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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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我らと共通の祖先と心情をもつインディアンについて

平成25年11月28日(木)

 昨日の時事通信で、我々日本人はアメリカ大陸のインディアンと同じ死生観をもつと書いた。
 死生観が同じということは信仰心、宗教心が同じということだ。
 そこで、インディアンについてもう少し述べておきたい。
 
 インディアンと我々日本人は、数万年前に共通の祖先をもつ。そして、東に進んで日本列島に来たものは我々になり、北上してベーリング海峡を渡ったものはインディアンになった。

 縄文土器は、世界最古の土器であり、もちろん日本列島から出土するが、同じ文様をもった土器が太平洋の向こうのアメリカ大陸沿岸から出土している。
 また以前、関西の法医学者が、日本人と周辺諸民族の血液中のDNA抗体を調べたところ、ユーラシア大陸東方海上の日本列島に連なる島々にすむ民族と日本人とは一致が多いことが分かった。
 大陸内では、バイカル湖のほとりやヒマラヤ南麓に日本人と同じ抗体が点在しているが、朝鮮半島や支那大陸にはほとんど類似がない。この地域は民族の興亡が激しかったのであろう。
 そして、驚くべきことに、太平洋の向こうのアメリカ大陸沿岸に日本人と同じDNA抗体が点在している。

 この日本列島とアメリカ大陸における縄文土器とDNA抗体の共通性は、日本人とアメリカ原住民即ちインディアンが遥か昔に共通の祖先をもっていることを示唆するものである。
 さらに、これら物的な資料に加えて、精神、心さらに無意識の自我においても日本人とインディアンに共通性がある。つまり、信仰の根源的で原始的で本質的なものが一致している。

 昨日は、アメリカ政府から居留地への退去を命じられたインディアンの酋長シアトルの「抗議文」の概要を紹介した。
 次に、もう少し原文を紹介する。

「そもそもあなた方の神ゴッドと、我々の神グレイト・スピリット(大霊)とは全く相容れないものだ。
ゴッドは、自分の民は愛しても異民族は嫌う。白い肌の我が子をやさしくかばい、あたかも父親がわが子を可愛がるように手引きするが、赤い肌の者のことは一向に構わない。
 我々の崇める大霊はそんなえこひいきはなさらない。」

「あなた方の宗教は、活字によって書き記されている。レッドマンはそれが読めない。従って理解できない。
 それとは違い、我々の宗教は先祖からの伝統なのだ。
 厳粛な儀式のもとに、夜の静寂のなかで、大霊より授かったものだ。それが偉大なる先祖のビジョンとなって、我々の胸に刻み込まれている。」

「あなた方の先祖は、墓の入り口を通り抜けると、それっきりあなた方のことを忘れる。あなたがたも彼らのことを忘れる。
 が、我々の先祖霊は地上のことを決して忘れない。
 うるわしき谷、のどかなせせらぎ、壮大な山々、木々にかこまれた湖・・・、彼らはしばしばその美しさが忘れられず舞い戻ってきては、我々のもとを訪ね、導き慰めてくれる。」

「私は、『死』という文字は一度も用いていない。『死』は存在しないからだ。ただ生活の場が変わるだけなのだ。」

 酋長のシアトルが、「我々の宗教は先祖からの伝統なのだ」というとき、我々の神道と同じだと思われるであろう。
 神道も文字に記される遥か以前の心情に根差している。
 特に、「夜の静寂の中で、大霊より授かる」とは、夜の静寂の中で行われる伊勢神宮の式年遷宮における『遷御の儀』と同じであると思う。

 次に、インディアンのポニー族酋長の未亡人の教えと、
私が尊敬するアパッチ族のジェロニモが死に臨んで歌った「死の歌」を紹介する。

「お前が大人になったら、何よりも勇気こそが男の男たるゆえんであることを忘れぬように。
 いったん戦に向かう道に足を踏み入れたら、いかなる用事があっても、途中で引き返してはなりません。いったん目的地まで行って、それから引き返しなさい。
 お前が大人になって戦へ出た時、たとえ死の報に接しても、母さんは泣かないでしょう。
 それが男の道、勇気をもって戦うことが益荒男の本懐だからです。
 戦場でも友を思い、決して見捨ててはなりません。友が敵に囲まれたことを知っても、逃げてはなりません。その友を救いに行きなさい。万一救えなかった時は、その友と、枕を並べて討死するのです。」

 これは、まるで靖国の母ではないか。
 そして、「永遠の0」の物語と同じである。
 では、このような伝統的な教えをうけたインディアン達は、如何なる男に育つのか。
 それは、白人であるバッファロー・ビルが言った次の言葉が象徴している。
「インディアンが約束を破ったことは一度もなかったし、
 白人が約束を守ったことも一度もなかった」

 アパッチのジェロニモは、次の通り歌って死んだ。
 「オーハレ  オーハレ  おれは待っている。
               おれは  今 生まれかわる」

(以上、アーネスト・シートン著「レッドマンの心」より)

「一度も約束を破ったことがない」インディアンは、
「一度も約束を守ったことがない」白人に滅ばされた。
 しかし、
インディアンと同じ心情を持つ日本民族は不滅である。
 
 しかしいま、再び、
「ウソをつくことは悪くない。騙されるほうが悪い」という種族が、マネーゲームと武力で世界を征服しようとしている。
 「白人を中心とする多国籍企業」と
 「お前のものは俺のもの支那」である。
 
 そして、わが日本は、この「人類を不幸にする邪悪な文明」と対抗し、「人類に幸福をもたらす明るい文明」を建設すべき宿命を負っている。
 我々は同じ心情を持つ兄弟であるインディアンの為にも頑張らねばならない。

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