大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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2月9日と10日の産経新聞「正論」に注目すべし

平成28年2月10日(水)

 昨日9日に行われた我が国会の北朝鮮非難決議は、
 「全力を挙げて日本の平和と国民の安全確保に万全を期していく」
 と、いう決意を表明している。

 では、尋ねる。
  全力を挙げて、如何にして万全を期すのか?
 答え。
  全力を挙げて、話し会うぞ!

 まあ、こういう内容の全会一致の決議だった。
 これ以上コメントするつもりはない。

 そのうえで、指摘しておきたい。
 産経新聞の2月9日の島田洋一福井県立大学教授の「正論」と
 2月10日の古田博司筑波大学大学院教授の「正論」は、
 二日続けて、まことに貴重な示唆に富む正論である。
 
 この二つの正論を無視して、
 如何なる決議をしようとも、無意味である。
 却って国際社会に恥を曝すだけだ。
 それは、
 「私たちは日本の平和と国民の安全確保に万全を期す意思も能力もありません」
 と決議しているに等しいからである。

 諸兄姉に、
 この9日と10日の産経新聞に掲載された二つの「正論」を是非読んでいただきたい。
 そして、9日の私の時事通信も読んでいただければ幸甚だ。
 
 次ぎに両氏の「正論」を読んでいただければ分かることであり、
 私が付け加えることもないが、
 印象深い点を指摘しておきたい。

 まず、島田教授と古田教授の両氏とも、
 北朝鮮が核・ミサイル実験を繰り返して何を得てきたのかを指摘する。

 9日の島田教授は、
 「国際制裁を強化されると分かっているのになぜ北朝鮮は核・ミサイル実験を繰り返すのか、と聞かれることがある。この問いは前提自体が事実に即していない」とし、
 次ぎの事実を指摘する。
 北の最初の核実験のあと、
「アメリカは実効の上がっていた対北金融制裁を解除した。
 即ち、核実験を強行した結果・・・
 (北朝鮮が)もっとも痛かった制裁については逆に解除された」と。
 
 そして、その時のライス国務長官の「回顧録」から
 ライス長官と北朝鮮担当者のヒルの情景を紹介している。これは、貴重だ。
 島田教授とともに、「北の常套手段に米高官がやすやすと乗せられる様に驚きを禁じ得ない」
 
 島田教授は、もともとライスとヒルのコンビに信頼を置かず、
 ヒルのことをキム・ジョン・ヒルと呼んでいた。

 実はこの時、
 ライスとヒルのコンビは、日本にも制裁解除を要請している。
 
 彼らが日本政府に何を言ってきたのかは知らないが、
 拉致被害者救出議連が制裁解除を阻止すると判断した彼らは、
 国務省の代理人を日本に寄こして拉致議連の説得に当たった。
 その時、平沼拉致議連会長と私が応対した。
 
 彼らが言った。
 「北朝鮮に対する制裁を解除すれば、北朝鮮は核を凍結する。
 従って、日本も制裁を解除して欲しい」
 私が言った。
 「クリントンさんに続いてブッシュさんも北朝鮮に騙されるのか」
 彼ら、
 「北朝鮮が核を凍結するんだ。日本の安全にとって素晴らしいことではないか。
  核がどれほどの被害を与えるか説明しよう。その被害の恐れがなくなるんだ」
 私、
 「アメリカから核の被害を教えてもらう必要はない。
 我々日本人こそ君らに核の被害を具体的に説明してあげようか。
 制裁を解除してはダメだ」
 彼ら、
 絶句。以後一切、核に触ず帰っていった。

 次ぎに10日の古田教授は、
 まず、南北の両朝鮮国が、いがみ合うように見えながら、
 一体何をやってきたのかを具体的に金大中政権と蘆武鉉政権時代から説き起こし、
 李明博政権と現在の朴槿恵政権に至る。
 その上で言われる。
 「ここまでたどれば、北朝鮮のネライは明らかであろう。
 金大中・蘆武鉉政権時代の国家支援と秘密支援の蜜食いが体質化し、
 その後もオドシとタカリを繰り返すようになったのである」
 
 「このような南北間の事件と裏取引のたびに、
 周りの諸国は『脅威』の演出に振り回され・・・
 日本は安保理決議の音頭を取らされ、
 裏金の値踏みに一役買わされているのである。真に迷惑千万な話だ」と。
 
 そして、「正論」の末尾に書かれた次の示唆は、まことに貴重である。
 「日本国民はあくまでも『助けず、教えず、関わらず』の非韓3原則で対応し、
 彼らの騒ぎに巻き込まれないように、対岸の火事を見るがごとくにし・・・
 日本からの援助を求める韓国内の声に耳を貸してはならない」
 
 「なにしろコリアは、豊臣秀吉軍の災禍いまだ覚めやらぬ頃、
 満州軍の侵攻を受けるや、
 『日本に助けてもらおう』という声が平然かつ澎湃として起こる国である・・・
 歴史に学ぶとは、このような民族の行動パターンに学ぶことを言うのであろうか」

 以上、島田、古田両教授の二日続いた産経の「正論」は、
 実に筆者の実力に裏打ちされた迫力があり、
 一巻の書物を読むが如き重みがある。

 最後に、拉致被害者救出運動のなかで、
 「民族の行動パターン」に関して、
 誰からともなく言われ始めた警句を紹介しておく。
 
 「気をつけろ、北も南も、皆朝鮮」

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