大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

  • 西村眞悟 Facebook
  • 西村眞悟 twitter
  • 西村眞悟 RSS
西村眞悟の時事通信
  • HOME
  • 西村眞悟の時事通信

北朝鮮工作員の日本人拉致現場と「国家の再興」

平成23年11月7日(月)

 十一月に入り、二日間に渡って兵庫、京都そして福井の日本海沿岸を回り、北朝鮮工作員が日本に侵入した現場と日本人を拉致して北朝鮮に連れ出した現場を検分してきた。
 そして、この現地調査終了の翌日である六日には、東京で、Will誌刊行七周年記念講演会の講師を勤めさせていただいた。その題は「国家の再興」。その前日、福井県小浜の拉致現場である荒涼たる岡津(おこず)海岸に立っていたことが、東京での「国家の再興」という講演内容を具体的にしてくれた。

 荒木和博さんが代表を務める特定失踪者問題調査会は、本年に入り、日本国中に広がる北朝鮮の工作活動の現場を隈無く検分する「一万キロ現地調査」を開始している。この度はその三回目の現地調査である。
 一回目の調査地域は、黒部川河口の新潟県境から西に富山湾、能登半島、越前海岸そして若狭湾であり、二回目は秋田、青森の日本海側海岸であった。私は、この調査の第一回とこの度の第三回に参加したが、第二回の秋田と青森の調査には残念ながら参加できなかった。
 
 調査に使った車は、第一回と同様、十六万キロ走行の愛着深いスバルのアウトバック。
 そこで、以下脱線。
 第一回目の富山湾の氷見に近い荒涼たる松林が続くアベック拉致未遂現場の海岸にいるとき、蛇がでてきた。
 山の中や原野で蛇を見ると、学生時代から急に食いたくなるのが小生の癖。
 それで、「こいつ食ったる、うまいでー」と追いかけたところ、蛇も食われるのが嫌なのかあわてて逃げて、こともあろうに私のアウトバックの中に入った。もちろん、出て来いと言っても車からでてこない。
 それで、次の調査地点に向かう十キロ以上の道中、蛇が運転する私の足にからみついて、股の間から顔を出すのではないかと気にしながら運転する羽目になった。
 実に気持ちの悪い嫌な体験だった。
 それ以来、私は、蛇はいじめない、蛇は大切にしよう、台湾に行っても蛇は食わない、と決めた。
 ちなみに、蛇は日本のが一番美味い。台湾の屋台の蛇はまずい。やはり、蛇も海の魚と同様、温いところより寒いところのものが美味いのだと思う。私は、日本のマムシが一番美味しいと思う・・・脱線御免。

 安倍内閣以来、拉致問題担当大臣というのができて、その下に官僚機構もできた。しかし、これは拉致問題が官僚の仕事になったというだけである。無能なくせに、何処でもいいから大臣になりたいという与党議員に大臣の席を一つ増やして提供するだけの結果に堕っしている。あまり見たくもない顔だが、今の拉致問題担当大臣の顔を想起されたい。
 従って、歴代拉致担当大臣もその下の官僚機構も、拉致現場を検分していない。国会議員も同様であろう。私も、現地調査を開始するまで、横田めぐみさんと曽我ひとみさんの新潟市と佐渡の拉致現場しか観ていなかった。
 しかし、この度のように幾つもの拉致現場、拉致関連現場に現実に立って周囲の地形を眺めれば何が実感でき、新たに何が分かるか。
 まず、拉致問題の本質が実感できる。さらに、この拉致現場と背後の日本国内の都会を結ぶ、北朝鮮の対日工作組織のネットワークの広がりが分かる。さらに、犯罪捜査における実況見分の重要性と位置付けが分かるのだ。
 
 にもかかわらず、我が国政府は、平成十四年に帰国した拉致被害者五名に関して、拉致現場で彼ら被害者の立ち会いの下に、綿密な実況見分を行っていないのであるが、これは何故か。
 この度、現地に行って得心したことを言う。
 我が国政府が、警察をして拉致被害者を現場に立ち会わせて綿密な実況見分をしていない理由は何か。
 それは、綿密な実況見分をすれば、今まで流布されてきた拉致の状況の不合理性、つまり、作り話が明らかになるからである。もっと、はっきり言えば、日本国内に現在も存在する北朝鮮の工作ネットワークが浮かび上がるからである。そのネットワークの構成員は、何も在日朝鮮人だけではない。日本人も含まれる。
 このことは、かつて佐渡の拉致現場と周辺の集落を観たときにも感じたが、この度の小浜の現場でさらに実感したことである。小浜では、平成十四年九月、拉致被害者である地村さん夫婦が帰国するとの報道に接したときに顔面蒼白となり、数日後、家の近くで首を吊り自殺した者がいるのである。
 
 日本国政府は、日本人拉致を可能にした日本国内の北朝鮮工作組織網の全容が、戦後の闇の政界との利権構造と共に浮かび上がるのを回避してきたのである。
 これが、田中内閣が、朴大統領を狙撃した在日韓国人の文世光事件の日本国内での背景調査をしなかった理由であり、続く、福田内閣が北朝鮮による日本人拉致(宇津事件)を知っていたにも拘わらず封印し、以後歴代内閣も日本人拉致を封印し続けた理由である。

