大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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今こそ、日米合同軍事演習だ。アメリカよ、スービックに帰還せよ

平成30年3月6日(火)

北朝鮮のオリンピック関係者とサイボーグ美女集団は、潮が退くように北へ帰り、
北の金正恩の特使として
「金日成の孫、金正日の娘、金正恩の妹」が、
韓国に来た見返りに、
今度は韓国大統領が北に特使五人を派遣した。
そして、特使達は、五日、金正恩に謁を賜り、数時間の会談と会食の後に
金正恩から、「満足した」との発言を頂いたという訳だ。
「満足した」ということは、
南の特使達は、特使を送った男と同様に、北の核開発について何も言わなかったのだ。

これ、朝鮮半島の北も南も、オリンピックを利用して、
北は、ユスリとタカリの仕上げで「満足な結果」を得て、
南は、北の特使に核開発問題を全く言わなかったので、
先に宦官と呼んだ大統領文在寅が、
国家を度外視した対北融和という個人的野望の達成に有頂天になっているということだ。
まことにこれは、
背後で韓国を支えているアメリカと日本と国際社会に対する裏切りに等しい。
朝鮮半島は、
今も昔も、周囲に惨害をまき散らすことを意識せずに内向きのファンタジーに熱中し、
その果てに自己統治能力を欠落させる民族のいる地域である。
そこで、
美女軍団とか宦官とか首領様とかへの注意は、ほどほどにして、
のっぴきならない危険性が膨らみつつある北のロシアと南の中共について考えたい。

我が国は現在、
北のロシアと南の中共に挟まれている。
中共は、
アメリカ軍のベトナムからの撤退(一九七三年)という「力の空白」が生まれるや、
一気にベトナム沖の西沙諸島侵略に着手し、
続いて、アメリカ軍がフィリピンのスービック海軍基地から撤退(一九九一年)すると、直ちに、その「力の空白」に乗じてフィリピン南沖の南沙諸島侵略に着手し、
現在、1万フィートの滑走路を既に三個も造成して空軍基地とし
ミサイル基地と軍港も建設して、
南シナ海の「領海化」を公言し始めた。
同時に、東シナ海の
我が固有の領土である尖閣諸島の領有を主張し、
現在、公船を常時尖閣周辺海域に遊弋させ、
時に我が国の接続水域や領海に侵入している。
この南シナ海と東シナ海における中共の軍事行動は、
国際秩序への敵対行動であるとともに、
明らかに我が国の領土と生命線を掌中に入れようとする我が国への侵略行為である。
このことは、我が国の多くの国民が知るところとなっている。
しかし、
我が国は、現在、北のロシアについては、
安倍内閣も含めて明らかに、危険なほどに、
無知かつ無警戒だ。
安倍総理が、
ロシア大統領プーチンを「ウラジーミル」と呼び、
彼と何度も会談しているので、
日本とロシアは友好国同士だと思っているのは、
日本だけで、
その「ウラジーミル」は、
我が国の固有の領土である国後・択捉にミサイル基地を造ったのだ。
知床峠から国後島は、真下に見下ろせるまさに指呼の間に浮かぶ島である。
面積は、
国後が沖縄本島の1・3倍、択捉が3倍で、共に北海道の北東に連なる広大な島である。
ここにミサイル基地を造るという「ウラジーミル」の行動は、
我が国の喉に短刀を突きつけたに等しい。
北海道の北に広がるオホーツク海をロシアが「領海化」していることは言うまでもない。

この我が国の南と北における中露両国のつくりだしている事態を眺めた上で、
我が国の航空自衛隊のスクランブル発進回数を見れば、
事態は、さらに一層、明らかである。
平成二十八年度の航空自衛隊機のスクランブル発進は
1168回で、
これは冷戦期を含めて過去最大の回数である。
国別では、
対中共軍機851回、
対ロシア軍機301回、
対台湾軍機8回、
対北朝鮮軍機0回、
以上の情況を総合すれば、
我が国は、まさに、現在、北と南からロシアと中共に挟撃されているではないか。

欧州にあるポーランドは、
西のドイツと東のロシア(ソビエト)に挟まれていた。
1939年8月23日、
東西のドイツとソビエトは相互不可侵条約を締結した(独ソ不可侵条約)。
すると8日後の9月1日、
ドイツ軍は、突如、西からポーランドに侵攻した。
それを見たソビエトは、東からポーランドに侵攻した。
そして、独ソはポーランドを東と西に分割したのだ。
これが、独ソという大陸国家の国境確定の手法だ。
特にロシア(ソビエト)は、
目の当たりに火事場を見れば、必ず動く性行を持つ。
火事場泥棒をしないロシアなど、あろうか。

