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眞悟の時事通信バックナンバー
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平成
15
年
1
月
11
日
( 土 )
曜日

北の核

  忘れた振りをしても無駄
  目をつぶっても核はある

 昨年10月、アメリカが北の核を明示して我が小泉内閣に、警告した。
 「目を開いて、核を見よ」と。
本時事通信昨年10月18日付でも「北の核」を指摘した。

  イラクのショーでまた忘れた

 しかし、イラクでアメリカが、派手に営業をするものだから、わが朝野は、また、「北の核」を忘れていた。
 わが国は、自分のところに落ちる核を忘れた振りして、遠く離れたイラクの事に気をとられていたのである。
 なんと、お人良しと言おうか、馬鹿と言おうか。

 先に、一部の方にはファックス通信で流したが、アメリカの本当のターゲットは、北朝鮮の核である。イラクは営業である。
 これが、私の観察結果だ。

 そして、この結果は、 わが国として歓迎すべきなのだ。

 韓国の大統領選挙の結果が、北朝鮮の積極陽動戦術を招いている。
 北朝鮮の独裁者にとっては、韓国に親北政権が選ばれた今が絶好の環境に見えるのであろう。

 新政権の韓国は、わが国とは北の核に対して共同歩調をとらない。
 北朝鮮の核は、「自分達朝鮮民族のの核」で、韓国に落ちるはずがない、日本に落ちるんだから、安心だ、とは新政権を誕生させた韓国ナショナリズムの困った風潮だ。
 したがって、現韓国のナショナリズムは、「反米、反米軍基地」と「反日」なのである。

 そしてこの新政権は、他方、米朝の紛争を「仲介」すると言っているではないか。
 つまり、口ではわがことのように「朝鮮民族統一」といいながら、北朝鮮の事と韓国とは関係がなく、同じ民族の身でありながら、北朝鮮とアメリカの紛争の仲介にたてる「第三者」の立場に韓国はあると思っているわけだ。
 したがって、第三者であるから、「在韓国米軍」には出ていってもらうか、一切関与しない、と新政権は言っているのだ。
(この思考が自分にはよく分からない。かつての李朝の金持ちの支配階級も、民衆の塗炭の苦しみを他人事と思って傍観していたのだろう)

 よって、わが国と共通の危機感をもつのはアメリカでしかない。

 そのアメリカが、真のターゲットを北朝鮮の核と見ている以上、これは我が国益・安全にかなう状況である。少なくとも、アメリカやわが国マスコミの神経が湾岸にだけいっていては困るのである。

 そこで、わが国としては「他人事」ではなく、主体的に如何に我が国土を防衛するかに、真剣に取り組まねばならない。
 イラクであれば、自分には遠いところで関係ないが「集団的自衛権」をどうしようと、悠長なことが言えるが、北朝鮮では、自分のストレートな自衛権そのものの問題である。

 よって、
1.偵察能力の迅速な飛躍的向上・・・偵察衛星、無人偵察機の導入、スパイ防止法、情報収集法等の整備
2.ミサイル防衛システムの導入・・・イージス艦からミサイル防衛ミサイルの発射を可能とする改装を行う。イージス艦や空陸から巡航ミサイルの発射を可能とする。
3.戦闘機の飛行距離増大のために、空中空油機の導入。
4.現実に機能する有事法制の早急な整備。
5.自衛隊の陸・海・空部隊の統合運用を実現すること。

 以上、これぐらいは、1月20日から始まる通常国会で迅速に実現させなければならない。
 果たして、自民・公明の小泉連立内閣にこの行動力有りや。

 これが、今年前半の政治を見極めるポイントだ。
これが出来なければ、総選挙でこれができる政治を創るのが我々国民の責務となる。
 これが、祖国の運命の分かれ目だ。
 我は、野党であるからこそ、強くこの実現のために働くつもりである。

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