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日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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キリスト教を世に問う、マザー・テレサの仮面を剥ぐ

平成29年3月22日(水)

 畏友の奥山篤信さんが
「キリスト教を世に問う!~マザー・テレサの仮面を剥ぐ」
という本を近く展転社から刊行する。

奥山篤信さんは、
京都大学工学部と東京大学経済学部を卒業し、
三菱商事に勤務してニューヨークで活躍し、
退職後の六十歳の還暦を過ぎてから、
上智大学大学院神学研究科に入学して神学修士号を取得し、
次いでフランスのパリ・カトリック大学に一年間留学した。
実に、昔の武者修行の如き求道である。
但し、その間、フランスの美味美女への求道も怠りなかった。
これが奥山さんの幅の広さである。

上智大学においても、パリ・カトリック大学においても、
奥山さんの同級生は四十歳ほど年下であった。
そして、カトリック大学での留学を終えて、奥山さんは、
これが実に面白いのだが、
完全なる無神論者となってパリから帰国し、
しばらく美味と美酒を求めてウロウロしながら、
キリスト教の偽善と欺瞞を暴いて、
西洋的なものとキリスト教的なものを、
未だに盲目的に尊重し、ありがたがり、素直に受け入れる日本に警告を発し、
日本人は堂々と教育勅語の精神を守れという結語を以て締めくくる本書を執筆したのだ。

一四九二年、コロンブスが西に向かってアメリカ大陸の西インド諸島に到着し、
同時期、バスコ・ダ・ガマが東に向かってインドに到着してから
欧米列強が、東と西から開国した我が国周辺に現れるまで、
約三百五十年を要した。
その三百五十年の間に、アジア・アフリカそして南北アメリカは、
ほぼ、欧州のキリスト教国の植民地となっていた。
キリスト教諸国は、激しい植民地獲得競争をしながら支配圏を拡大したのだ。
一四九四年のトルデシリャス条約と一五二九年のサラゴサ条約は、
スペインとポルトガルが、ローマ教皇の承認の下に、非ヨーロッパ世界、
つまり、アジア、アフリカ、南北アメリカを
如何に分配するかを勝手に取り決めたものである。
そして、その彼らの剥き出しの物欲と支配欲を
カモフラージュして覆い隠す「大義」は、
アジア、アフリカそして南北アメリカの有色人種つまり未開人を
文明化しキリスト教徒にするという
「マニフェスト・デスティニー(神から与えられた摂理)」であった。
このマニフェスト・デスティニーに包まれた白人の剥き出しの物欲連合と
十九世紀の半ばに開国した我が国は遭遇し対峙した。
そして我が国は、二十世紀の半ばまで独立自尊を守るために戦い続けることになった。

この彼らキリスト教徒が掲げるマニフェスト・デスティニー(神から与えられた摂理)、
即ち、キリスト教とは何か、が分からなければ、
我が国は、歴史戦という文明の戦いを克服できないし
自国の歴史と歩みを説明できない。

例えば、
欧米諸国による植民地支配と、
我が国による朝鮮や台湾の支配や戦時中のジャワ支配は如何に違うのか。
実は、この違いは、天と地の違いである。
しかし、キリスト教が分からなければ、我が国は、欧米との違いを弁明できない。
そして、この違いこそ、キリスト教の本質に由来するのだ。

欧米の白人のキリスト教とは、
異教徒や有色人種を人間とみなさないことができる恐ろしい宗教なのだ。
従って、欧米人は現地の植民地の民を人間とみないで支配した。
しかし、日本人は、現地人を同じ日本国民として支配したのだ。
相手を人間とみるか人間とみないか、
これ、天地の違いではないか。
また、
ナチスドイツのユダヤ人虐待と大量殺戮と同じことを
我が国もしたと言われたときに、
キリスト教の偽善と欺瞞を見抜いて隠された本質を知っておれば、
ナチスドイツのユダヤ人虐殺は、
旧約聖書にも記載されており、
キリスト教徒がかつて十字軍や宗教戦争でしていたことであるが、
我が国の精神世界には
そのような神の意志に基づく虐殺はあり得ないと言えるのである。

以上の通り、
我々は、今こそ、キリスト教の本質を知るべきである。
そうでなければ、我々は、
キリスト教を禁教にして日本を救った秀吉の慧眼も、
開国以来のキリスト教列強を相手とした
我が国の苦闘の歩みも実感し理解することもできない。

