大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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ルーズベルトとヒットラー

平成27年5月8日(金)

 本日五月八日は、七十年前にドイツが降伏した日だ(西ヨーロッパ時間、ロシアの時間では五月九日になる)。
 
 この日から二十六日前の四月十二日、アメリカ大統領、F・ルーズベルトが死去し、
 八日前の四月三十日、ナチスドイツの総統、アドルフ・ヒットラーが死ぬ。
 
 F・ルーズベルトの死去に対して、
 ヒットラーはラジオ放送で彼を口汚く罵しった。
 それと対照的に、
 我が国の首相鈴木貫太郎は、同じくラジオ放送で、
「私は、深い哀悼の意を、アメリカ国民の悲しみに送るものであります。」とのコメントをアメリカに送った。
 この鈴木貫太郎の言葉は、世界に感銘を与えた。
 アメリカに亡命していたドイツの作家トーマス・マンは、BBC放送で、
「東洋の国日本にはなお騎士道精神があり、人間の死への深い敬意を品位が確固として存する。」
 と日本を讃えた。

 鈴木貫太郎は、日清日露戦役歴戦の軍人(海軍大将)であり、
 彼が固辞できずに総理についた時には(四月七日)、
 すでに帝都東京は、
 アメリカ軍の戦略爆撃機B29の大編隊によって、連日猛爆撃に晒されていた。
 しかもその爆撃目的は、東京の銃後の婦女子と老人を焼いて大量に殺戮することであった。
 三月十日の東京大空襲では、東京下町の十万人が焼き殺されている。
 そして、その殺戮は、ルーズベルトが死去した日も翌日も翌々日も、
 あたかもルーズベルトの意に報いるかのように続けられていた。
 ルーズベルトは、これら殺戮を続ける
 「合衆国陸海軍の最高司令官(Commander in Chief)」である(合衆国憲法第二条)。
 
 鈴木貫太郎は、この殺戮の続く真っ只中で、焼け跡の硝煙が臭う帝都で、
 この殺戮の最高司令官の死の報に接し、
 世界とアメリカ国民に哀悼の意を表したのだ。
 
 従って、彼の意図は、単なる武士道に則った儀礼にとどまるのではなく、
 相手が如何に鬼畜の所業を続けようとも、
 日本と日本国民は、毅然として品位と誇りを保持していることを、
 断固として、世界とアメリカ国民に宣言することにあった。

 この内閣総理大臣鈴木貫太郎の気高さに対して、
 大量の我が民間人の殺戮を続けながら死んだルーズベルトと、
 彼の死に際して口汚く罵ったヒットラーは、よく似ている。
 この二人は、ともに戦争を欲していた。
 (ルーズベルトの死に哀悼の意を表した鈴木貫太郎が、
 十八日後のヒットラーの死に対して如何なるコメントを発したのか分からない。
 エバ・ブラウンを道連れにして死んだヒットラーに対しては、通り一遍のものだろうと推測する。)

 戦後七十年、中共や韓国そしてアメリカも、
 我が国首相の「歴史認識の表明」に注目してそれを牽制し、
 「東京裁判が文明が野蛮を裁いた」
 という連合軍に都合にいい歴史観を未だ我が国に強制しようとしている。
 そして、我が国のマスコミも政界も、そこに神経を集めている。

 しかし、戦後七十年に我らが為すべきことは、
 五月蠅い彼らの牽制に振り回されるように反応することではなく、
 
 F・ルーズベルトの「巨悪の闇」を白日の下に晒すことである。
 そもそも、
 トーマス・マンと世界が讃えた、
 無辜の殺戮を続ける相手に対する鈴木貫太郎内閣総理大臣の武士道的態度一つを見つめても、
 どちらが文明でどちらが野蛮か、明らかではないか。 
 
 ルーズベルトの家系は、
 アヘン戦争後の支那でアヘンを売って財をなし、二代三代と支那に住みつき贅沢三昧に暮らしていた。
 それ故、ルーズベルトは子供の時から支那の絵画や陶芸に馴染み、
 大統領になっても自分の支那とつながる家系を誇り自慢して支那への愛着を隠さなかった。
 従って、彼の対日戦争目的は、
 愛着のある支那を大国にして、日本を小国に転落させることである(鳥居民評論集)。

 しかし、このルーズベルトが、戦争を欲し、
 如何にそれを実現していったのかという「闇」に光を当てることは、
 アメリカのタブーである。
 それ故、ルーズベルト政権が、
 日本を対米開戦に追い込んでいく過程を追った本は「禁書」となり、日本で翻訳されることもなかった。
 
 しかし、日本国民こそは、この「過程」の当事者なのであるから、
 我々こそ、ここに光を当てる作業を開始しなければならない。
 戦後七十年、五月蠅い近隣が騒ぐお陰で、その光が見えてきたように思える。
 
 チャールズ・ビーアド著「ルーズベルトの責任 日米戦争はなぜ始まったか」(藤原書店)
 の表紙の帯び「幻の名著、遂に完訳」(上巻)と「戦後の世界史を修正」(下巻)を眺めながら記す。

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