大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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西村眞悟の時事通信
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年末に西郷さんを思ふ

平成26年12月29日(月)

 日々、挨拶に廻って本日を迎えている。
 毎日、いろいろな方と話をしていて感じたことは、この度の衆議院総選挙は、
 「何だったんだ」
 ということだ。

 国民の半数が投票していない。つまり、国民に無関心を決め込まれ無視された選挙である。
 国民が暗愚だからこうなったのか。国民にこの責任があるのか。
 そうではないだろう。責任は「戦後政治」に帰す、というしかない。
 と、言うことは、
 「戦後政治からの脱却」と言っていた総理大臣が、最も、戦後政治的解散をしたということだ。
 安倍総理は、戦後体制の中にいる。従って、戦後体制を完成させた。
 徳川幕藩体制で言えば、
 安倍総理は東京で育った徳川幕府の老中であり、反幕府の長州藩下級武士団の中にいるのではない。

 また、マスコミは、この度の総選挙をアベノミクスの評価を国民に問う選挙であり、
 与党圧勝の故に、アベノミクスは信任されたと評論する。
 そうであろうか。
 アベノミクスは、全国津々浦々の庶民生活の末端で、破綻しているのではないか。
 
 共産党は、庶民の不安感や経済的不遇や不平等感をエサとして勢力を伸ばすものだ。
 従って、共産党は大躍進したのではないか。
 此の度の総選挙の勝者は、共産党である。
 アベノミクスは成功しているという人士は、この度の共産党の十三議席増加の躍進を如何に説明するのか。

 今、此の度の総選挙で勝利したのは共産党であると書き、その勝利の理由を、
共産党というものは国民の庶民層の不幸をエサにして勢力を伸ばすものだからであると説明した。
 従って、もう一つ付け加える。
 自民党が勝利したのではない。
 公明党が勝利したのだ。
 その勝利の理由は、共産党と同じである。
 つまり、公明党の支持母体は、共産党と同じ土壌で勢力を伸ばす。
 総選挙が始まるや、消費税率の食料品などへの特別減税案が提示され、
 「困窮者」をそれで釣ったのが此の与党であった。

 以上が、総選挙が終わってから挨拶回りの中で感じたことである。
 それは、実は、
 アベノミクスは国民生活の末端で破綻している、
 ということだ。

 国際情勢の厳しさを忘れ、
 国内情勢の把握も不十分な中で、
 一部与党の利益のためだけに総選挙をして、
 共産と公明党を勝たせる結果を出した後の事態、つまり、新年は、
 ただで済むはずがない。
 
 中共は、戦後七十年の対日攻勢を強化する。
 そもそも、この中共の攻勢を受けて立てる体制構築の為に、
 年末の糞忙しい時に総選挙を挙行したのだと、与党で言える者など総理大臣を含めて独りもおりはしない!
 そして、これが、まさに危機の実態である!
 危機は外にあるのではなく、我が国の内にある。

 さて、
 実は私は何時も「西郷さん」、あの西郷隆盛という人のことを思っているのだ。
 
 手元には、昭和五十年の八月十六日に購入した岩波文庫の「西郷南洲遺訓」がある。
 私は、この本を鞄に入れて何時も持ち歩いている。
 そして、この度の総選挙で落選した後、
 前よりも西郷さんのことがしみじみと分かるようになったような気がする。
 
 今の私は、下野して東京から郷里の薩摩に戻った西郷さんの心境に少しでも近づきたい。

 西郷さんは、ある日、
 終日、犬を駆り兎を追って山野を駆けた。
 そして夕方に農家の風呂に入れてもらって、悠然と言った。
 「君子の心は常に斯くの如くにこそあらんと思ふ」と。
 つまり、風呂の中で西郷さんは、
 「ええ気持ちやなあ」と月を見上げて言ったのだ。

 また言った。
 道を行う者は・・如何なる艱難の地に立つとも、ことの成否身の死生に、少しも関係せぬもの也。
 正々堂々と正しく生きるこということには、上手もなければ、下手もない。

   人を相手にせず、天を相手にせよ。
   天を相手にして、己を尽くして人をとがめず、
   我が誠の足らざるを尋むべし。

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