大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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拉致被害者奪還と佐久間勉艇長遺徳顕彰

平成29年4月17日(月)

四月十五日は、
北海道の旭川と福井県の若狭町で二つの集会が開かれていた。
旭川では予備役ブルーリボンの会主催の
「自衛隊による拉致被害者奪還の集会」、
若狭町では若狭町と同町教育委員会主催の
「佐久間艇長遺徳顕彰式典」、
である。
私は、旭川の集会に出席した。その会では、
元陸上自衛隊特殊作戦群初代群長の荒谷 卓陸軍大佐(一等陸佐)
元海上自衛隊特別警備隊先任小隊長の伊藤祐靖海軍中佐(二等海佐)
の陸海自衛隊の特殊部隊創設者と、
特定失踪者調査会代表の荒木和博予備役陸軍軍曹(予備役陸曹長)
がパネルディスカッションを繰り広げた。
旭川の陸上自衛隊第二師団(旧軍第七師団)からも五名の幹部が出席していた。
会は有意義に進み、
特に特殊部隊の隊員とは如何なる思いを以て任務に当たる者たちなのかが、
実戦訓練のなかで特殊部隊を創設した
荒谷、伊藤の両氏によって語られたことは有意義であった。
それは、地位や名誉や利害を考慮する世界からは異次元の世界、
即ち、
天皇を戴く国のために、
自然に当然のように、
命にかえても任務を遂行しようとする者たちの世界であった。

その世界に生きた伊藤祐靖氏が
平成七年の国松警察庁長官を狙撃して重傷を負わせた犯人を
マスコミから聞かれた時のことを語った。
マスコミは二十メートルの距離から
拳銃を四発撃って三発命中させた犯人を
特殊部隊出身の殺しのプロではないかと思って伊藤氏に尋ねたのだ。
伊藤氏は即座に答えた。
「素人に決まってるじゃねえか、
俺が訓練したプロなら自分も死ぬのを覚悟して必ず殺している、
逃げやすい所から撃ったりはしない。」

また、確か平成十六年の秋、私が習志野で会って(特殊作戦群の隊員を指さして)、
彼らを北朝鮮に投入して拉致被害者を救出できるかと質問したときに
平然と即座に、
「命令があれば行きます」
と答えた荒谷初代群長は、会が終わってから、私が、
「安倍総理は、予算委員会での私の質問に対して、
自衛隊には北朝鮮に侵入して拉致被害者を救出する能力がないと答弁したんだ」
と言うと、
「我々に事前に問い合わせてくれたら即座に答えたのに」と舌打ちした。
つまり、俺たちならやれる、と断言した。
さらに、十名の日本人技術者がイスラム過激派に殺されたアルジェリアのイナメナスに
特殊作戦群は救出に行けたかと尋ねると、
「行けた、あの時はアフリカに隊員を送っていた」と答えた。
つまり、我が国は、あの時、
自国民の命を救うために、
敢然とアルジェリアのイナメナスに突入する誇りある国家であることを
世界に示し得たのだ!

歴代内閣の体制は、なっとらん、ではないか。
現体制は、自衛隊(軍)の能力を総理大臣に知らせないようにしている。
総理大臣の側に常に陸海空の連絡将校を配置するべきである。
と、痛切に思った。

さて、この旭川の集会と同じ頃に若狭町では
「佐久間艇長遺徳顕彰式典」が行われていた。
この会に出席したのは、
畏敬する先輩である「大和こころのつどひ」を主催する吉村伊平氏であり、
吉村氏は、十五日の晩に若狭から帰宅途中に我が家に寄り、
顕彰式典の式次第と佐久間艇長の資料をお土産とともに下さり、
私は、翌十六日の午後に北海道から帰宅してそれを拝見した。

すると、明治四十三年四月十五日、
山口県新湊沖海底の第六号艇のなかで死に至るまで職務を尽くした
若狭町に生まれた佐久間勉艇長と十三名の部下達の最後の精神世界と
北海道旭川で陸海軍特殊部隊を創設した二人、
荒谷 卓氏と伊藤祐靖氏の語った精神世界との
時空を越えた日本人としての同一性を強く感じたのである。

よって、次に、私が顕彰式典に送った電文を記し、
最後に、佐久間勉第六号艇艇長の艇内でしたためた遺言の冒頭と最後を記して
世界の海軍が未だ忘れない佐久間勉艇長の顕彰に替える。
なお式典に出席した駐日英国大使館付武官ポール・キャッソン海軍大佐は、
スピーチの最後を、
「改めて佐久間艇長以下、第六潜水艇の乗組員が
世界に示した勇気に敬意を表することができ、光栄に思います。
彼らを決して忘れることはありません。」
と締めくくった。

(電文)
帝国海軍第六号潜水艇に乗り込んだ艇長佐久間勉海軍大尉と十三人の部下は、
死を待つ深海の底で冷静に死に至るまで持ち場を守って職務を続け、
佐久間艇長は手帳に、後世の為に事故の経過を書き残したのであります。
その佐久間艇長の武人としての高貴な態度に、世界中が驚嘆し、
さらに佐久間艇長の貴重な手記に、世界の海軍は賛嘆し、
そこに記された事故経過報告は、
日本のみならず世界の潜水艇開発に多大な貢献を為したのであります。
それ故、佐久間艇長の名は今も世界の海軍において、
日本のサムライの勇気を体現した誇りある海軍士官として語り継がれています。
そして、佐久間艇長の生まれた若狭町は、
佐久間艇長を郷里の誇りとして、
毎年、佐久間艇長遺徳顕彰式典を開催され本日に至っておられます。
これこそ、郷里の歴史と偉人を将来に伝える尊い偉業であります。
ここに謹んで佐久間艇長の郷里である若狭町に心より敬意を表し、
佐久間艇長の遺徳を偲び申しあげます。

(佐久間艇長遺言冒頭と末文)
小官ノ不注意ニヨリ
陛下ノ艇ヲ沈メ部下
ヲ殺ス、誠ニ申訳
無シ、サレド艇員一
同死ニ至ルマデ
皆ヨクソノ職ヲ守
リ沈着ニ事ヲ處
セリ、我レ等ハ
国家ノ為メ職ニ
斃レシト雖モ唯々
遺憾トスル所ハ天
下ノ士ハ之ヲ誤リ以
テ将来潜水艇
ノ発展ニ打撃
ヲ与フルニ至ラザル
ヤヲ憂フルニアリ
・・・
十二時三十分
呼吸非常
ニクルシイ
瓦斯林(ガソリン)ヲ
ブローアウ
トセシシ積
リナレドモ、
ガソリンニ
ヨウタ
一、中野大佐、
十二時四十分
ナリ、

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