そこで、五日から開会された中共の全人代で何が決まるのか。
習近平は、終身主席つまり毛沢東になろうとしている。
つまり、中共の共産党独裁権力は、
北朝鮮をモデルにして劣化しようとしているのだ。
それは、今世紀半ばまでに
「社会主義現代化強国」を実現し
中華民族中心の世界秩序を構築するという目的達成のためであるという。
まさに、習近平の金正恩と同じ自己陶酔だ。
そして、五日、李克強首相が表明したことは、
国防費8・1%増の18兆円と「強軍思想」の確立、
さらに、
海洋経済を大きく発展させ、国家の海洋権益を断固として守ること、
即ち、南シナ海、東シナ海そして西太平洋への海洋進出を強化する、
つまり、この海域を「中共の海」にするということである。
では、この海域とは何処か?
我が国を取り巻く海域、「四方の海」。
よって、これは、我が国を取り巻く海域を
「中共の海」にするということではないか。

つまり、今、
我が国を呑み込もうとする動乱が南から始まろうとしているのだ。
八百年前、蒙古は西から来襲したが、
今は、南から中共が我が国の生命線を握り尖閣と台湾と沖縄を呑み込もうとしている。
加えて、今度は、蒙古の時と異なり、
北のロシアが南と連動して動く。
つまり、北海道を奪いにくる!ということだ。
スターリンは、
ドイツがポーランドに攻め入った時を逃さず、東からポーランドに攻め入った。
このスターリンの造ったKGBで育ったプーチンは、
ソチオリンピック直後に、公然とウクライナのクリミアに侵攻したではないか。
このプーチンこそは、
第二次世界大戦後に初めて、武力で国境線を変えるスターリン以来の伝統的なロシアを、
復活させた男だということを忘れてはならない。
彼の作ったロシア国歌の歌詞は、
「おお、北の大森林から南の大海原まで、これすべてロシアの聖なる大地!」
である。
一体、ロシアに「南の大海原」が何処のあるのか。
それは、東の日本の南ではないか。
現在、欧州、特にかつてソビエトに呑み込まれたバルト三国では、
ロシア軍が、再びバルト三国に現れる事態が、現実味を帯びて語られている。
従って、あのウラジーミル・プーチンが、
ウクライナのクリミアにしたことを、
北海道ですると考えることこそが現実的ある。
だから、こちらも、
国境線は武力で守る。
さらに、国境線は武力で確定させる。
北方領土どころか、
全千島と樺太を、
何時でもロシアから奪い帰すと思っていなければならないのだ!

再び、言う。
火事場泥棒をしないロシアなど、あろうか!
また、
敗戦後の十一年間、ソビエトに抑留された秦彦三郎関東軍総参謀長が、
臨終が誓い別れの日に、
同じく十一年間抑留されていた内村剛介氏(北大教授)に語ったことと、
その内村氏がソビエトのエリートについて書いていることを紹介しておく(同氏著「ロシア無頼」)。
秦総参謀長は言った。
「私は生涯ロシア・サービスで一貫し、
ソ連にも長く駐留し、ソ連の演習にも参加した。
でも、何ひとつわかっちゃいなかった。
敗戦後ソ連の収容所くらしをするまでは・・・」
そして、内村氏が書いている。
「無理難題に対処してたじろがず、手段をえらばない者が
共産主義的エリート・コースに乗る。・・・
そして、この『オルガナイザー』は、何もののまえでもたじろがないから、
当然親友を『裏切る』ことを屁とも思わない。
オルガナイザーは裏切り者でなければならない。」
そう、
ロシアはそう簡単に分かる相手ではない。
そして、ウラジーミル・プーチンこそは、
このロシアで育ち共産主義的エリートの出世コースに乗った
「エリート」であり「オルガナイザー」である。
つまりプーチンは、
「裏切る」ことを屁とも思わない「裏切り者」なのだ。
これが、安倍総理が「ウラジーミル」と呼んだ相手の本性だ。
安倍総理、よく心得ておかれたし。

そこで提言する。
今、延期されているルーティーンワークとしての米韓軍事演習はもういい。
あの韓国大統領のもとでは、情報は北朝鮮に筒抜けだ。
今、必要なのは
日米合同軍事演習!
である。
朝鮮半島と日本海と津軽海峡
そして南シナ海、東シナ海と西太平洋を見据えた
日米合同軍事演習だ。
これによって、東アジアを日米で断固守る体制を早急に構築しなければならない。
そのために、我が国は、
アメリカとフィリピンに対して働きかけ、
フィリピンのスービック海軍基地へのアメリカ軍の早期復帰を実現すべきである。
私は、十数年前、
スービック海軍基地を三年連続訪問して宿泊もした。
スービックは、空き家になった素晴らしい基地である。
バラック建ての小屋が並ぶ貧相な町の中に、
一つの巨大な超豪華マンションが、
空き家になって放置されているような感じがした。
従って、
中共がスービックにヨダレを流していることは確実である。
その中共が、上手くフィリピンのドテェルテ大統領に取り入って、
ドテェルテの欲望を満足させる得意の懐柔策を駆使して
スービック海軍基地を使うようになれば、
東アジアの「海洋の自由」は死ぬ。
そして、台湾も沖縄も陥落し、海洋の日本は、滅亡の淵に追い込まれる。
これは、もちろん、アメリカの建国以来最大の危機である。
今こそ、スービック海軍基地に復帰したアメリカ軍と
我が自衛隊の、真の日米連携が開始されるべき時である。
我が陸海空自衛隊には、
この国家防衛の使命を全うする能力と実力と士魂があると確信する。

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