 現地調査を終えた五日の午後一時三十分から、小浜市内で「嶺南地区特定失踪者の真相究明を願う会」主催の集会に出席した。
 そこで、パネルディスカッションのコーディネーターとなった荒木和博さんから発言を求められたので、私は次のように話した。
 小浜の岡津海岸や小浜公園の拉致現場に立って実感したことは、拉致問題とは戦争であるということだ。
 北朝鮮の工作員は、我が国の主権と国法を無視して、これらの海岸から我が国に侵入し、小浜市民を拉致して連れ去っていった。
 そもそも、何時何処で何をするかは、侵入してきた彼らの完全な自由である。
 つまり、あなた方の家に火を付けるか、小浜市の上水道に毒を混入させるか、あなた方の家族を拉致するか。これを決めるのは北朝鮮の自由である。従って、この事態はもはや平時ではなく戦争なのだ。しかもこの北朝鮮の攻撃を可能にしているのは、我が国の国内に張り巡らされている敵のネットワークである。小浜にある北朝鮮の対日工作ネットワークである。
 では、北朝鮮から戦争を仕掛けられていると判断した日本国民と我が国政府は、何をしなければならないのか。それはまず、我が国内の敵のネットワークを潰すということである。これによって、敵の攻撃を困難にして阻止しなければならない。
 しかしながら、二年前の総選挙において、日本国民はこの敵の我が国内ネットワークに最も近い政党、否、近いどころか、そのネットワークから支援を受けている政党を勝たせてしまった。
 痛恨の思いである。
 よって、力を合わせて現在の亡国内閣と北朝鮮ネットワークを打倒して、この戦争に打ち勝つ内閣を造り、全ての拉致被害者を救出しよう。
 
 そして、夜、小浜から舞鶴若狭道を経て大阪に帰った。
 さらに、翌日六日の東京でのWill誌創刊七周年講演会において、我が日本を拉致被害者を救出できない国から、救出できる国家として再興する方策を述べた。
 その方策は、ずばり、GHQが起案して被占領下の我が国に押しつけた「日本国憲法の無効確認」である。
 それから日比谷公会堂に移動して、吉野の吉水神社の佐藤宮司が主催する「日本国憲法無効確認」の集会に参加し、集会後に、小雨の中を田母神元航空幕僚長と並んで参議院議員会館までデモ行進をした。

 最後に、諸兄姉にお願い申し上げます。
 政府の認定した拉致被害者十七名以外に、実に五百名近い国民が北朝鮮に拉致されている可能性があることを長年にわたって調査して明らかにし、今年に入り国内一万キロに及ぶ拉致被害者関連現場の調査に乗り出している「特定失踪者問題調査会」は、荒木和博代表以下数人のスタッフの献身によって運営されている。
 これほど、日本国民の運命に関する重大問題に関する献身的な調査活動を続ける調査会だが、財政的には火の車。
 荒木以下スタッフは、自腹を切って調査を続けている。
 しかし、それも限界が来る・・・既に来つつある。
 そこで、諸兄姉にお願いがあります。
 北朝鮮と我が国内の戦後体制が、最も嫌がる活動を続けてきた「特定失踪者問題調査会」に、これからも活動を続けさせるために、献金の面からご支援をいただきたいのです。
 以下に、振込先の口座番号を記載してお願い申し上げます。
  
  みずほ銀行飯田橋支店(支店番号061)
  普通預金口座 
   番号 2520933
   名義 特定失踪者問題調査会
  (とくていしっそうしゃもんだいちょうさかい)

新着記事

  • 平成29年9月21日(木)
    日米首脳の連携は見事である。アメリカのトランプ大統領は、十九日、国連総会で演説を行い、核ミサイル開発を続け、威嚇的にミサイルを発射する北朝鮮に対して、「完全破壊」の警告を発するとともに、北朝鮮に十三歳…
  • 平成29年9月19日(火)
    数日前に、産経新聞朝刊が最初に一面大見出しで、「衆議院解散」を報じたとき、あれ、何を考えているのか、と、一瞬、解散権を持つ安倍総理の頭の中のことを思ったが、その後、得心した。何故なら、我が国を取り巻く…
  • 平成29年9月13日(水)
    昨日、「安保理決議は軍事力行使の手段である」と題する時事通信を発信してから、夕方に、大阪で元航空支援集団司令官で空将の織田邦男閣下の話を聞く機会があった。私は、昨日の時事通信で、アメリカのトランプ大統…
  • 平成29年9月12日(火)
    国連安保理決議は「目的」ではなく「手段」だ。では、何の「手段」か。「斬首作戦」開始の「手段」である。日本以外の諸国、特にアメリカにとって、「政治と軍事」は車の両輪であることを忘れてはならない。アメリカ…
  • 平成29年9月9日(土)
    九月九日の、現時点で、まさに今が、東アジアの、「戦争か平和かの分岐点」であると感じる。分岐点というより、我が国は、今、爆発の予兆がする噴火口の上に乗っているのだ。従って、ジタバタすることなく、覚悟を決…

アーカイブ