大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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語るに落ちたこと、と、腑に落ちたこと

平成16年6月18日(金)

 先日の産経新聞朝刊に、サミットにおける小泉総理を

「金総書記のメッセンジャーのようであった」

と米政府筋が語ったと書かれていた。
 これは、ブッシュ大統領に、小泉総理が、金総書記が核の凍結について語ったとか、米朝二国間会談を渇望していると語ったとかを伝えた日米会談の様子と雰囲気を、アメリカ側から表現したものである。

 この「メッセンジャー」という言葉
 この言葉によって、五月二十二日のピョンヤン会談のこと
 何か妙に腑に落ちたのであった。

 つまり、サミットにおいて、小泉総理は金総書記のメッセンジャーであった。ということは、北朝鮮は、小泉という代理人を送って、サミットの参加国になっていたということである。
では、小泉という総理を送り込んだ日本は、参加国ではなかったのか。

 私は、拉致問題に取り組んでから、北朝鮮と先方から特に指名されて接触した複数の人物が、すぐに北朝鮮のメッセンジャーに豹変し、北朝鮮の言い分をしゃべり続けるようになることを目の当たりに見てきた。
 本人は、自分だけが北朝鮮の「真意」を知ることができたと自負して、得意になってしゃべるのであるが、はたで観ていると、北朝鮮の「メッセンジャー」にしか見えない。
 
 そして、やっぱり、小泉さんもそうなっただけのことだった。
 小泉さんも、
「『総理がピョンヤンに来なければ、家族は渡さない』といわれたので、ピョンヤンに行った」ということである。つまり、北朝鮮に特に一本釣りされてピョンヤンに行ったのである。そして、メッセンジャーになった。
 このことに関しては、雑誌「諸君」八月号に原稿を送った。

 さて、何故すぐに相手のメッセンジャーになるのか。
それは、何も今に始まったことではなさそうだ。
このことに関して、以下のことを思い出す。

 平成九年以来、総理大臣と中国スパイ(女性)の交際問題を察知して、日本におけるスパイ問題を少し調べた。
その際、日本におけるソビエトのスパイであったレフチェンコがアメリカに亡命し、アメリカ議会で、政界、官界、学会、財界の数百名の日本人を使ってスパイ活動をしていたと述べたなかで

「多くの日本人は、ソ連に協力するという意識なく協力した」

と証言したことを知ったのである。
 
 そのときの総理大臣も、私の質問に対して、
「スパイといわれたって、私知りません、第一調べようがありません」と弁解するのみで、中国つまり外国政府の女公務員と私的に交際する危険性を全く認めようとしなかった。
 ということは、普通につまり無防備に中国人スパイと付き合っていたということであり、相手から観れば「協力するという意識なく協力していた」ことになる。

 さらに以前の野党委員長は、北京に行って
「アメリカ帝国主義は、日中両国人民共通の敵」と宣言した。既に、中国人民になり切っているのである。
 しかし、この当時は衆議院の二百名に迫る勢力をもつ野党、社会・共産それ自体が、ソビエトや中国や北朝鮮が「地上の楽園」であるとして、これらの国に「協力するという意識なく協力していた」のではなかったか。
 いや、野党に限らない。与党の有力者も、中国にはいちころで「中国大好き爺さん」であったり、金日成に会って涙を流すボスもいた。現に、核開発を続けている中国に対して、万年与党はODA援助を今も止めることができない。

 平成九年に、私は尖閣諸島に行ったが、この国内の島を見に行くのに際し、中国政府および中国大使から「止めてくれ」といわれた日本人から「行くのはやめろ」という賑やかな要請・要求がきた。これらの日本人は、「中国に意識することなく使われていた」のである。

 要するに、我が国にはスパイ防止法がなく、外国勢力からの我が国政界への工作活動はやりたい放題である。
朝鮮総連の幹部がかつて、「一億円の現金を前に積んで、言うことを聞かない日本の政治家は一人もいなかった」と豪語したらしいが、さもありなんである。

 そしてこの度、対日工作活動の中枢である朝鮮総連の大会に総理大臣が祝賀メッセージを送り自民党副幹事長を出席させて代読させている。
 朝鮮総連は、過激派の中核や革マルと並んで破壊活動防止法にもとずく要調査団体である。まして、スパイ防止法があれば、我が国の治安維持と安全の為に徹底的な強制捜索をしなければならない団体である。その団体へ、金正日が数日前に喜んだからといって総理大臣が祝賀メッセージを送るとは、漫画である。総理大臣が、中核や革マルの大会に祝賀メッセージを送ればどうなるか。総理の資質を疑うということになる。

 以上は、戦後という時代の現象で、小泉総理も、戦後の申し子だから、サミットで金正日のメッセンジャーとなったのだろう。

 では、何故そうなるのか。それは、戦後という時代に「国家観」がなく、政治家に国家への「忠誠心」がなく、「国益」への切実な意識が欠如しているからであろう。

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