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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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国難、独ソ不可侵条約によるポーランド分割が露中密約による日本分割で繰り返される

平成30年10月16日(火)

十月八日の時事通信NO1454「東亜五十年の禍根、露清密約を忘れるな」から続く
三連続の時事通信で、
ロシアとシナの「民族の行動パターン」を述べてきた。
その上で、
さらに、「現在の露清密約」、
つまり、「プーチンのロシア」と「習近平の中共」の
「露中密約」について述べたい。
何故なら、
この現在の密約は、
極めて現実味を帯びてきたからである。

明治二十九年(一八九六年)の露清密約は
「対日攻守同盟」であり防御的であった。
しかし、現在の露中密約は、
防御的ではなく攻撃的密約となる。
それは、昭和十五年(一九三九年)八月の
ポーランドに東西からドイツとソ連が同時に侵攻して
ポーランドを独ソで分割する
モロトフ・リッペントロップ協定(独ソ不可侵条約)!
と同じ内容の密約となるであろう。
即ち、
我が国の南北からロシアと中共が、突如、同時に侵攻して
露中で我が国を本州中部のフォッサマグナ付近で分割する密約である。

まず、ロシアのプーチン大統領は、
決して大統領を辞めない。
何故なら、大統領を辞めればボディーガードの数が減って警備が手薄になり、
今まで粛正してきた政敵に殺されるからだ(木村汎北海道大学名誉教授)。
次に、中共の習近平は、
本年、任期制を撤廃し無期限の皇帝となった。
よって、このプーチンと習近平は、
当分の間、中ロの最高権力者であり続ける。
そして、
プーチン・習近平両者とも、
似た者同士で、骨の髄まで共産党エリートである。
共産党エリートは裏切ることを屁とも思っていない力の信奉者である。
従って、プーチンは、
平和の祭典であるソチ冬季オリンピックの最中にクリミア侵攻の準備を整え、
世界の目をソチに向けさせておいて一挙にクリミアに軍事侵攻して占領した。
習近平は、情報を厳しく統制するなかで、
ウイグルやチベットの異民族を容赦なく軍隊で殺戮しながら強権支配を続けている。

ロシアのプーチンは、
安倍総理と我が国に笑顔を向けながら、
沿海州と樺太間の橋と、樺太と稚内間の海底トンネルの建設を我が国に促し、
シベリア鉄道がノンストップで東京に乗り入れる計画を
我が国の資金で実現しようと提案し、
我が国の資金で国後・択捉の北方領土開発を目論みながら、
両島にミサイル基地を建設した。
またシベリア鉄道を朝鮮半島南端の釜山まで延伸する計画を韓国にもちかけている。
その韓国に釜山と対馬の五十キロの海底トンネル建設計画を吹き込んでいる。
つまり、プーチンは、両手を広げて南北から
日本をロシアの鉄道圏内に入れ、エネルギーを供給して日本を縛ろうとしているのだ。
これ、東欧をソビエトの衛星国化した手法である。
そして、この度、
シベリアと極東で戦後最大規模の軍事演習を行い、
さらに、国後・択捉でも軍事演習を実施した。
これは、
帝政ロシアが十九世紀半ばに沿海州を我が物として太平洋に達してから以来の
ロシアの海洋の日本制圧への伝統的衝動の顕れである。
中共の習近平は、
中華帝国の版図拡大への野心を露骨に表明し、
「一帯一路」によるユーラシアの陸と海を掌握しようと軍備を増強している。
そして、南シナ海の南沙諸島に
三千メートルの滑走路をもつ軍事基地を三つ建設し、
南シナ海を「中国の海」と宣言し、
東シナ海の尖閣諸島を中共の領土として軍事制圧しようとしている。

しかも中ロ両軍は、
南シナ海で合同軍事演習を実施し、
その時の平成二十八年度の我が国自衛隊機のスクランブル発進は、
冷戦期を遙かに上回る頻度に達している。
即ち、対中発進は八百五十一回、
対ロ発進は三百一回に上った。
そして、この時、習近平は、
対日戦勝利七十周年の軍事パレードを挙行し
ロシアのプーチンが出席して
習近平と仲良く並んで軍事パレードを眺めていた。

以上の事実を総合すれば、
我が国の北のロシアと南の中共は、
共に海洋の我が国を制圧しようとする願望を共有していると言わざるをえない。
即ち、
中ロ両国の我が国の北方と南方における軍事行動は、
日露戦争前にロシアが抱いた
大陸国家が海洋に侵攻しようとする際に抱く次の願望に基づくものだ。
「極東でロシア(中共)が絶対優位権を獲得せんと欲するならば、
須く日本を撃破し、
艦隊保持権を喪失せしめなければならない。」
「対日戦争では、朝鮮を占領し、
日本人を撃破するのみにては不十分で、
さらにこれを殲滅せざるべからず。」
以上、ロシア海軍軍令部編纂「一千九百四、五年露日海戦史」、
平間洋一著「日露戦争が変えた世界史」より。


斯くの如き、露中の願望と軍事行動に対し、
我が国の状況は、
憲法九条と前文の精神(妄想)の中に眠るが如くだ。
くどくど言わない。
この憲法九条と平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼するという前文のお経を
信じて遵守する我が国の現状は、
空腹の肉食獣の前に、
新鮮な生肉をぶら下げているようなものだ。

そして、最後に言っておく。
アメリカは、日本を助けられないんだぞ、と。
何故なら、
露中とも、アメリカに届く核弾頭ミサイルを持っているからだ。
よって、
今こそ、国難が迫っている。
この国難を克服する方策は、
ただ一つ、核抑止力の保持と軍備増強、即ち、富国強兵である。

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