大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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政界のレベルから抜きん出ている国民と議員の分類法

平成20年12月13日(土)

 五日の夜は福島県白河の林養魚場において、その近隣のみならず遠く会津若松や仙台そして郡山などから有志が集まり、教育再生・日本再生について勉強会と忘年会が行われた。講師は、戸塚宏さんである。私もしばし語らしていただいた。 
 七日は、大阪の国民会館で「大東亜戦争顕彰講演会」が行われ八尾市会議員の三宅博さんとともに来賓として挨拶を求められた。
 十一日は、午前九時半から松江にある淞南学園という高等学校の講堂で、生徒と地域の方々に北朝鮮による日本人拉致問題を話す集会に出席した。
 前日の十日の晩、岡山から電車で松江に入ったが、楽しみにしていた尊敬する山田方谷先生の治績の跡つまり旧備中松山藩付近は、真っ暗で見えなかった。また、方谷という先生の名を駅名にした「方谷駅」も暗い中で通過してしまった。
 そして、十二日は、午前中は衆議院安全保障委員会、午後は衆議院本会議に出席、それから、議員会館近くの会場で、「北朝鮮の現状と拉致被害者の救出」という国際シンポジウムが行われた。このシンポジュームには、アメリカから旧知の元CIA東アジア部長のアーサー・ブラウンさんや北朝鮮の元統一戦線部要員であった張哲賢氏も出席した。私も主宰者側の拉致議連幹事長として今後の運動のあり方について訴えた。
 このシンポジウムは、午後六時前に終了したが、それから官房長官主催の晩餐会があったが、私は出席せず、他の場所で夕食をとった。
 この晩餐会は、政府に拉致被害者支援室が出来てから官房長官主催で始まったもので、拉致被害者家族や救出運動に携わってきた組織や人が招かれる。私は、議連の事務局長が出席すると分かったので欠席した。
 こういう官製晩餐会は、政府が何もしてこなかった時には政府への不満の「ガス抜き」になる。別に「ガス抜き」されたくない。従って、昨夜は「けったくそ」が悪いので、拉致運動始まって以来の記録者であるとともに、尖閣諸島魚釣島に共に上陸した稲川和男さんと夕食をとり、最終の新幹線で大阪に向かった。

 以上のように、ここ数日間で私が出席した集会と国会日程を述べた訳は、政界の情況と国民の意識の隔たりをつくづく感じたからである。
 まず、十二日の衆議院本会議は、テロ特別措置法と金融強化法の再議決である。前者は、インド洋における対テロ活動支援の為の洋上補給を来年一月以降も継続できるようにするもの、後者は中小企業に対する融資を促進する為の方策を定めるもの。ともに参議院で否決されたので、十二日に衆議院に戻ってきた。
 私は、この二つの法案に自信を持って賛成票を投じた。
 そもそも、「解散をしないのなら参議院で審議もしない」と民主党の「マスク」をした御仁が言うので、会期を延長して憲法の規定通り衆議院通過後六十日間で再議決しようとしていた国にとって重要な法案である。それを、どういう風に気が変わったのか、会期末十日前に参議院から衆議院に戻してきた。
 演壇での党を代表した反対討論には、テレビに映るからと兄ちゃんをおだてて出してくるが、およそ国会議員としての格調がない。送り出した党指導部の程度を現している。
 次に、午前の安全保障委員会であるが、給与法を可決した。この法案は例年この時期に提出されるもので全会一致である。問題は、この給与の法案とは全く関係のない「付帯決議」を自民と民主が付けてきたことである。
 その付帯決議の内容をみて唖然とした。
 内容は要するに、田母神航空幕僚長の論文は極めて遺憾であるから再発防止策の徹底を図ること。自衛隊の厳格な幹部教育を実施すること。自衛隊における教育のあり方を点検し、国を守る意識や歴史観も含めて適切な教育を行うこと。という思想統制を政府に要求し、自衛隊を「村山富市の軍隊」にしようとするものである。さらに、最後に、「退職公務員の退職金の返納のあり方」について書いてあるのを見て、実にアホかとしか思えなかった。田母神氏に退職金を返納させようと圧力をかけているのである。まさに嵩に懸かった姑の嫁いびりのような腐った根性である。民主党が提案理由の説明をしていた。
 私は、「アホなことをするな」と発言しておいて、自信を持って付帯決議に反対した。よって、この馬鹿馬鹿しい決議は「全会一致」にはならなかった。

 この十二日の国会の低級な「集会」に出席して、
 松江の淞南学園における高校生そして地域の参加者から伝わってくる熱心な拉致被害者救出を願う思い、さらに、白河また大阪そして東京における参加者の「誇りある日本」であるべきだという思いの高さに改めて感銘を受けざるを得ない。
 ここ数日間に私が接した高校生を含む国民の意識に比べ、国会議員は低級すぎる。
 
