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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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北工作船引き上げ延期・・・痛恨の利敵行為・・・敵前利敵

平成14年9月3日(火)

 昨日の引き上げ予定が変更された

 昨日の本欄で、工作船引き上げが9日前後かと書いた。
 海上保安庁が言明したからだ。
 小泉総理の北訪問に配慮して引き上げを延期するのではないかとの我が事務所佐々木秘書の問いかけに対し、保安庁は、引き上げは犯罪捜査として行っているのであり、日朝交渉に影響されることは無い、との回答をしたのだ。
 しかし、この回答は一夜にして変更された。これは変更というより、嘘をつかれたと言うべきか。
 即ち、工作船引き上げは、日朝交渉を配慮して十七日以降になるらしい。台風が来たらまた延びる。これ、国土交通省事務次官の説明。

 いったい、北朝鮮に行く小泉総理の足元は大丈夫なのか。

 もちろん喜んでいるのは北朝鮮だ。
 北朝鮮は、ブッシュアメリカ大統領の強硬姿勢に震え上がっていたところ、日本外務省の使い走りが小泉総理がお宅に行くことに意味があると言っていると伝えてきた。しかも、おみあげつきの匂いもする。
 金正日にとって、小泉総理は窮状を救ってくれる「飛んで火に入る夏の虫」に見えているであろう。
 北朝鮮の外交は、前言を翻すこと、つまり嘘をつくこと、を常套手段としている。南北会談での約束を、北朝鮮は何一つ実行していないことから明らか。
 おそらく、北は、拉致の一人か二人に関してリップサービスはする、しかし実行する気は全く無い、というのを「成果」として日本に持ち帰らせようと仕組むのではないか。

 その北の魂胆形成のために絶好の情報を提供しているのが、日本外務省であろう。これを言う根拠は、外務省と国土交通省の仕組んだ、工作船引き上げ延期の発表である。
 これを敵前利敵行為、敵前任務放棄といわずして、なんと言うのか。

 このような弱腰では北に勝てない。拉致被害者は帰らない。しかしこれは、今に始まったことではない。
 拉致被害者を帰らなくする日本側の動きを、この度の工作船引き上げ延期、コメ支援、超党派議員団のごますり訪朝、等々利敵行為の連鎖をさかのぼって辿っていくと、だんだん殺意が湧いてくる。

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