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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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安倍総理、よく健闘されたなあ

平成27年4月30日(木)

 本日未明から安倍総理のアメリカ上下両院合同会議での演説を聴いた。
 その感想は、「よく健闘された」である。
 
 マスコミは、中韓にご注進して、想定通りの返答を引き出し、いろいろ彼らの不満を載せるであろうし、
 評論家や「学識経験者」の小姑のような感想を伝えるであろう。
 従って、それらのマスコミに触れないうちに、以下、書いておきたい。

 テレビカメラは、安倍総理の入場前のアメリカ議会の議場の様子を、かなり長い間、映しだしていた。
 そして、安倍総理のスピーチの最中に、度々立ち上がって拍手する議員達の状況も映された。
 それを見て、思い出したことがあった。
 それは、下院議員選挙に落選して選挙区のテネシーからテキサスのサンアントニオにあるアラモの砦に行って戦死したデービー・クリケットと
 幕末に日米修好通商条約批准書交換の際に、咸臨丸で太平洋を渡ってアメリカを訪問し、
議会を見学した勝海舟や福沢諭吉、そして通訳のジョン万次郎らの徳川の訪米使節団のことだ。
 
 デービー・クリケットが死んだのは一八三六年で、訪米使節団は一八六〇年にアメリカに行った。
 デイービー・クリケットの時代のアメリカ議会の議場には、
 アライグマの毛皮の帽子をかぶり、猟犬を連れて議場に入る議員や銃を持って入る議員がうようよいた。
 その三十年後の咸臨丸の連中は、同じ議場を観て、次の感想を伝えている。
 「筑地の魚市場のようだ」と。
 「筒袖を着た男達が、筑地の魚市場のように、立ち上がって手を振り回して何かわめいている」

 本日未明、安倍総理が演説している同じアメリカ議場を見て、これら昔の情景を思い出しながら、
 これはやはり、オペラ観劇のノリ、だなあと思った。
 西洋の観劇では、ご承知のように、山場が来ると立ち上がって拍手する。
 そして、安倍総理は、彼らのこの観劇のノリに上手く合わせていた。
 ちなみに、我が国の議場は、オペラ的ではなく、やはり歌舞伎的もしくは文楽的で委員会室は能楽的だ。
 皆、立ち上がることはなく、議場では時々「高島屋ー!」的な呼び声が上がる。

 本題に入って、
 安倍総理の演説は、議員諸侯が立ち上がる場面を仕組んでいた。
 その最も適切な点は、日米同盟の意義と重要性を位置付けるにあたり、
 お互いに敵味方となって戦ったことを明確にして、
 その上で、
 その戦いのなかで戦没したアメリカ軍将兵に対する尊敬と慰霊の思いを述べたことである。
 これは彼らに、日本との熾烈な戦争と日本軍兵士の死を恐れない敢闘を思い起こさせ、その上で、
 ナポレオンが言った言葉を思い起こさせたであろう。
 「余は、優柔不断の味方よりも、果敢な敵を愛する」
 
 日米同盟とは、かつて敵味方となって戦った者同士の、強固な同盟だ。
 これを彼らは確認して、立ち上がって拍手した。
 安倍総理は、彼らを立ち上がらせたわけだ。

 オバマ大統領のアメリカは、年々軍事予算を削減せざるを得ず、
 反対に中共は、年々経済成長を続けて軍事予算を二けたの割合で増額してきている。
 そして、アメリカにとって換わって、
 アジアからアメリカの影響力を排除しようとする野望を露骨にしてきた。
 この状況を前提にして、安倍総理は、アメリカの心細さを理解したうえで、
 「日米軍事同盟」の強化に言及し、
 経済においても、日米を合わせれば、追随できない世界最大の規模ではないかと訴えた。
 これは、日米を取り巻く国際状況の中で、適切な指摘である。

 そこで、大東亜戦争について、如何に考えているか、つまり、「歴史認識」についてであるが、
 
 安倍総理は、前記のように、
 ともに敵味方として戦った日米の歴史に触れて、アメリカ戦没将兵を慰霊するとともに、
 傍聴席を指さして、そこに、
 アメリカ軍もその勇戦敢闘を讃えた硫黄島守備隊の栗林忠道中将の孫である新藤義孝衆議院議員と、
 その硫黄島を猛攻したアメリカ海兵隊の将軍の二人が仲良く並んでいるかつての敵味方の姿を示した。 
 つまり、かつて戦った二人が手を組んで並んでいる現在の日米両国の姿を象徴的かつ具体的に示した。
 
 これは、ええ。これで、ええんだ。
 お互いに戦った者同士こそ、ナポレオンが言うように、真の友情が生まれる。
 安倍総理の硫黄島の戦いへの言及は、
 この「友情」の世界のなかに、日米両国があることを、
 アメリカ議員諸侯に傍聴席を指さして示したのだといえる。
 
 ここで、マックス・ウェーバーが、
 戦後(第一次世界大戦)の心構えとして言ったことも書いておこう(「職業としての政治」)。
「男らしく峻厳な態度をとる者なら、
 戦後になって『責任者』を追及するなどという愚痴っぽいことはせず、
 敵に向かってこう言うであろう。
 『われわれは戦いに敗れ、君たちは勝った。さあ、決着はついた。』
 ・・・これ以外の表現は総て品位を欠き、禍根を残す。」

 つまり、安倍総理は、七十年前の戦争に関して、未だに謝罪せよとか金をよこせとかいう中韓の姿は、
 男らしくない、品位を欠き、禍根を残す、ということをアメリカ人に暗に示したといえる。
 
 そのうえで、「痛切な反省」は表明した。
 まあ、これで、ええ。
 ・・・少々、不満は残るが、
 
 外務省が五月蠅いのは分かるが、「反省」は使わずに「痛切な思いで振り返る」にしておいたらどうか。
 その証拠に、
 日本のマスコミは、この「反省」に飛びついている。
 日本のマスコミが、ここに飛びついたということは、
 「中韓さん、ここに飛びついてください」というサインであり、
 「では、そこに飛びつきましょう」ということではないか。
 例の、「反省しておるんなら、誠意を具体的に示せ」という人をゆするときの論法である。
 うるさいあいつらに、エサを与えるようなサービスは、
 もう、金輪際、必要ない。
 終戦直後、小林秀雄が言ったように、反省もへっちゃくれもあるか。

 以上、大まかであるが、感想を書き込んだ次第。
 安倍晋三内閣総理大臣の、アメリカ議会での演説は、上出来であった。気迫もあった。
 再度このことを強調しておきたい。

 それにしても、
 アメリカ議会の前で一群の韓国人がプラカードを持って立っている映像を見た。
 そのプラカードには「Remember Pearl Harbor」とあった。
 憐れな奴らだなー、
 無視する以外に手の施しようがない。

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