズバリと言うべき肝心要のことなのに、
余りにも、そつなく官僚的過ぎる。
これ、
肝心なことは言わないのが中共様の覚えもめでたく
出世する方便と言わんばかりの官僚的処世術ではないか。
これでは、シナウイルス禍の中、
わざわざ日本に飛んできた他の三人の外相は、
何をしに来たのか分からなくなり、
虚仮にされたも同然ではないか。
従って、こういう姿勢は、国を狂わす。
この者、早々に更迭すべきだ。

さて、
我が国は東アジアに位置し、
日米豪印外相会合は
東アジアの中共の覇権拡大を抑止する会同であるのだから、
我が国は、国策として積極的に、
この連合の充実拡大に向けて動くときだ。
これが、菅内閣の任務であろうと思う。
我が国の真南五千キロの赤道下に
東西五千キロに及ぶ群島国家インドネシアが横たわっている。

一九六五年九月三十日、
中共の周恩来は、
東南アジア第一の勢力になったインドネシア共産党に
軍事クーデターを起こさせた。
クーデター軍は、アフマド・ヤニ陸軍司令官ら六名の軍幹部を殺害し
アブドラ・ナスチオン参謀総長を襲撃して取り逃がしたが
大統領官邸を占拠した。
共産クーデターは、成功寸前であった。
翌十月一日の中共建国記念日に、周恩来は、
天安門でインドネシア共産クーデター成功を伝えるつもりだったのであろう。
しかし、四十二歳のスハルト少将は、
クーデター軍の制圧に乗り出し、
大統領官邸と首都ジャカルタから共産党軍を追い出し、
以後全国の掃討作戦に成功する。
これを、9・30事件という。
単身、共産党軍の立て籠もる大統領官邸に乗り込み、
共産軍首脳を恫喝して退去させたアントン中佐と親友だった
トアン(オヤジ)と呼ばれた故中島愼三郎さんは、
日本陸軍のインドネシア進駐軍の軍曹でインドネシア語を使う通訳だった。
私は、中島愼三郎さんから、
現地で、9・30事件の制圧が日本を含むアジアを救ったことを教えてもらった。
そして、
共産軍を制圧したスハルト少将(後の大統領)をはじめとする将校達が、
日本軍が創ったインドネシア独立義勇軍(ペタ)で訓練を受けた軍人であることを知った。
スハルト少将は、大統領になったときに、
日本の沼津に帰国していたペタの教官であった土屋大尉に
「教官殿、私は大統領になりました」
と電話で報告した。
仮に、インドネシアが共産化すれば、
北の中共と南のインドネシアに夾まれたインドシナ半島の諸国は、
軒並みドミノ倒しのように共産化したであろう。
これ、アジアと日本存立の危機であった。

9・30事件の説明が長くなったが、
この歴史を振り返れば、
インドネシアという国が日本にとって地政学上如何に大切か分かるであろう。
そして、
親日的な、まことに親日的な仏教国ミャンマー(ビルマ)も
インドネシアと共に、対中共アジア連合に誘い入れるべき国だ。
一九四二年二月十四日、インドネシアのパレンバン製油所を制圧し、
翌十五日、英国の東洋支配の牙城であるシンガポールを陥落させた日本軍が、
ビルマから英軍を追い出し、
インドネシアからオランダ軍を追い出し
フランス軍の支配するベトナムに進駐したことが、
インド独立と東南アジア諸国独立につながっていく歴史を見直せば、
これからの我が国のアジア戦略は掌中に入る。以上!
安倍内閣の時代は、
中共とロシアの首脳との親密さを個人的にアピールしたが、
これからの我が国のアジア外交の展開は、
アジア諸民族の独立と日本民族の関わりという
重厚な民族同士の
歴史的絆に基づくものでありたい。

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