 よく、日本は衰退するとテレビに出てきて解説する評論家がいるが、彼らは、評論家であって、拉致被害者救出運動や民族の誇りを取り戻そうとする運動に何ら関与していないのだと思う。国民の意識に接すれば日本は衰退しない。
 今、表面に出ていないが、日本再興の力は国民の中にある。
 反対に国会は、確かに衰退の象徴である。
 かつて、中国共産党の内部抗争やロシア政権内部での確執について、別にまじめに考える必要はない、「悪い中国人(ロシア人)」と「非常に悪い中国人(ロシア人)」との争いである、とおもしろい整理の仕方をした人がいた。
 この方法で、我が国政界の幹部面をしてテレビに出てくる人士を整理すると、ここでも別にまじめに考える必要はない、「程度の悪い日本人」と「非常に程度の悪い日本人」が出ているだけだ、ということになる。

 すると、またぞろ、日曜日などに、不満を言うことによって群れてきて、煽られてテレビを賑わす議員が現れる時期になってきている。ともに非常に賢そうで言葉なめらかである。
 そこで、議員を選別する何かいい「言葉」はないだろうかと昨日新幹線の中で考えていた。すると、学生時代に友人とよく話した人物選別法を思い出した。
 よって、別に、まじめに考える必要はない、次の方法で「議員」を選別してはどうかと提案したい。

 まず、人物を次の四つに分類すると便利である。
A「一見賢(かしこ)で、その実賢」
B「一見賢で、その実アホ」
C「一見アホで、その実賢」
D「一見アホで、その実アホ」
 そして、この分類を如何に評価するかであるが、私は政治という世界を念頭に置いて次の通り評価する。
 一番いいのは、C「一見アホで、その実賢」である。
 次にいいのはやはり、A「一見賢で、その実賢」であろうか。
 そして、次にD「一見アホで、その実アホ」がきて、
 最下位は、B「一見賢で、その実アホ」である。
 
 しかし、現実にはA「一見賢で、その実賢」とD「一見アホで、その実アホ」は優劣つけがたい。むしろ、情況が厳しければ厳しいほど、このDがAを遙かに凌駕する。
 例えば、日露戦争において旅順要塞を陥落させて日本を滅亡から救った第三軍司令官乃木希典大将を、司馬遼太郎は「無能」つまり「アホ」と評価する。しかし、乃木大将は陥落まではヤイヤイと非難されながらもそれに耐えて、ヨーロッパの軍事専門家がイギリスとフランスの連合軍が陥落に一年もかけざるを得なかったロシアのクリミア半島にあるセバストーポリ要塞を六つ合わせた力を持つという旅順要塞を陥落せしめた。
 このような難戦を切り抜けるのは、Aのように平時に「賢い」という評価に慣れた人には無理である。
 私は乃木大将は、歴史上まれにみる卓越した人物にして最上級の至上の評価を受ける人と思うが、仮に司馬遼太郎のいうように「無能」であってもAを遙かに上回るDのタイプの人である。
 乃木大将が一見無能に見えたということを受け入れたとしても、司馬は、乃木さんが尋常の人物ではないことを認めている。では何故、司馬は乃木さんの国家に対する永遠の功績に鑑み、その尋常でないところを正当に「至上の人物」として評価できなかったのであろうか。
 ここが、司馬の為に惜しいと切に思う。この一点において、私は司馬を読者に迎合する程度よくない新聞記者と評価せざるをえないからである。即ち、司馬はBタイプであると。一見、「坂の上の雲」では賢く書いている。しかし、その実は自国の歴史を他国のようにみる馬鹿ではないかと。(少し、話がよこ道にそれました。)

 そこで、また我が国の現在の政界に戻って、私が言いたいことを書きたい。もう、お分かりと思う。ねじれ国会といわれる政界で、今表に出ている人士を、あの顔、この顔と数名思い浮かべていただきたい。
 総てBタイプ、「一見賢で、その実アホ」ばかりではないか。
 だから国が危ない。政界が一見賢そうにいうが、実はBタイプ即ち最低のレベルに率いられている現在、我が国は危ない。
 危機は金融や経済にあるのではない。政界にある。
 そして、この危機を乗り越えるのが、真の改革である。

 ところで、そこまでいうなら、お前は自分で何タイプだと思っているのかと聞かれるであろう。
 そこで言う、私は自分で、D「一見アホで、その実アホ」のタイプだと思っている。
 アホだから、尖閣諸島にも上陸することが出来た。あの当時、賢い議員はしないことだった。
 集団的自衛権の本質を女性を暴漢から守ることを例に出して説明し、さらに核武装するかどうか議論しようと発言するなど、まことに適切だが、あの当時、いや今も、賢い議員はしないことだった。
 また、昨日の「北朝鮮の現状と被害者救出」の国際シンポジウムでは、例の安全保障委員会での付帯決議に賛同した総ての党派の議員が言えないことが言えた。つまり、村山談話を信奉する賢い議員が言えない本質的で大切なことが言えたと自負している。即ち、
 ①核開発を進める北朝鮮から拉致被害者を救出するためには、我が国は自ら決断して早急に独自の核抑止力を保持しなければならない。
 ②北朝鮮から拉致被害者を救出する為には、北朝鮮に悪いことをしましたという「村山富市談話」から脱却しなければならない。田母神航空幕僚長の歴史観が国民を救うのだ。

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