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眞悟の時事通信バックナンバー
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ありがとうございます、裁判が終わりました
 先ず、私の刑事裁判が終結したことをご報告いたします。
 私が起訴された弁護士法違反等の被告事件において、去る二月七日に大阪地方裁判所で言い渡された判決は、二月二十一日二十四時の控訴期間満了をもって確定し、事件は終結致しました。
 確定した判決主文は以下の通りです。
 
 被告人を懲役二年に処する。
 この判決が確定した日から五年間その刑の執行を猶予する。
 本件公訴事実中、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反の点については、被告人は無罪。

 本判決が言い渡された二月七日午後一時半、
裁判長が検察の求刑通り「懲役二年・・・」と言った瞬間、
私は執行猶予を確信して、正直言ってほっと安堵しました。
しかし、「・・・の点については、被告人は無罪」と主文が締めくくられたとき、私は検察の控訴は確実だと考え、なお裁判は本年一杯続くものと覚悟しました。
 とはいえ、主張通り無罪を言い渡された嬉しさを強く感じたことも確かです。

 第一審で無罪がでれば、検察は自動的に控訴する。何故なら控訴しなければ起訴すべきでないことを起訴したことになってしまうから、検察の面子にかけて控訴してくる。
これが、法曹界の常識です。
 従って、弁護団も私も、検察の控訴を確実だと「考え」ました。しかし、検察は一体如何なる論理で控訴するのか、果たして控訴はあるのか、という感覚も払拭できず、私としては、理屈では控訴、全身で感じるのは控訴なし、と言うのがその時の状態でした。
 そして、検察が控訴すれば西村も控訴する、という方針を弁護団は確認して七日を終えたのです。

 東京では、たまたま会ったつい最近まで○○地方検察庁の検事正をしていた弁護士さんも「無罪がでれば、検察は機械的に控訴しますよ」と同じことを言いました。
 ところが、「機械的に」する控訴がないままに日が過ぎて、二十一日を迎えたのです。そして、さっさとやってくれよとじれったく思い、やはり夕方ぎりぎりの控訴かと覚悟しはじめていると、昼近くに事務所に記者クラブから「検察が控訴を断念した」との一報が入り、記者がコメントを求めてきたとのこと。しかし、私は控訴期間満了まで一切コメントせずに二十一日二十四時つまり二十二日零時を迎えた次第です。

 判決が確定して裁判が終わった今、改めて自らの不明を恥じ、痛切に反省しております。
 また、同時に、このような愚か者である私が、ここまで歩んでこれたのは、多くの皆様に暖かく励まして頂いたおかげであり、生涯、このありがたさを忘れることなく、逆境を天の恩寵として感謝し、信じるところに微力を尽くさねばならないと思いを新たにしております。
 
 思えば一年前、事務所も自宅も、中身がごっそりと押収された寒い空洞のようななかにいるときに頂いたものこそ、多くの激励のお手紙でした。その中の一つに、次の詩の一節が書かれていました。
「たとえ、我が庭の薔薇がすべて切り倒されても、春はまた巡ってくる」
 この一節を心の中で繰り返して歩んだ一年のような気がします。
 そして、また春が巡ってきました。がんばります。
 ありがとうございます。ありがとうございます。
平成
1 9
年
2
月
2 3
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(金 )
曜日
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