大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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インド洋、アフガニスタン、朝鮮半島

平成21年10月15日(木)

 インド洋と朝鮮半島は、我が国の運命に直接関わる地帯である。
 現在において、インド洋には我が国のプレゼンスが必要である。アフガニスタンの為ではなく、我が国のために必要である。
 また朝鮮半島が、我が国の安全保障に重要な地域であることは自明のことだ。
 従って北朝鮮が核とミサイルを開発して、既に保有するに至ったことは、我が国の重大な関心事であり、如何に対処するか、「覚悟を決める」順番が我が国に回ってきている。「重大な関心事」ということは、多くの国民の命がかかっているということである。だから政治は「覚悟」を決めねばならない。

 ところで、「覚悟を決める」順番が回ってきているのに、全く見て見ぬふりで「生活第一」、「政権交代」、「チェーンジ」の衆議院総選挙祭りをして民主党政権が発足した。
 今となっては、あのくそ暑い夏、何を考えていたのだろうか、と狐につままれた思いにかられている人も少なくない。
 
 そして、これから明らかになることは、国際社会においては、あの「生活第一」の選挙の時に、見て見ぬふりをして何も考えていなかった分野において、日本の運命が決まっていく、日本国民の命に関わることが決まっていく、ということである。
 よって当然、「生活第一」で出来た鳩山民主党政権は大丈夫かと注目せざるをえない。

 そこで、今までの期間で既に判断しうるので言うと、愕然とすることであるが、総理や外務大臣、そして、防衛大臣の頭の中は、「空っぽ」ではないかということである。木槌で叩けば、「かーん」という空っぽの音がするのではないか。
 
 鳩山総理は、ニューヨークからソウル、北京と派手に動いた。発信したのは、二酸化炭素25パーセント削減、東アジア共同体、友愛の海東シナ海。
 会ったのは、胡錦涛中国主席、オバマ大統領、韓国大統領、温家宝中国主席。
 北京では、中国の温家宝首相を真ん中にして韓国大統領と三人で写真に納まっているが(これは国家間の序列としておかしい、温家宝は主席の下の首相ではないか)、同時期にこの中国首相は、多額の土産をもって北朝鮮を訪れ大歓迎をされているし、韓国大統領も北朝鮮に食糧支援を再開するという。
 つまり鳩山氏は、北京で北朝鮮への援助を開始する中国と韓国に囲まれていたのである。
 そして、北朝鮮は日本海にミサイル5発を打ち込んできた。
 
 一体、鳩山首相は、この北朝鮮のミサイル発射にどう反応したのか。さらに、多額のおみやげを持参した見返りに北朝鮮で大歓迎されている温家宝首相や、食糧支援を再開する動きのある韓国大統領に、如何なる釘を刺したのか。
 
 「我が国には、北朝鮮に拉致された国民を救出するという最優先課題がある。北朝鮮に対する制裁を強化して国民を救出しなければならない。中国と韓国は協力すべきである。」
 「核とミサイルを開発し、度々我が国に向けてミサイルを発射する北朝鮮に援助をしてはならない。」
 鳩山氏には、これくらいのことを言った形跡はない。しかし、いやしくも日本の総理大臣なら、これを言わねばならない。
 アメリカの「チェ~ンジ」も化けの皮が剥がれてきたが、日本の「交代」も「後退」だった。
 それも、決定的な後退だ。

 これに拍車をかけるような動きがある。外務大臣のアフガニスタン訪問である。
 これは、我が国がインド洋から撤収するための理屈収集の一環だ。鳩山内閣はアフガニスタン政府のお墨付きをもらったように装ってインド洋から撤収する算段である。
 つまり、アフガニスタン政府から、日本がインド洋で給油活動をするよりも、直接目に見える形で「資金援助、民生援助をしてくれればありがたい」と言う要望を聞き出すために行ったのだ。 乾燥した山岳地帯のアフガニスタンからはインド洋という海は見えないから当然そう言うだろう。
 しかし、冒頭触れたように、我が国のインド洋におけるプレゼンスは、アフガニスタンの為ではなく、我が国の為に必要なのだ。これは、我が国のエネルギーがどこから運ばれてくるかを考えるだけでも分かることだ。
 鳩山・岡田、つまり、総理と外務大臣の頭には、この国益の観念と戦略がない。
 そして、この国益の観念のない総理と外務大臣ほど危険な者はない。危険と言うことは、彼らは国民を殺す結果をもたらしかねないということだ。
 このままでは、彼らは、インド洋撤退後に、アフガニスタンに「民政支援のため」、地上部隊もしくは民間団体を送る方向に誘導される。 アメリカやイギリスという国際社会が、我が国のインド洋撤退に、それは日本が決めることだと「理解を示す」ということは、こういう見返りがあるからである。
 ところが、鳩山内閣は「友愛の精神」によって支援をするだけで、覚悟があってアフガンに部隊や民間団体を出すのではない。その覚悟とは、日本人に殺される者がでる可能性が大きいが国益上致し方ないという覚悟である。
 アフガニスタンには、大量の地雷が撒かれている。民政支援の為にはこの地雷を除去しなければならない。しかし、地雷を撒いた組織からすれば、地雷を除去する者は敵であるから射殺しなければならない。
 アフガニスタンはカンボジアではない。まだ、敵味方戦闘行動中の「戦地」なのだ。
 戦闘が終わったカンボジアにおいても、地雷除去には自衛隊の部隊を派遣する必要があった。民間人がなし得る作業ではなかった。
 鳩山・岡田両氏、そして幹事長の小沢氏は、覚悟があって民間人をこのようなアフガニスタンという戦地に入れるつもりか。

 私の脳裏には、19世紀の絵が甦る。それは、英国のアフガン戦争においてガンテマックという丘で包囲され全滅する英国軍の様子を描いた絵である。中央公論社の「世界の歴史」に掲載されていた。
 その絵にそっくりなのが、現実に写真で見たベトナムのディエンビエンフーにおけるフランス軍の全面降伏直前の情景である。だからよく覚えている。
 アフガンにおける現在のアメリカ、イギリス軍もこうなる可能性がある。イギリスもソビエト・ロシアもこうなった。古来、アフガニスタンとは、このような地帯なのだ。

 次に、防衛大臣であるが、名前も知らない。
 しかし、史上最低の大臣であることは確かだ。何しろ、今まで海外に派遣され国際社会で活動してきた自衛隊員を「違憲、不当、有害」な活動をしてきた者と評価しているからである。
 つまり、社会党の防衛大臣なのである。しかし、社会党であろうと蜂の頭であろうと、自衛隊員を「犯罪者」扱いする大臣こそ、更迭すべきなのだ。日本は良い国だと言った者が更迭されたのである。自衛隊は国際社会で悪いことをしたと言った者こそ更迭しなければならない。
 昔の「西部戦線異状なし」という映画の中で、青年兵士が、無能なくせに、うるさく憎たらしいだけの上官を、便所で後ろからドンゴロスに入れて殴る場面がある。
 今の防衛大臣も、便所で立っているとき、後ろから袋をかぶせて便器の横に転がしておくに値する存在である。
 そうして登庁拒否症、登庁恐怖症にすればよい。このような者を登庁させること自体が国家にとって有害である。わが国が普通の国で防衛省内の若手に元気があるなら、これくらいのことが起こっても不思議ではない者が大臣をしている。

 インド洋の重要性については、改めて大東亜戦争に遡って述べてみたい。つまり、インド洋におけるプレゼンスを放棄したことから我が国の敗戦が始まったということ。

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