大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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八月六日、広島の「赤の広場」

平成22年8月7日(土)

 昨八月六日、広島を見てきた。
 平和公園は、「赤の広場」だった。
 この広場で、毎年八月六日、コミンテルン日本支部と中国共産党の期待をいっしんに受けて、我が国の内閣総理大臣と広島市長が如何にアホかを世界に発表する。
 本年も、発表した。
 その発表場所には、「安らかにお眠りください、過ちは繰り返しませんから」という言葉が石に刻まれている。
 この前にくる総理大臣と広島市長は、過ちを繰り返しっぱなしだ。
 唯一の被爆国だから、非核三原則を堅持し、アメリカの核の傘から離脱する、だと。
 公衆の面前で、恥ずかしくないのか、馬鹿も休み休み言え。
 広島の「赤の広場」にこの発言が流れた本年は、中国共産党の高笑いが特に大きく響いていたことだろう。
 この場でしゃべった総理大臣が、中国共産党の核爆弾は、友好友愛の核であるという前提で勝手に武装解除宣言をしているからである。中国からは大歓迎。日本人からは想像を絶する無責任。
 さらに、アメリカは、苦笑いして首を振ったことだろう。
 何故なら、この総理、アメリカの核の傘はもう無いのに、まだ有ると無邪気に思いこんでいるからである。この馬鹿は、アメリカの大統領が、ロサンジェルスが核攻撃を受ける危険を冒して日本を守ると未だ信じている。
 こともあろうに被爆地において、この二つの間違った前提で、大まじめにしゃべる者を何と言えばいいのだろうか。
 アホもしくは馬鹿としか言いようがないではないか。

 六日の午後、この愚者の祭典が終わった後の被爆地を歩いた。
 原爆ドームの横で、核廃絶の署名運動をしている一団がいた。また、川の向こう岸ではインディアンの衣装を着た数名の男が太鼓をたたいて奇声をあげて踊っている。何故、マイクで大音響の奇声を被爆地で流しているのか、感覚が分からない。
 また公園内には、腕に安もんの入れ墨をした毛唐が女の子を連れて歩き回っている。そして向こうの原爆資料館の前あたりでは、赤旗が乱立しマイクのアジ演説が響きわたっている。
 その喧噪の中で、多くの人々が静かに並んで馬の鞍型の慰霊碑に合掌していた。
 その慰霊碑を暑さにうな垂れた花輪が取り巻いていた。
正面は、例の○○の総理大臣や衆参議長や各県知事の花輪。
側面は、日本共産党や左翼系労働組合の花輪。
 
 この「赤の広場」と化した地に、嘗て住んでいて被爆し亡くなった人々のことを偲んだ。この方々は、
 昭和天皇が終戦の詔書で
「敵ハ新タニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ、惨害ノ及フ所真ニ測ルベカラサルニ至ル」とある如く、天皇が「無辜」と呼ばれた人々である。
 この方々は、自分たちの死が、このような左翼の祭典に利用されていることを知れば、いかばかりご無念であろうか。
 この祭典こそは、慰霊碑の碑文にあるように、自分たちが「無辜」ではなく過ちを犯し悪いことをしたので原爆が落ちたという東京裁判史観・自虐史観のうえに繰り広げられているからである。
 即ち、この碑文つまり東京裁判史観こそは、無辜に過ちを犯した者という冤罪をかぶせることによって、無辜である自分たちに対する原爆使用を容認しているからである!

 一九七七年、ソビエトのヨーロッパに向けて実戦配備された中距離核弾頭ミサイルSS20に対抗してNATOがパーシングⅡ核弾頭ミサイルを実戦配備しようとしたときに、ヨーロッパにはそれに反対する「反核市民運動」がわき起こった。しかし、ソビエト崩壊後に判明したことは、この「反核運動」が、ソビエトが仕組んだ工作によって起こされていたということである。
 よってこの広島の「赤の広場」の行事も、我が国に対して核弾頭ミサイルの照準を合わせて実戦配備している国の工作によって成り立っている。

 「赤の広場」の偽善と喧噪から離れ、広島城内の護国神社に向かった。しかし、午後六時からの「ふたたび、ヒロシマの平和を疑う!」集会開会の時間が迫ったので、護国神社参拝をあきらめてリーガロイヤルホテル広島の会場に入った。
 この集会は、日本会議広島が主催して、昨年に引き続き八月六日に開催された。
 講師は、昨年に続き「危険人物」の前航空幕僚長の田母神俊雄さんである。
 田母神さんの講演に先立ち、「赤の広場」の式典では読まれない「もう一つの平和宣言」が朗読された。
 その次に、札幌医科大学教授で、初めて中国のシルクロードにおける核実験から生じたウイグル人七五万人殺害という大惨害を摘発した高田 純氏の緊急提言がなされた。

 この「もう一つの平和宣言」こそは、若い女性の清き魂からほとばしる凛とした声によって読見上げられた尊い日本人の魂の叫びとして会場に響いた。
 この宣言は、「ここに眠る皆様に謹んで申し上げます」と始まり、「六五年前のあの日、火事を避けて太田川の河原で見た現実はこの世のほかの風景でした」と続いた。
 そして、被爆20日後の記録にある、誰も泣かず、感情を抑え、黙って死んでいった人々や、水を飲み握り飯を頬ばってはっきりと名を告げて息を引き取った少年勤労学徒の情景を述べたうえで、「あなた方はどんな貴族よりも高い精神の中にいたのですね・・・原爆はあなた方の心にまで届かなかったのです。私たちはそれを誇りとします。」と死者に呼びかけた。
 そして、「宣言」の最後は次のように結ばれた。
「私たちはまだ、あなた方に『安らかに眠ってください』といえる資格がありません。
 今の私たちには、世界と溶け合った古の心に源流をもつ、その賞賛すべき高い精神を必ずしも受け継いではいないからです。
 しかし、私たちは忍耐を持って理不尽な死を迎える直前、
『兵隊さん、仇を取ってください』と言われた人のことを忘れません。
 あなた方は今もなお、私たちと共にあります。どうか見守ってください。あなた方の高き心が私たちの精神に満たされたとき、そして継続する努力が日々の平和を繋ぐことができたとき、私たちの仇討ちは終わります。
 その暁には、改めてあなた方に申し上げるでしょう。
『安心してお休み下さい。過ちは繰り返させませんから』」
 
 宣言の文章の格調の高さと、朗読された若き娘さんの魂の清らかさが心に響いた。

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