本日3月9日午前10時から同11時過ぎまで、私の弁護士法違反事件の第一回公判が大阪地方裁判所第5刑事部で開廷されました。
以下、この時事通信欄で、本日の公判廷の概略とマスコミに発表した私の心境をお伝えします。
刑事裁判は、検察官が訴追し、弁護側が防御し、裁判所が中立の立場から検察と弁護側の両者の主張を判断するという構造になっています。
本日の第一回公判では、検察側の訴追事項が読み上げられ、証拠により立証したい事項が冒頭陳述というかたちで示されました。そして、その冒頭陳述を立証する証拠が検察から裁判所に提出され、これにより、検察は一応の主張と立証を終えました。
従って、次回の第二回公判からは、被告人つまり私と弁護側の立証が始まるわけです。
よって、次回は、本日の検察の冒頭陳述を証拠に照らして精査し点検したうえで、訴追側の一方的所見を是正するための弁護側の防御的主張を展開することになります。
刑事裁判は以上のような順序でこれから展開されることになるので、私の側つまり弁護側の主張は次回から公判廷において明らかにされます。その為の弁護団の準備がこれから始まるわけですから、現時点に於いて、この場でそれを詳細に述べることはできません。
しかし、現在の私の心境を表明する必要があると考えましたので、本日、マスコミの皆さんに対して次のようなコメントを発表しました。それを次に掲載いたします。
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第一回公判が開かれた本日、改めて現在の心境をお伝えします。
本件事件と裁判の内容に関しては、まさにこれから公判廷に於いて述べていきますので此処では触れませんが、この度の弁護士法違反という評価を受ける事件が、私の行為により引き起こされたことは事実であり、深く反省し、改めて心よりお詫びを申し上げます。
昨年末に保釈を許されて自由と的確な判断をなし得る環境を回復してより、淡々と日々の予定をこなしてまいりましたが、当然ながら、常に本件事件のことは片時も意識から離れたことはなく、本件事件を引き起こした自らの判断ミスを痛恨の思いをもってかみ締めて反省の日々を送って本日に至りました。
それと同時に、郷里堺と全国の皆様から、多くの暖かい励ましのお言葉やお手紙をいただいてまいりました。そして、暖かい励ましにより生かされている自分を感じて感謝の日々を重ねてまいりました。ここに、私をお励まし頂いた皆様に、心よりお礼を申し上げます。
従って、昨年末以来、私は痛切な反省と感謝の日々を送ってきたと言えるのです。
私は、二十歳代の頃に恩師から「逆境は天の恩寵である」と教えられましたので、本件事件を私の人生に与えられた大きな試練と受け止め、この試練の中をまっとうに歩ませていただきたいと思ってきました。
そこで、この試練を経たが故に、天が私に、例えば拉致被害者救出という真に国家と社会のお役に立つ力をお与えくださるならば、逆境は天の恩寵という恩師の言葉が私の人生の中で実証されることになるのです。
そして、私は、ただ一回しかない人生に於いて、本件事件を通じて、この恩師の言葉を実証したいと念じています。
以上が、本日第一回の公判を迎えた私の心境であります。よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。
平成18年3月9日 西 村 眞 悟
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