大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

  • 西村眞悟 Facebook
  • 西村眞悟 twitter
  • 西村眞悟 RSS
西村眞悟の時事通信
  • HOME
  • 西村眞悟の時事通信

八月十五日の靖国神社

平成15年8月17日(日)

昨八月十五日の靖国神社は、滂沱の涙のような雨に包まれていた。

その無限の雨の雫のもとで、人々は、黙々と参拝し、思い思いに境内を歩いていた。

私も、その中の一人であった。

雨は冷たい雨であった。
既に残暑の過ぎた頃の十月下旬の冷たさであった。

 昭和二十年八月十五日と同じ、照りつける太陽の下のうだるような暑さ、白い地面、その中で頬をつたう、汗と涙。
 この例年の靖国の八月十五日の情景ではなかったのだ。

 これは、何だ。
 英霊が泣いて滂沱と流す涙か。ふと、そうつぶやいてしまう。

 では、英霊は何を悲しむのか。それは、国土と国民を守る意思と体制のない我が日本の姿を悲しむのである。
「われらは、このような祖国を出現させるために、山に海に屍を晒したのではないぞ」

 北朝鮮による日本人拉致問題が、日本の政党政治に突きつけてきた課題は、あまりにも重大であった。

 然るに、その課題から目をそらし続けてきた政党政治のつけを、これからわれわれは払わねばならない。
 国民は、やがて始まる六ヵ国協議において、当事者として扱われない被害国であるわが国の姿をまざまざと見るであろう。

 国際社会で、国民と国土を自力で守ることができないまま、怠慢を放置してきた国家が、正当な扱いを受けるはずがないのである。この当然のことを、これから見ることになる。今までは、金を出したのに、金額に見合った扱いを受けていないという不平程度で済んできたが、拉致問題だけは、そうはいかない。
 当然の朝鮮総連徹底捜査も、経済制裁も決断できなかった日本政治のレベルでは、いかに懇願しようが、生きているものが死んだことにされ、北に拉致されたものが入国の事実なしにされるのだ。これは、戦後政治が自ら招いた国の恥、屈辱である、と同時に、国民の悲劇を放置する政治の姿である。

 この政治の構成員である与野党各党の団子が、こぞって福祉の充実を図るという公約やらマニフェストやらを流す。だまされないでほしい。これほど笑止千万なことはない。
 では聞く。拉致された横田めぐみさん有本恵子さんらの福祉をいかに充実するのかと。
 まず、この切実な問いに答ええる者に、初めて福祉を語る資格があるのだ。
 よって、この切実な問い、切実で具体的な福祉の確保、これを突き詰めれば、「最大の福祉は国防である」となる。
 これが、現下の政治の課題である。このためのマニフェストを書いている政党はどこだ。

新着記事

  • 平成30年1月18日(木)
    無念、痛恨の思いで、以下の報告をする。今、私の手元に、平成29年12月吉日付けの第三七普通科連隊長より「徒歩行進訓練のご案内」と題する文書がある。この文書は、次の通り記している。・・・    ・・・……
  • 平成30年1月17日(水)
    現在、我が国の内外で、まことにバカバカしい交渉が繰り返されている。朝鮮半島では、北と南が、次のような内容の議論をしている。平昌オリンピックに、北が参加するかしないか。北が、競技とは関係の無い美女軍団を…
  • 平成30年1月11日(木)
    現在直面している我が国を取り巻く国際情勢は、実は、明治維新前後から我が国が直面した情勢と相似形であると思われる。しかも、それを克服する為の我が国国内の条件も、明治と同じにならなければ克服できないという…
  • 平成30年1月10日(水)
    昨日、一月九日、朝鮮半島の南北は同時に動いていた。南の韓国は、平成二十七年十二月末の従軍慰安婦に関する日韓合意に対する「検証結果」を発表し、同時刻、南と北は、三十八度線の南北軍事境界線の韓国内の施設に…
  • 平成30年1月6日(土)
    年頭にあたって、台湾の戦略的重要性については既に述べたが、さらに、台湾について書く。その上で、台湾と文明が全く異なる「朝鮮の南と北」が、昨年末から新年に入って、また同じことを繰り返し始めたので最後に触…

アーカイブ