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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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真の日本に回帰する時が来た

令和2年1月9日(木)

令和の御代の最初の元旦を迎え、
感ずるのは「東亜動乱の予兆」である。
思えば、「平成の御代は戦争のない平和な時代だった」
という軽薄な論調のうちに、令和の御代が始まった。
しかし、危機を、見れども見えず、
昨日の如く明日も平和であろうと思い込む惰性に身を委ねて打ち過ぎれば、
気がつけば、既に我が国は
「動乱のまな板の上に乗っていた」もしくは「活火山の噴火口の上に座っていた」
となる蓋然性極めて大である。
二十世紀の歴史を振り返っても、「平和」の中で「戦乱の要因」が成長している。
イギリスのチャーチルは、
第一次世界大戦後の欧州の「平和」の中で、
危機を警告し続けて「戦争屋」と非難されたが、
第二次世界大戦を作ったのは、その戦争屋のチャーチルではなく、平和主義者だった。
よって、平和主義の憲法九条をもつ我が国の令和の御代に「戦乱」が顕在化するであろう。
振り返られよ、
三十年前に、ソビエトと東欧の共産主義独裁国家群が崩壊して
「冷戦」が終結したというが、
あれは、欧州のことでアジアは違う。
その時アジアでは、
ソビエトよりもおぞましい共産党独裁国家が冷戦崩壊で安心した日本や西側から資金を吸い込みゾンビのように成長を開始したのだ。
崩壊したソビエトと東欧諸国の人口を遙かに超える巨大な人口を抱える
中共(中華人民共和国)は、
冷戦崩壊から三十年の間に
グロテスクな巨大な核弾頭ミサイルを保有する共産党独裁国家に成長を遂げた。
その成長を助けたのは、
「日中友好」を掲げてカネを出し続けた日本と、
中共が経的にが豊になれば穏やかな普通の国になると錯覚した欧米だった。
特に、日本は、
天安門事件後に西側が中共に厳しい態度で接っしている時、
「日中友好の欺瞞」を弄し、
いち早く中共に巨額援助という救いの手(カネ)を差し伸べたのだ。
この中共が、これから人類に如何なる脅威を与えるかという観点から、
この我が国の中共に対する「宥和姿勢」を点検すれば、
第二次世界大戦勃発の引き金が、
ミュンヘンに於けるイギリス首相チェンバレンのドイツヒトラーに対する「宥和」であったという歴史的評価と同様、
我が国の中共への援助がアジア諸民族の禍の原因であったというべきであろう。
この我が国の長期にわたる対中宥和姿勢は、
諸民族の生存の確保という課題からも、
諸民族の文明の確保という観点からも、
人類の歴史に対する重大な過ちと評価されるであろう。
 
そして、この負の対中宥和を惰性的に踏襲する我が安倍内閣は、
本年春、このおぞましい中共の習近平主席を、
天皇陛下がお迎えする「国賓」として、我が国に招くという。
しかし、これは、東アジアの政治状況及び文明論的課題において、
相手のおぞましい本質を把握できないという能力の欠落を示すと同時に、
天皇を戴く我が国の國體を無視する不敬な所為である。
言うまでもなく、
中国共産党独裁政権は、
我が国から天皇を排除して我が国を共産化するという闘争を展開したコミンテルンが産み出した政権であり、当然、その独裁者には、
我が国の天皇に対する敬意のカケラも無い。
さらに、そのコミンテルンを産み出して人類に惨害を与えたソビエト独裁政権が、
誕生から七十二年で崩壊したように、
本年は中共が誕生してから七十二年を迎え、
ソビエト以上の大惨害を与え続けた中共も崩壊すべき年である。
にもかかわらず、
このグロテスクな反文明的な動乱の元凶を、「国賓」として、
我が国の天皇のもとに迎えようとしている安倍内閣も、
反文明的であるというほかない。

そこで、この新春に心に浮かんだのは、
遙か昔、大化の改新の時代、
第三十六代孝徳天皇、皇祖母尊、皇太子そして群臣によって、
明日香の大槻(おおつき)の木の下で為された
天神(あまつかみ)地神(つちつかみ)に対する次の誓いだ(日本書紀、口語訳)。

「天は覆い(おお)い地は載(の)す。
その変わらないよう帝道(きみのみち)はただ一つである。
それなのに末世道おとろえ君臣の秩序も失われてしまった。
さいわい天はわが手をお借りになり暴虐の者を誅滅(ちゅうめつ)した。
今、共に心の誠をあらわしてお誓いします。
今から後、
君に二つの政(まつりごと)無く、臣下は朝(みかど)に二心を抱かない。
もしこの盟約に背いたなら、
天変地異(天災地妖)が起こり鬼や人がこれをこらす(鬼誅人伐)でしょう。
それは日月のようにはっきりしたことです。」
 
では、この「大槻の木の下の誓い」を想起した上で、
平成の御代から令和の今まで、何が起こってきたのだろうか。
それは、まさしく、
道おとろえ「君臣の秩序の喪失」による
「天変地異(天災地妖)」と「鬼誅人伐」ではなかろうか。
いや、それは「君臣の秩序の喪失」という以上に、
「分裂した日本の葛藤」という國體の危機というべきか。
よって、國體の危機である以上、
この危機を克服しなければ、我が国の存続は危うい。
これが明らかになった。
安倍内閣の最大の功績は、長期政権の安楽のなかで、意識することなく、
この真の危機を国民の前に顕在化させたことである。
あたかも、認知症患者が、
意識することなく自らの肉体の危機を明らかにしているが如く。
 
