成り金華僑の番頭の京劇
No.280 平成19年 4月14日(土)
昨夜(13日)新大阪駅に着いて、南下していると、大阪市内に向かう車線は大渋滞だった。環状線で検問のために一車線が閉鎖してあったからであろう。その渋滞を見た私の車内での自然な発言はこうなった。
「あの華僑の番頭、まだおったのか、京劇の役者みたいな演説してたなーぁ」
一昨日、この温家宝の衆議院本会議での演説を儀礼の一環として感情を抜いて概略速報したが、彼が、天皇陛下を北京オリンピックに招待したい旨、こともあろうに直接天皇陛下に申し出たと聞いてから、彼の、「氷を融かす旅」を持ち上げる朝野の雰囲気が腹にすえかね黙しがたくなったので、以下述べておきたい。
第一に、我が国に来て「氷を融かす」とは何事か。その氷は日本にあると思っているのであろう。では聞く、仮に氷があるとして、その氷は何処が作ったのか。ここがポイントだ。彼は、靖国神社に参拝し続けた総理大臣と参拝し続けている多くの日本人が氷を作ったとの前提で言っているのだ。
しかし仮に氷があるとすれば、それを作ったのは、一昨年四月反日暴動を組織して毀損した日本領事館などの改修もせず謝罪もしない中国側、我が国の排他的経済水域を無視してガス田開発を進める中国側、原子力潜水艦による我が国の領海侵犯を謝罪もせず巨大な援助を我が国から受けながら感謝もせず我が国の国連常任理事国入りを錯乱したように阻止した中国側、にある。
その、てめえの国がしていることを一切無視して、謝りも弁明も言い訳もせず、「氷があるから溶かしに来た」とは何事か。
無礼ではないか。
つまり、読者諸兄姉の家にある冷蔵庫に冷凍食品が入っているとする、食べるときにはその氷を融かすでしょう。
彼温家宝は、冷凍食品を食べ頃にするために氷を融かしに日本に来たのである。
つまり、あれは(つまり中国共産党は)、そういう感覚で我が日本を見ているということ。笑われても唾かけられても、「日中友好」であれば貢いでくる相手を見ておれば、人を食う中国人ならこういう感覚になるのは当たり前だ。
「氷を融かす旅は成功だった」と、温は言ったという、よだれを垂らしていたのではないか。北京五輪や環境悪化で、金がいる。
一昨日の衆議院本会議壇上、京劇の役者のように手を振る温に、私は儀礼として、はじめと終わりには三拍と五拍拍手した。
しかし、演説の途中に十数回にわたって温に促されてはじける如く拍手していた我が国衆参の議員諸侯は、一瞬にして食べ頃に解凍されていた。
まして、彼を議場に案内して歓迎の辞を各々述べた衆参の議長は、入ってくる前から解凍済みであった。
名前が、「江沢民の傭兵」と一致する御仁は勿論、
「しぇーしぇー」と演説の最後を締めくくった役者出身の議長の仕草は、失礼ながら(長らく党を共にしていたので)、大口の客に浮かれ媚びる料亭の女将に見えたものだ。
第二に、よその国に来て演説冒頭、食物、文化、文字、宗教、芸術、それら全ては、二千年前から中国が日本に教えたものであるとは何事か。要するに、日本は中国の文化植民によって生まれたと言っているのだ。中国が教えてやらなければ、日本人は人間になっていないと。これを中華思想という。
ワシントンの議会で、イギリス人が、アメリカの、食物、文化、文字、宗教などは、全て二百年前にイギリスからアメリカに移してやったのだ、と演説すれば、アメリカ人でも不愉快になるだろう。もっとも、イギリスとアメリカの関係は確かにこうだから仕方がない。今もアメリカでは「英語」をしゃべっとる。
しかし、我が国と中国は別個の文明である。言語体系と発想は全くちがう。
温のいうように、二千年前に技術が移ったからいまだに恩着せがましく全て教えてあげたのだ、という論法が通じるなら、世界中、トヨタやニッサンやホンダの車が走っているところは、全て日本が教えてあげたところだから感謝しろと言うことになるではないか。
第三に、またぬかしとる。つまり、「日本軍国主義による、中国人民の被害について・・・」というところ。
その内容の是非、真実か虚偽かに入る前に、一体何年前のことを未だに言うとるのか。日華事変勃発は七十年前、満州事変はその六年前だ。それから初めて会うのならともかく。
この問題は、中国人の石平さんが言うように、
「昭和時代の日本人が江戸時代に起こした問題に責任を取れと迫られているようなものだ。まことに不思議なはなしである」
ということに尽きる。なるほど、幕末から六〇年経てば既に昭和に入っている。そして、この問題は、「日中友好」が喧伝されてから毎度繰り返されるようになった。「日中友好」とは不思議な現象だ。
ちなみに、この石平さんの言葉は、彼の次の本から引用した。
「『日中友好』は日本を滅ぼす」(副題、「歴史が教える脱中国の法則」、講談社+α新書)
そのうえで、(歴史の反省とお詫びを)「日本側が態度の表明と約束を実際の行動で示すことを希望する」とは何事か。
つまり、総理大臣は、靖国神社に参拝するなと圧力をかけている。
内政干渉である。
全体としての、温の演説は、中国的な中華的美辞麗句と日本に対するおだてがちりばめられていた。しかし、中国人の演説・言説を解釈し読み取るには、その表面の文字と言説だけを看ていては分からない。ここでも、中国人の魯迅の指摘していることが正しい。
即ち、「その行間には、『人を食う』という字が書いてある」(「狂人日記」より)
以上辿ってきたが、つまり、無礼な演説だった。今思えば、ヤジればよかった。
食べ頃にされて、氷が溶けた、成功だった、と浮かれている我が国マスコミの論調をみて、腹が立つが再度触れてみた次第。
それにしても、畏れおおくも天皇陛下を北京オリンピックにおさそいするとは何事かと高速道路の渋滞を見て再度腹を立てながら(これこそ、礼を無視した我が国天皇陛下の政治利用そのものである、前の陛下の訪中で中華意識に辟易した、二度とダメだ)、
また、尖閣諸島周辺のガス田の開発を続けながら「氷が溶けた」とは何事かと怒りながら、八尾の同志で、まさに「日本一の市議会議員」と呼ぶにふさわしい活動をしている三宅 博議員の自宅に行くと、
何と、東京都議会議員の古賀・土屋両議員が座敷に座って八尾の方々の前で座談会をしていた。
土屋都議会議員は、拉致被害者救出地方議員の会の会長、古賀都議会議員も三宅議員とともにその幹部で、かつて、中国に絡め取られた橋本龍太郎総理が北京にいるときに、圧力をかけるため尖閣諸島魚釣島を目指して小舟に乗り込んで東シナ海の大海原を疾走した仲間。
そして、ふと気付いたのは、その土屋都議会議員が、
雑誌WILLの今月号に書いた論文は「北京オリンピックをぶっ潰せ」だった。奇縁が八尾の三宅 博宅で三つ重なった。
三宅 博議員の必勝を祈る。
なお、昨日、政府に対して「質問主意書」を提出してきた。
「歪曲された歴史的事実の是正に関する質問主意書」というものであり、この度の、温家宝等の立脚する歴史的事実の中国共産党による歪曲をいま敢然と是正する決意があるのかないのか、政府に質すものである。不可解な中国追従構造が作られている政界内の安倍総理をバックアップする観点から質問した。政府回答がでればご報告したい。
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