次に、奥山篤信さんの新書
「キリスト教を世に問う!~マザー・テレサの仮面を剥ぐ~」
に掲載される私の推薦の辞を掲載して、諸兄姉の一読を乞う。



 二十世紀初頭の現代史を大観すれば、ユーラシアの西端の欧州を本拠地とする白人が、
数世紀におよぶ植民地獲得競争の果てに、
アジア、アフリカそして南北アメリカのほぼ全域を支配し、
ただ、ユーラシアの東端の極東にある日本のみが、その植民地支配を受けず、
欧州列強と肩を並べて独立自尊を貫くために苦闘していた。
 では、数世紀にわたって膨張し、遂に極東に迫って我が国最大の脅威となった欧州列強が、
剥き出しの物欲と支配欲を覆うために掲げたものは何か。
それは、未開人である有色人種を文明化し、キリスト教徒にするという
「神から与えられた摂理」(マニフェスト・デスティニー)の実現である。
即ち、キリスト教は、
白人が有色人種を支配することを正当化する宗教として機能し世界史を動かしてきたのだ。
 そうであれば、さらに、
アジア・アフリカそして南北アメリカにおける白人の「キリスト教による支配」の実態は何かを問わねばならない。
それは、端的に言って、異教徒や有色人種を、人間とみなさないことができる支配である。
つまり、キリスト教とは異教徒を人間とみなさない恐るべき宗教として数百年にわたって非ヨーロッパ世界に君臨したのである。
白人キリスト教徒は、アジア・アフリカにおいて、
原住民を「家畜」として売買し、キツネやウサギの狩りを楽しむように「原住民」の狩りを楽しむことができた。我々は、オーストラリア政府が、オーストラリアの原住民であるアボリジニを「人間」とみなして人口統計に入れたのは、実に一九七六年(昭和五十一年)の憲法改正以降であったことを記憶すべきである。また、キリスト教徒は、欧州においても千年にわたって、
隣人を「魔女」や「異端」と決めつけて火あぶりにして殺戮(リンチ・テロ)してきた。
再び言うが、このような恐ろしい宗教があろうか。
 以上の通り概観すれば、ローマ帝国が三九二年に、
キリスト教を国教としてローマ帝国の支配圏に広げたことは、
二十世紀に至る人類の大惨害の発端であったと言わざるを得ない。
その上で、我が国が、このキリスト教による惨害を免れたことは、
ひとえに、キリスト教の本質を直ちに見抜いて禁令の措置を執った秀吉の決断によるものであることを思い、秀吉の慧眼に感謝し、この時にこの指導者をもった歴史に誇りをもつべきである。
当時、非欧州世界の指導者は、スペイン・ポルトガルの植民地化の尖兵で工作員であるキリシタン宣教師のもたらす利益に籠絡されてきた。
我が国の「キリシタン大名」もそうである。
しかし、秀吉だけは違ったのだ。
彼はキリシタンの口先の偽善と欺瞞に怒り、我が国の国柄すなわち國體を護った。
もし秀吉がいなければ、今、日本は日本ではない。
 そこで、本書「キリスト教を世に問う!」の著者である奥山篤信氏は、
何のために「世に問う」のか。
それは、まさに十六世紀後半の秀吉の慧眼を、
現在に甦らせて、日本を護るために「世に問う」ているのである。
奥山氏は、京都大学工学部と東京大学経済学部を卒業して、
欧米のキリスト教圏において実業の世界で活躍し、
還暦を過ぎてから上智大学神学部に入学し大学院で神学修士号を得た後、
さらにフランスのパリ・カトリック大学院で一年間学んだ。
六十を過ぎてからのパリにおけるキリスト教神学との格闘、まさに傑物だ。
そして、その格闘の末に、
秀吉と同じように偽善と欺瞞に怒り、警告の書である本書を執筆した。
それ故、本書は、荒々しく旧来からの偽善と欺瞞を誤魔化すキリスト教の美辞麗句に感心して素直に従っている戦後の風潮を殴打する。
そして、最後を、日本人は堂々と教育勅語の精神に戻れと結んでいる。
まことに、本書は、
千数百年のキリスト教文明の偽善と欺瞞を破り、
日本の伝統と文化を甦らせて将来を拓く愛国救国の書碑である。

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