大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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九月二日に「教育再生」の国家的意義を痛感する

平成19年9月2日(日)

 昭和二十年・一九四五年九月二日、六十二年前の今日、我が国はアメリカ海軍の戦艦ミズリー号の甲板で連合国に降伏した。そして、我が国は連合軍の占領下に入った。
 この降伏文書に調印のためミズリー号に上がった我が国全権の写真が、今朝の産経新聞に載っている。

 この時、戦争は終わった、と我が国は思った。我々は、そのように教えられた。そして、「戦争は手段を替えた政治である」という国際政治の鉄則に思い至らなかった。
 なるほど、「戦闘は」広いアジアの一部では継続されていたとしてもおおよそ終わった。特に内地では確かに終わった。
 しかし、戦争は講和条約締結まで終わらないのだ。
 従って、連合軍とりわけアメリカの我が国に対する「手段を替えた政治」、即ち戦争目的の達成はここから開始される。
 それは、原爆の使用を含む「戦闘」においては、とうてい達成されえないこと、即ち、十九世紀末にグァム・フィリピンを占領して中国大陸に勢力を伸ばそうとしたアメリカ帝国主義の最大の障害となった日本を
 「精神的に無力化する」
ことであった。
 そして、この為のアメリカの「手段を替えた政治」は、我が国の歴史を奪うことから始まる。
 先ず、子供達の教科書は、墨で塗りつぶされた。さらに、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こらないようにすることを決意し・・」という突拍子もない「前文」を冠した「憲法」が創られた。

 ここで、私のようないわゆる団塊の世代の体験が甦る。昭和三十年代になっても出されていた、あの学校給食の茶色い色をした脱脂粉乳である。
 あれは、アメリカが日本の学童に栄養価の高いミルクを飲ませるために送ってくれたと、ありがたがって説明されていたが、アメリカでは家畜の飼料であった。
 つまり、アメリカは、戦後十年以上経っていても、家畜の飼料を我が国の学童の栄養補給のために送ってくれていたのだ。
 我々は、素直にアメリカさんありがとうと毎日飲んでいた。
 しかし、後日、会田雄二さんの「アーロン収容所」を読んだとき、我々は、ありがたいと思ってあの脱脂粉乳を飲んでいても、あいつ等アングロサクソンの感覚は違ったのではないか思い至ったのだ。
 
 「アーロン収容所」には次のような記述があった。
 イギリス軍の造った日本軍捕虜収容所の横には豚の飼育場があった。イギリス軍が日本軍捕虜に提供する食事は極めて粗末で、隣の豚に出す飼料の方が遙かによかった。捕虜の中から衰弱して死んでいく者が相次いでいた。そこで、日本軍の将校が、イギリス軍に、
「せめて隣の豚に出している程度の食料を日本兵捕虜にも提供して欲しい」と頼んだ。
 この切実な要望に対し、イギリス軍は次のように回答した。
「イギリス人は極めて人道的であるので、豚の餌を人間に提供するというような非人道的なことはできない」
 
 なるほど、これが彼らの論理なのか。こいつ等は常に独断的な自己正当化の論理を考え出して餓死者がでても平然としている。他方、こいつ等は、捕虜に栄養価のあるゴボウを出した日本人を、木の根を捕虜に食べさせたと難癖をつけて処刑している。
 ところでアメリカは、脱脂粉乳という豚の餌を我々に提供していた。しかも彼らは文明人で、イギリス人と同様に家畜の餌を人間に食べさせるような非人道的なことはできないという論理をもっている。・・・ということは、アメリカは我々を豚だと思っていたと考えられる。そして、アメリカの善意を疑わずに、小学生の時に学校で飲んだざらざらで茶色の脱脂粉乳を思い出した。コンチクショー。
・・・閑話休題。

 六十二年前の九月二日から我が国の被占領期が始まる。
そして、この占領期に構築されたのが「戦後レジーム」である。
従って、この「戦後レジーム」から脱するためには、アメリカが占領期に着手した手順を逆に巻き戻したらよいことになる。
 それは何処か。
 先ず、「教育」。「憲法」。そして「国防」である。これらは三位一体だ。即ち、安倍内閣の狙いは極めて妥当なのである。この狙い所を参議院選挙から始まった表層の動きに気をとられて見失ってはならない。

 まさにこのような時期である昨日。
 我が大阪で日本青年会議所 近畿地区 大阪ブロック協議会主催の「教育再生民間タウンミーティング」が開催された。極めて時期を得た企画であると、主催者と協賛者に、深く敬意を表したい。
 このタウンミーティングのパンフレットに大書されている表題は「取り戻そう日本の心」である。嬉しいではないか。
 若き経営者の仲間が多くの協賛を得て教育再生の為に力を集め始めている。
 ここに、教育再生から日本再生、日本再興に至る大道が拓けると確信する。
 この集会に、私も提言者の一人として参加させて頂いたので、次の一点だけここに書き留めて各位のご賛同を得たい。

 今までの教員の左翼的労働組合は、脱却すべき「戦後レジーム」そのものである。そして、真っ当な考えをもつ教員と、その質の向上は、教育再生の要である。よき先生との出会いは子供達の生涯の宝となり生きる力となる。
 しかし今、教員の養成に特化した教育機関はない。一般の大学を卒業するついでに、教員資格でも取っておこうかという状態である。
 そこで、昨日のタウンミーティングにおいて、話題が教員養成問題になった。すると、司会の八木秀次さんが、私に発言を振ったので、次の持論を述べた。
「明治の教員養成システムつまり昔の師範学校の良さを見直すべきである。師範学校には教員を目指す生徒が入学した。
 師範学校には寮があった。教員を目指す若者はこの寮に入って集団生活を体験している。この集団生活の中で評価された者はよき教員となり、よき国民教育者となる。従って、師範学校の再興が望ましい。
 しかし、今直ちに師範学校を復活できないとするならば、一年もしくは二年間、自衛隊に入って自衛隊員として集団生活を経てきた者に教員資格を与えることにしたらよいと思う。自衛隊は教育機関としても素晴らしいものをもっている。」
 これ、いかがであろうか。
 学校とは、子供達を毎日集めて集団生活をさせるところである。この子供達の集団を統率する教員が、集団生活を体験していないのが現状である。
 学生時代という若き日々に、仲間・同僚で力を合わせて厳しい訓練・試練を乗り切ってきた経験をもつものこそ、国民教育者にふさわしい。
また、国民教育者は、祖国を守るという国民としての大切な精神をもっていなければならない。
 この二つの要素を満たす組織が自衛隊である。

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