即ち、平成二十八年八月八日、
先帝陛下は御譲位の意向を国民に表明された。
それから、
宮中に於ける「退位礼正殿の儀」及び「即位礼正殿の儀」から
令和元年十一月十四日から十五日に渡る大嘗祭までの間、
我々国民は、
皇位の継承と、天照大御神と新帝が一体となられるまで、
即ち、まさに昔の表現で、
「万世一系の皇祚を践める大日本帝国天皇の誕生」までを見つめた。
しかし、この間、
安倍内閣は一貫して、先帝が国民と世界に明確に表明された「譲位」を認めず、
眼を閉ざせば世界は無くなるとでも信じているのか、
先帝の御意思による「譲位」を否定し、
内閣の決定による「退位」として扱った。
同時に「即位礼正殿の儀」と一体となった
宮中三殿の賢所、皇霊殿および神殿における
天照大御神と神武天皇以来の歴代天皇と我が国の総ての神々に対する
新帝の即位の御報告の儀を、「神事」であるという理由で一切無視した。
即ち、安倍内閣は、「事実(歴史)の改竄」をしたのだ。
この皇位の継承という我が国最重要のことに関し、
何故、事実を改竄したのか。
その理由は、「日本国憲法」(以下、マッカーサー憲法という)にある。
即ち、その四条「天皇は国政に関する権能を有しない」と
二十条の「政教分離の原則」に安倍内閣は従った訳だ。
そもそも安倍総理と最高裁判所長官は、
天皇に任命されてその地位に就き、全閣僚は天皇に認証されなければならない。
その天皇の地位、即ち、世俗を遙かに超える国政最高位の地位を、
天皇が自らの御意思で譲る、
これ即ち「最高の国政に関する行為」である。
よって、先帝が御譲位の意思を国民に表明された平成二十八年八月八日、
安倍総理と官房長官は、
これ、マッカーサー憲法が飛んでなくなる、と腰を抜かしたであろう。
その後、マッカーサー憲法の中に生息する彼らは、
内閣に掃いて捨てるほどいる法匪から、
譲位ではなく「内閣が決定した退位」で如何かと進言され、その法匪に飛びついた。
彼らは、この程度の詐欺師の軽薄な茶番劇に等しい次元だった。
そしてこの時、
安倍総理は、
こともあろうに「君臣の秩序」を顧みず、
天皇の御意思を無視して
天皇を退位させ、
天皇の地位を奪うという
弓削道鏡以上の「無道の者」に堕落したことを自覚していなかった。
しかし、これより以降、
彼は、大槻の木の下の誓いに背いた「鬼誅人伐」の世界に入って抜け出せない。
そして「無道の者」らしく、
いつの間にかおぞましい厄(わざわい)の元凶習近平を
国賓として我が国に呼び込むという蟻地獄に入っている。

以上の通り、
この度の平成から令和への御代替わりの課程で、
我が日本には、安倍総理等が安住する「マッカーサー憲法に従う日本」と、
天皇が示された「神武創業以来の天皇のしらす国」という
二つの日本が存在することが明らかになった。
前者の「日本」は、
敵将マッカーサーが我が国を占領したなかで書いた文書である。
これに対して、
天皇の御代替わりの諸神事のなかで、
明らかに国民に示された「日本」は、
天照大御神の
「豊葦原の千五百秋の瑞穂國は、是吾が子孫の王(きみ)たるべき地(くに)なり。
宜しく爾(いまし)皇孫(すめみま)(いまし)
就いて治(しら)せ。行矣(さきくませ)。
寶祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと、
當に天壌(あめつち)の與(むた)窮(きわま)りなかるべきものぞ。」
という
「天壌無窮の神勅」によって日本となり現在に至っている。
即ち、この日本は
「豊葦原の千五百秋の瑞穂國」なのだ。
吉田松陰は、斬首される十六日前に、
「神勅相違なければ日本未だ亡びず、
日本未だ亡びざれば正気重ねて発生の時は必ずあるなり。
只今の時勢に頓着するは神勅を疑ふの罪軽からざるなり」
と友人に書き送った。
この日本が、この度の御代替わりのなかで
天皇によって明らかにされた。
しかし、マッカーサー憲法は、昭和二十二年五月三日に施行されたもので、
我が国を占領していたSCAP(連合軍最高司令官)即ちマッカーサーが、
日本が再び精強な国家にならないようにするために、
日本は戦争をした悪い国だと日本国民に思い込ませ、
天皇から権威を奪い、
軍備を持たない状態を、固定させ永続させるために書かれたものである。
従って、このマッカーサー憲法は、
冒頭に記したように、これからの東アジアの動乱のなかで日本を滅す。
よって、我らは速やかに、
このマッカーサー憲法の無効を宣言して捨て去り、
「神武創業以来の日本」
「豊葦原の千五百秋の瑞穂國」
に回帰しなければならない。
 
来たるべき東アジアの動乱に於いて、
それを克服する志は、
神武天皇の「八紘(あめのした)を掩(おお)いて宇(いえ)と為す」、
即ち、東アジア諸民族の「萬民保全の道」を起てることである。
その為に、
我が国は、速やかに自衛隊を再編して
「天皇の軍隊」を創設しなければならない。
その軍隊は、
従来の欧米や支那の異民族・異教徒を殲滅する為の軍隊ではなく、
アジア諸民族の萬民保全の道を起てるための
「和」
を確保する為に、
その障害を除去する為の強力な「軍隊」、
即ち「誠心誠意の精鋭」である。

                以上、「月間日本」二月号の原稿に加筆した。

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