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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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五人の帰国

平成14年10月10日(木)

 北朝鮮に「帰国」することを前提にした帰国

 北朝鮮からすれば、日本の国民世論の沈静化を図った謀略である。
 前提無き帰国でなければ、「原状回復」にはならない。
 北朝鮮に子供を残して、いずれ北朝鮮に「帰国」しなければならない五人が、真情を吐露し真実を語ると期待してはならない。但し、五人の帰国には、それなりの意義がある。それは、情報の収集である。五人以外にも拉致された日本人は今だ北朝鮮に抑留されている。この日本人の救出のための情報を、彼らから集めることができる。

  日本政府が為すべきこと

 帰国する五人のパスポートを発行すること。さらに、彼らの子供のパスポートも発行すること。これにより、彼らが日本人であるという事実を明確にする。
 また、彼らの新戸籍を編纂する。彼らは既に結婚しているからである。

 本件は我が国の国家主権侵犯という重大事案であることから、帰国者から必ず当局が事情を聴取すること。肉親の再会という要素も重要だが、国家がそのことだけに流されてはならない。
 さらに、例えば、奥土さんと横田めぐみさんの同居情報があり、また曽我さんは横田めぐみさんと会ったと言っている。
 したがって、帰国者から他の拉致被害者の消息を最大限聞き出さねばならない。

 北朝鮮は、寺越氏と同様に、朝鮮のパスポートを帰国者に持参させようとするかもしれないが、この朝鮮パスポートでは断じて帰国させないこと。


  北朝鮮の意図するもの

 死亡通知などの北朝鮮からの情報から判ることは、北は次の意図をもって、我が国に情報を出しているということだ。
(1)大韓航空機爆破に関しての情報は出さずに封印する。
(2)テロの指令を金正日が出していたことが明るみに出る情報は封印する。
 この二つの原則を守るために、北朝鮮は、安明進(亡命工作員)の証言を否定し、彼が金日成政治軍事大学で見たと証言する横田めぐみさんをはじめとする日本人はすべて死亡したことにしている。また、日本人化教育を大韓航空機爆破犯人に行ったという日本人リ・ウネの存在を否定している。

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