大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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虚偽と妄想を放置した代表選びとは何か

平成22年8月22日(日)

 「亡国の悲劇とは、人材が欠乏するから起こるのではなく、人材がいてもそれを使いこなすメカニズムが機能しなくなるから起こるのだ。」
 先日、本屋で立ち読みしていたとき、この文章が目に入った。そして、塩野七生氏の「日本人へ、国家と歴史編」を購入した。しかし、読まずに机の上に置いたままだった。
 そのような折、つまり二十日、例の鳩山由紀夫氏の軽井沢別荘での「勉強会」に小沢一郎氏と側近が参加して「気勢を上げている」場面や小沢氏の口をあいた作り笑いと鳩山氏の「あの目」を久しぶりに看た。
 この人達は、旧田中派以来、十年一日の如く、これが「政治」だと思って、大まじめにやっている。まことに気持ちの悪い情景だった。
 すると、塩野氏の冒頭に書いた言葉が想い出された。
 あの情景は、亡国のメカニズムが動いている姿である、と。

 政界を含む日本全体に、「人材はいてもそれを使いこなすメカニズムが機能しなくなる」現象がある。これは亡国ともいえるし歴史の転換点ともいえる。
 ローマの衰亡史においては塩野氏の言われるように亡国だった。しかし現在の日本においてはローマのように亡国の結論がでたわけではない。私は、歴史の転換点とみる。
 つまり、戦後体制つまり敗戦国体制から真の国家に脱却できるか否か。脱却できなければ亡国、脱却すれば国家再興、今はこの分岐点だ。
 そこで、二十日にTVで看たあの情景であるが、あれは亡国の情景であった。
 全体としての政界は、「人材がいてもそれを使いこなすメカニズムが機能しなくなっている」。このことは、与野党一致して「日本はいい国だ」という認識を表明した田母神航空幕僚長を更迭・追放したことから明らかである。
 田母神更迭。これは時代を示す大きな象徴的事件であり、これほど時代の閉塞状況を分かりやすく国民に示す事件はない。
 次に、この「全体としての政界」の状況が分かったとして、その中の「民主党というもの」とは何か。
 これは、「人材がいても」どころではなく、人材はいないのだ。
 何故なら、この民主党では、「愚劣な者を吸収するシステムだけが機能している」からである。その結果、「愚劣な者の楽園」ができた。これが民主党だ。その映像が、二十日の軽井沢鳩山別荘風景だった。
 この愚劣吸収システムを作ったのは小沢一郎氏と彼に使われた労働組合だ。
 小沢氏の、議論抜きの「忠犬の頭数」だけを増やすのが政治であるという「哲学」は、田中派という政権大派閥で育った「旨味」というより「幼児体験」によってできあがっている。
 また、かつて「左翼の総評」と「国家観をもつ同盟」という二つの労働組合がお互いの違いを明確に意識して存在したが、今や「議論はやめて一緒になろう」ということで連合となっている。
 これは、人間を堕落させるシステムの合体であり、現在の亡国的閉塞状況を生み出している。
 昨年来の民主党の「生活第一、政権交代」のスローガンと実際の無能ぶりを振り返り、その中で生み出された大量のチルドレン(国会議員!)の「顔」を見ていただければ、百聞は一見に如かずであろう。

 一昨日、信頼し敬意を表している旧同盟系労働組合の第六十一回目の大会が開催されたので、そこで次のように挨拶させていただいた。
「六十一回目の大会の歴史と伝統を振り返っていただきたい。皆さんの先輩が共産主義労働運動と戦はなければ、企業の発展と我が国の繁栄はあり得なかった。
 今、政治は機能不全である。従って、皆さんは労働組合の原点に戻って職場と仲間を守ると共に、先輩がしたように左翼的政治を変革するための行動を新たに起こしていただきたい・・・。」
 また、昨日、知人から質問された。
「民主党の○○議員は、どうですか、評価できますか」。それに対しこう答えた。
「彼には気の毒だが、同情する必要はない。彼が自ら選んで生息している生物学的な環境をみて判断したら如何か。悪い水のもとではいい米はできないではないか。彼はこの先、あなた方の前で話せば話すほど、嘘をつくことになるだろう」

 さて、いったい民主党の代表選びとは何を選ぶのか。
 八月十日には、菅代表が、虚偽と妄想に基づく日韓併合百年謝罪総理大臣談話を出している。このことに関して意見を戦わせる事なき代表戦など「売国者の代表選」である。
 さらに、普天間基地移転問題で鳩山が崩れた。この問題をどうするのか、結論を出さずに封印して意見を戦わせない代表選とは、国家的問題を無視するにもほどがあり、あまりにも国民を馬鹿にしてるではないか。
 国防・外交をどうするのか。相変わらず、「東アジア共同体」でいくのか。
 我が国のGDPを如何にして増大させるのか。
 これらについて、意見無き代表戦とは何か。
 それは、軽井沢別荘での鳩山小沢と取り巻きの笑顔、つまり「愚劣な者の祭り」塩野氏のいう「亡国の悲劇」の情景である。

 最後に、日韓併合のことであるが、菅談話は虚偽と妄想のもとに我が国家を謝罪させるものである。菅氏が総理大臣としてそれをした以上、即更迭に至らねばならない。また、更迭してすむはずが無く、万死に値する歴史への裏切りだ。
 このことに関して、次に発売されるWiLL誌に原稿を送った。是非、ご一読いただきたい。
 そもそも日本の近代とは何のための戦いだったのか。
 日本は朝鮮を「搾取」したのか。このことについて、書いた。
 日韓併合開始以来、我が国は国家予算の二十パーセントを朝鮮近代化につぎ込んできた。
 併合時の朝鮮人の平均寿命二十四歳、人口九六〇万人。
 昭和二十年の朝鮮人の平均寿命日本人と同じ四十六歳、人口二六〇〇万人。

 一億二千万人の日本国民!
 ついに歴史を取り戻し、怒るときが来ている!
 「愚劣な者を吸い上げるシステム」(敗戦体制、民主党)が、このことを国民に示したとするならば、ここに群れる愚者達の時代の転換に資する唯一の功績となる。

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