大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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十二月八日、開戦の日の偶成と思い出

平成21年12月8日(火)

 毎年八月に入れば、広島、長崎の原爆忌そして八月十五日を迎え、三百万を超える戦没者のことが思われ、古来からのお盆の風習と合わさってご先祖と戦争で亡くなった人々の「慰霊」の雰囲気が漂うように思える。
 同様に、十一月末から十二月八日の真珠湾攻撃に向かう期間は、あの開戦前夜の雰囲気を、ふと思う日々となる。その緊張感を想像する。もっとも、私は戦後の生まれで、その時のことを知っているわけではないが。

 本日未明、「帝国陸海軍は、本八日未明、西太平洋上において・・・」、という大本営発表を思い出して起床した。
 そして、現実の六十八年後の我が国政治のニュースに戻る。
 そこに、普天間基地移設の日米合意を実行できない総理大臣がいる。何故、実行できないのか。
 それは彼の頭の中に、国家の防衛、国防という観念がないからである。と言うより、そもそも「公」という観念がないのではないか。彼は母親がスポンサーの「恵まれた家業としての議員生活」をしてきただけではないか。
 これでは、アメリカ軍基地移転の日米合意の実行どころか、地元住民と地主の意向と空港の必要性が絡み合う一地方空港の建設もできない。
 できるのは、女房と二人の海外旅行そして演劇鑑賞。
 そこで、彼の海外でのパフォーマンスを見て思い出していたのが、日露戦争時の小村寿太郎外務大臣の発言なのだ。
 ある日、小村外務大臣が、何故奥さんと同行することなくいつも独りなのかと問われた。
 それに対して彼は、次のように答える。
「みっともないカカアを連れて世界に恥をさらせるかア」

 ともかく、ここ数年で、我が国の総理大臣が突然辞任して世界を驚かすことが二回続いた。しかし、今は突然の辞任で驚ろかすのではなく、既に在任中の「無能」で驚かせている。恥だ。

 改めて、本日は十二月八日である。
 真珠湾攻撃が、我が国の国家戦略のなかに、如何に位置づけられるか、是か非かは議論のあるところだ。さらに、何のために奇襲攻撃をするのか、その戦術的目的が指揮官の頭に明確に入っていたのか否かも、真珠湾の港湾設備への攻撃をしなかったことから議論がある。
 しかし、十一月二十六日、択捉島のヒトカップ湾から出撃し、途中北太平洋上で、「ニイタカヤマノボレ」と最終の攻撃命令を受けて、十二月八日の未明、どんぴしゃりの定刻に真珠湾の上空に達して奇襲を成功させた連合艦隊と搭乗員の武勇を讃えたい。
 
 以前、日本をよく知る仲の良いアメリカ人、実はCIAの元幹部と話していたときに、彼が言ったことをご紹介したい。
 日本の現代政治に話題が移ったとき、私は、次のように彼に語った。
 戦後も六十年経ったのだから、マッカーサーが卑怯なけったいな憲法を押しつけたとはもう言わない。この間、この憲法廃棄も改正もしなかったのは、日本人の責任だ。しかし、戦争に負けて実に悔しい。今の国防を忘れた日本の政治情況は、マッカーサーの仕組んだとおりになっている。マッカーサー、チクショーだ。
 これに対して彼が言った。自信を取り戻して欲しい。日本人は真珠湾を見事に攻撃したではないか。空母機動部隊をあのように運用できたのは未だ日本人だけだ。独創的で驚くべきことだ。あれほどの作戦を成功させることができる日本人を、アメリカは決して見くびることができないんだ。CIAにアメリカ国内から日本に対する問い合わせがあるが、何の質問が一番多いと思う。それは、日本国内で、「核保有」の議論が何処まで進んでいるかということだ。

 十二月六日の日曜日に、大阪の国民会館で「大東亜戦争顕彰講演会」が開催された。外交評論家の加瀬英明氏が、「大東亜戦争の世界史的意義」について講演され、私にも来賓として挨拶する機会が与えられた。
 私は、この「大東亜戦争顕彰」という表題が新鮮で嬉しい。
 まことに「顕彰」に値する。
 
 加瀬英明さんは、日本の戦いに感謝して独立の喜びに沸くインドネシアなどの東南アジアからインドにおける実体験と各国の首脳との人的交流から得た実感をもとに大東亜戦争の世界史的意義を語られた。
 私は、スパルタ王レオニダスと大東亜戦争の日本人を語った。
 紀元前、レオニダスは三百名のスパルタ戦士とともに、テルモピレーで二百万とも言われる雲霞のようなペルシャ軍と戦い玉砕する。そして、アジアの専制からギリシャ・ヨーロッパ世界を護った、と讃えられる。
 そうであるならば、大東亜戦争における日本人には星の数ほどのレオニダスがいる。彼らはアジア太平洋の各地で玉砕した。
 スパルタ人がペルシャ戦役において玉砕してアジアから西洋を護ったならば、日本人は大東亜戦争において玉砕して西洋からアジアを開放したのだ。

 ところで、十一月二十六日は、昭和十六年の真珠湾に向けた連合艦隊出撃の日だけではない。遡ること三十四年、明治三十七年の旅順要塞に対する白襷隊の突撃と玉砕の日でもある。
 この白襷隊の玉砕がなければ旅順は陥落せず、旅順が陥落しなければ、昭和十六年に、そもそも日本がなかった。そう考えれば、二十世紀の戦場における日本人は全てレオニダスだった。
 西欧世界が玉砕したレオニダスを讃えるならば、我々日本人は深く大東亜戦争を「顕彰」し、戦い玉砕した日本軍兵士を讃えなければならない。

 さて、昨年の失業者の群れる「日比谷村」を演出した興行師、つまり、左翼、また今の政府与党には、関心がないだろうが、私のところに、釜が崎で活動している方から連絡が来ている。この年末、職と食がなく宿もなく野宿する人が増えていると。
 先日も米を運んだとき、釜が崎の三角公園を見たが大勢の方々が炊き出しに集まっていた。それで、本日これから、さらに米をもって西成に行くことにした。
 思えば、昭和四十年代から、今は亡き母と年末の西成に行き始めた。そして、今も、母の思い出とともに訪れている。母は、ヨーロッパ人のカトリック神父ががんばっていた炊き出しの家をよく訪れていた。
 僕は、二十歳の前の頃から、近くの飛田新地にある「一番」という飲み屋の常連客だった。高校の恩師でその後飲み友達、陸軍幼年学校出身の山口格郎先生が常連客で、僕も自然に常連を引き継いだ。
 だから、この辺、釜が崎、そして、飛田は、青春の日々を過ごしたふる里のように思える。真夜中に天王寺公園や路上で酔いつぶれて寝ていた僕を、知らないおばちゃんやおっちゃんが介抱してくれた。
ここの人々の人情を忘れない。

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